カメラのモルトを張替え

ピッカリコニカの整備の続き。


先週からフィルムを入れてちょこちょこ試し撮りしていた。
ようやく週末で時間ができたので、今日現像とプリントに出してきた。

大半が失敗写真なのだけど、心配していた露出計の誤作動なども気になるほどのこともなく、何枚かはなかなか味のある写真になったかと思う。
古いカメラなので露出計用のボタン電池が水銀電池（1.35V）が指定なのだけど、すでに廃盤で手に入らないので、同じ大きさのアルカリ電池（1.5V）を入れている。
だから露出計に誤差があるはずなんだけど、もともとアバウトな性能のファミリー向けカメラなもんでさほど影響はない模様。



裏蓋や底に光漏れ予防のモルトが貼ってあったのだが、これが経年劣化でボロボロ。
そこで古いモルトをきれいに取り除いてから、新しいのを貼りなおしてあげた。



底も分解してから貼り直し。



今のところ、ファインダー内部にカビがあるらしくて、少し曇りがあるのと、たまにストロボのチャージがうまくいかないところがあるけど、それ以外は特に問題もないから、しばらく遊べそうだ。