毎年11月の中頃に開催される茨城県大洗町の商工感謝祭&あんこう祭り。
毎年行っているので、今年も行くつもりで、9月にはひたちなか市で宿を予約していたのだが、11月初めのミニデイでのキャンプを悪天候でキャンセルしてしまったので、キャンプ欲が我慢の限度を超えたので、ついにホテルをキャンセルしてキャンプ場を予約してしまった。
予報はあまり良くなかったが、いい方に変わってきていたのでね。
雨が降ったらいまだに未経験の雨キャンプの撤収のいい経験になるし、まあいいか。
今回はあんこう祭りがメインなので、料理は簡単にして、洗い物の負担を少なくすることを主眼に荷物を選定した。
そして16日(土)の9時過ぎにはキャンプ道具を兄貴に積み込んで出発!
クルマもミゼか兄貴かで悩んだが、雨が降ると軽トラは荷物が水浸しになるので、今回は久しぶりの兄貴でキャンプとなった。

常磐道の三郷JC付近では合流渋滞が発生していたが、他はおおむね快調に走って10時半過ぎには大洗町に到着。

大洗町のスーパータイラヤで食材の買い出しをしてから商工感謝祭のメイン会場へ。

曇り空だが出足はいいらしい。
駐車場は大洗サンビーチへ廻される。
メイン会場へは結構歩かされるが、近場の駐車場は朝イチで埋まってしまうから仕方あるまい。

メイン会場へ向かう途中でガルパンの物販会場へ寄り道。
今回はプラッツさんのブースで聖グロリアーナの校章マグネットを買い直した。
前に買ったのが、傷んできたのでね。

茨城県のローカルコーヒーチェーン、サザコーヒー。
大洗のお店で自宅用に「将軍珈琲」を買った。

大洗のシンボルタワー。
この周りがメイン会場。
今年は去年より店が増えていたと思う。

毎年会場に到着したら、とにかく駆けつけあんこう汁とあんこう唐揚げ。
どちらも500円。微妙に値上がりしてるな。
あん肝を溶かしこんだあんこう汁は濃厚な味噌ベースの汁とさっぱりしたあんこうの身が良い組み合わせだ。

あんこうカレー(600円)はターメリックライスにあんこうのナゲットとガーリックスライスがいいアクセント…と言いたいところだが、ちょっとガーリックが効きすぎだったかも。

目の前の銅板で皮を焼き、焼きたてに小豆あんを挟んだどら焼きは、熱々を二個入りで500円。
作りたてのどら焼きはなかなか食べる機会もないので、その場でひとついただいた。やっぱり焼きたては美味いな。
もうひとつはキャンプ場でのおやつにする。
とりあえず腹は満たしたので、キャンプ場へ移動する。

本日のキャンプ地はここ。
涸沼(ひぬま)自然公園キャンプ場。
写真は管理棟。この隣の駐車場に止めてから受付をする。
説明を聞いて20円で自治体指定ゴミ袋を一枚購入。
薪も一束500円とお安かったので購入。

