三重県南伊勢・中ノ磯展望台

ＧＷの紀伊半島ぐるり一周の旅はまだ続いてます(^^;;











前回の那智の滝を見た後は海岸沿いＲ４２を北上して三重県熊野市で一泊。

翌日も北上して伊勢志摩方面に向かいました。

最初の訪問地は南伊勢町阿曽浦地区にある小さな島で島名はわかりません。

その島の中央にあるのが中ノ磯展望台。


※写真をクリックすると拡大します






リアス式海岸の特徴である海岸線が複雑に入り組んで美しい景色が望めます。



↑島から西を向いてます。手前は島、向かい側は陸地



↓逆の東側。手前は島、右や奥は陸地。





少し移動して同じ方角（東）を見る



島と陸地の距離は100m程度と狭く、海が川のようにも見えるし湖のようにも見える。

なんとも不思議な地形でした。



実はこの島は、湾の入り口にありまして、北と南の陸地をつなぐ二つの橋が架かってます。



↑凄いアバウトな案内板（笑）



北側の橋を歩いてみる。



橋の長さは150mも無いと思います。

幅は車１台しか通行できません。

信号は無いので対向車が来るとどちらかが待つ。

私が通行した時は反対側から路線バスが来たので驚きましたね(^^;

歩道もありますが、狭いし車道より若干高いので歩くと結構怖い。



橋から東側を見る。

右側は島、左側は陸地。







海の色がめちゃくちゃ綺麗です！

反対の西側を向く。

左側は島、右側や正面は陸地。






海の底は見えないので深いのでしょう。

志摩半島のリアス式は、隆起した台地が河川の侵食によって削られて谷を作り、海に沈降したことで形成されたものです。

何千年、何万年も掛かってこのような景観が創られたのには驚きます。



実家和歌山や今住んでる横浜、そして近場の房総半島や伊豆半島ですらこのような地形はありません。

小さな島や入り江を見る機会が少ないので、いつかこの志摩半島の海岸線を走ってみたいと思ってました。

今回は三重県紀北町からＲ２６０を海岸沿いに走り、この中ノ磯展望台を経由して鳥羽市のパールロードを目指します。



Ｒ２６０はところどころ拡張されて気持ちの良いワインディングロードになってました。

ちょっと気を抜くと一気に１台半程度の狭い道になり、木々が多い茂って暗い場所もあり、この道路は飽きないです！



島の南側の橋を渡ったら漁港がありました。




入り江だから波はおだやかです。

地元のこどもたちは夏になるとこのまま海に飛び込むのだろうね(^^)



気温は朝から暑くて汗だくだったけど、

のどかな風景を見ると気持ちは清々しい！

また志摩半島に来てみたいな～




中ノ磯展望台は下図の中心（マーク部）





★高速道路・バイパス道路状況（2014年5月3日現在）

・紀勢自動車道

　紀伊長島ＩＣ以北→有料
　紀伊長島ＩＣ～尾鷲北ＩＣ→開通・無料

・熊野尾鷲道路（Ｒ４２バイパス）

　尾鷲南ＩＣ～熊野大泊ＩＣ→開通・無料





【紀伊半島ぐるりドライブ】

◆本州最南端 潮岬⇒こちら

◆紀伊大島・日トルコ友好の起点⇒こちら

◆南紀串本 橋杭岩⇒こちら

◆世界遺産 那智の滝⇒こちら