管理棟のはす向かいにある場内の案内看板。
規約も分かりやすく掲示してある。

今回はオートサイトを予約。
各サイト電源付きという高規格。
使わなかったけど。

テントは雨が降るかも、ということでポリエステル生地のDODライダースワンポールテント。
結果からいうと、この判断は正解だった。

風が吹くと嫌なので、久しぶりにガイロープもしっかり全部張った。

広い自然公園なので、キャンプ場だけに引っ込んでいるのはもったいない。せっかくなので場内を散歩してみる。
こんな木道で湿地帯を抜けていく。

眺めは悪くない。

案内板に従って展望広場を目指して坂を上る。

展望広場からの涸沼の眺め。
天気が良ければもっと良かったんだろうけど、気持ちいい眺めだ。

涸沼はシジミ漁で有名。

こんな綺麗な楓の木もあった。

テントに戻っておやつ。
先ほど買ったどら焼きの残りとコーヒー。
冷めちゃったけど、皮がフワフワで美味いなあ。

のらくらしていたら日も暮れてきたので、おビールとつまみ。
鶏皮の唐揚げをいただきます。

焚火もいい感じになってきた。

これを一枚ずつ焚火で炙っていただく。

焚火の煙の薫りがついて、熱々で美味さ倍増だな。

そんな中、米を半合浸水しておく。
じっくりと小一時間。
少ない米を美味しく炊くには、まずはじっくり吸水させること。

お米に合わせるカレーはこれ。
南房総市千倉町のハクダイ食品のくじらカレー。
レトルトパックだから湯煎するだけでよし。

メスティンで炊き上がったご飯にカレーをかけて、はい出来上がり。
肉がツチクジラなんで、少し固いけど、旨味は強い。
夕食後は洗い物を済ませてから少しネットを眺めて就寝。

4時には目覚め、トイレで用をたしてからたっぷりのモーニングミルクティー。

朝食はタイラヤで買ったひも川うどん。
アルミ鍋の直火調理タイプ。
フィルムを剥がし、うどんのたれを入れてから加熱。

ぐらぐらと煮たってきた。
熱々のうどんが朝から嬉しい、そんな季節が来ました。
柚子と七味唐辛子を入れていただきました。
朝食後から小雨が降り始め、雨足はだんだんと強くなってきた。
あんこう祭り会場に早めに行きたいので、雨の中の撤収を強行する。テントはデカいビニール袋につっこんでまとめて持ち帰り、自宅で干すことにする。

キャンプ場は8時にはチェックアウトした。
そのまま途中のセコマで飲み物を買う。

あんこう祭り会場に到着したら、悪天候にもかかわらず、全国からよく訓練されたダメな人たちが終結中だったw
そして間もなく雨は上がり、日まで射し込んできた。雨の中強行撤収した私の立場はいったい…。

あんこう祭りのステージに蝶野が今年も来てたw

屋台を漁る。
これは大洗名物のたらし焼き。
決してもんじゃ焼きでも、ましてやゲ◯でもない。
青のりにベビースターラーメンがチープで駄菓子っぽくて良い。

昨日とは別の店のあんこう汁。
醤油ベースだが、あんこうの身はひとかけだけしか入ってなかった。
どおりで空いていたわけだ。
食後には痛車コンテストの会場へ。痛車の写真はあらためてまとめますね。

町内の商店にも人がいっぱい。

今年もこのヴィーゼル2空挺装甲車が来ていた。
トラクター改造で自走できるんだよね、これ。
プラモデルをサイズアップして実車と同じサイズにしているらしい。

作った人が積載車にこれ積んで走ってたら、警察に止められた話が好きw

継続高校の三号突撃砲G型のレプリカ。
コマンダーズキューポラが装備され、防盾がいわゆるザウコップ(豚の頭)になり、前面装甲にコンクリートを盛っているのと側面に丸太を積んでいるのが大洗女子の三突F型との違い。

BC自由学園マリー隊長の愛車、ルノーFT軽戦車のレプリカ。
今から100年以上前に、現在の戦車の基本型を確立した傑作。
車体後部に乗員と切り離した独立した機関室を持ち、車体上部に360度旋回する砲塔を持つ、というのがソレ。

車体後部に超壕用の尾橇が付いているのがレトロ感を醸し出してて、大変によろしい。

アンツィオ高校のCV33豆戦車のレプリカ。
英国カーデンロイド系統の豆戦車としてはかなりのヒット作だった。
豆戦車なんで、性能はお察しということで。

大洗名物のたかはしのみつ団子をいただきます。

みつ団子は小麦粉の団子を串に刺して甘い蜜をかけ、きな粉を降った独特の味が他にはない味。一本70円と良心的なお値段。

あんこう祭りの日のブロンズは混んでるから、鉄板ナポリタンは諦めて日を改めることにする。

劇場版で激戦地になった大洗町役場。
一通り堪能したので、会場をあとにして、帰ることにする。
自宅への土産も買いたいし、濡れたテントの後始末もあるしね。

高速で笠間市へ移動して、道の駅かさま。
笠間市の特産品である栗を購入して帰宅。
帰ってからはクラブマン兄貴の洗車と、濡れたテントを乾かすという大変な作業が待っているのでありました。