
旅行3日目後編はいよいよ沖縄航路になります。(画像多い)
宮崎に上陸して鹿児島市まで走り鹿児島新港に到着しました。
目の前には桜島はっきり見えるのね。ダイナミックだなー
3年前の
九州ドライブの時は頂上付近に雲が掛かって見えなかったので今回全景が見られて良かったです。
結構横幅あるのに驚いた。
沖縄へは鹿児島から
マリックスラインと
マルエーフェリーのふたつの会社が運航してます。
今回利用したのはマリックスラインのクイーンコーラルクロス(新造船)です。
後方に見えるフェリーはマルエーフェリー(フェリー波之上)。
それぞれの会社はフェリーを2隻所有しており毎日交互に1日1便運航してます。
■マリックスライン
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クイーンコーラルクロス(新造船) 8,000トン 全長145m 全幅24m 2021年11月就航
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クイーンコーラルプラス(旧造船) 5,910トン 全長143m 全幅21m 2008年12月就航
■マルエーフェリー
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フェリー波之上(旧造船) 8,072トン 全長145m 全幅24m 2012年9月就航
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フェリーあけぼの(旧造船) 8,083トン 全長145m 全幅24m 2008年7月就航
航路はどちらの会社も、鹿児島(18時)-奄美大島-徳之島-沖永良部島-与論島-沖縄本部-沖縄那覇(翌19時)に寄航します。
所要時間は鹿児島-沖縄那覇だと何と25時間ですよ!
昔流行った米TVドラマのジャック・バウアー 24 Twenty-Fourの1シーズン全話観終わってしまう(笑)
今回私はいろいろあって往復沖縄本部港を利用しました。
それでも約23時間掛かります。
出航は18時ですが乗船受付は13時30分~15時までです。
フェリー予約時に15時までに受付終わらせるよう厳しく言われました。なので13時に着いたよ(笑
そうこうしてるうちに沖縄に向かう陸上自衛隊の車両もぞくぞく集結してくる。
目の前の桜島が小噴火始まったみたい!
TVで放送される爆発的噴火見たかったけどこの日は小規模でした。
え?お主いつからどこから来たんや?
このまま沖縄に連れて行けないので手で掴んで近くの立木に放ちました。
昆虫掴むの久しぶりだなー
そして15時30分ごろに係員から乗船の合図が出ます。
トレーラーやトラックの乗船を見守りながらいよいよ乗船!
岸壁側の最初のスロープを上ったら船内係員が上に行けと手招きするではないか。
おぃおぃ、こっちは低床車両申告して誓約書書いてんだぞ。何だよ上とは?
でも言われるがまま上に昇るスロープに進入した。
これは何とかなるかな...とスロープを昇ったら上階フロアーとの段差が絶望的や...
スロープから落っこちるのではないかくらいに段切りの斜めに進入して、後はどうにでもなれと一旦フロントタイヤをおいて一気にエンジン吹かして勢いで通過した。
どこも擦らず何とか上のフロアーに昇ったよ。過去いちフェリーで緊張したなー
イラストで説明します。
岸壁から船内に入りスロープaで上に行けと手招きされてbは余裕だったがcがかなり厳しかった。
結局②のフロアーに昇ってバックで少し傾斜のある③に停めることになりました。
ちなみに②のフロアーはこちらです。
車高は保安基準9cmを守ってるので何とかなったけど、それ以下やホイールベースが長い車両はスロープcで腹を擦るか最悪亀になるかもしれない。
車高に不安ある方は沖縄諦めて下さい(笑)
と言うか、低床車両申告してるのだからトレーラーと同じフロアーに停めさせて欲しいぃ(T_T) y-~~~
さて、過去いちの緊張から放たれ、船内インフォメーションで鍵を受取り部屋に向かいます。
じゃじゃーん
トイレありバス(シャワー)無しの1等シングルです。
特等1等エリアには専用個室シャワールームがあり比較的混雑してないので便利でした。
大型フェリーと違い展望浴場はないので他の等級もシャワールームしかありません。
さらに1等にはハンドタオルしか完備してないのでバスタオルがない!マジカー
航路によって仕様がまったく違うな~
出航までまだ十分時間あるので船内探検してくるか。
船外へ
印象ですが船外のスペースは他の航路より若干広い気がしました。
たぶん離島が多いので勝手な想像ながら緊急時島民避難に使うことを想定してるのではないかなと思います。
種子島行きのフェリーのようですね。
2020年春に屋久島と種子島のドライブ旅行を計画していたが折しもコロナ感染が拡大して同年2月横浜港に寄航したダイヤモンド・プリンセスのニュース映像を見て旅行は諦めた。
もし行けてたらこのフェリーに乗ってたのかな。
桜島はまだ噴火してます。
そして定刻18時、沖縄に向けて出港しました!
23時間もフェリー乗ったことないので緊張するなー(笑
最後に料金の説明をば。
前編宮崎フェリーでも説明した通り、部屋のグレードアップがあるので等級差額が発生します。
今回の利用は、
マリックスライン/クイーンコーラルクロス 鹿児島⇒沖縄本部(もとぶ)港
5m未満普通乗用車、1等シングル 1名
車両(5m未満 82,200+燃料調整 8,400)+等級差額(13,930)⇒沖縄片道分
周囲に他人がいて床の雑魚寝に23時間耐えるかこの差額払って遮音された個室ベッドで快適に過ごすかの違いです。
沖縄まで23時間乗ってこの差額は激安だと思いますよ。
帰路の沖縄から鹿児島編ブログで解説する予定ですが、同じ航路(同じ港)利用であれば往復割引があり復路は車両10%OFFになります。
沖縄滞在後半は名護市本部周辺に数日滞在するのでこの往復割引を使うため往路も本部港で下船することにしました。
(HPによると行き帰りが別会社でも往復割引は使えるみたいです)
【2024 沖縄久米島ドライブ】
①Day1 沖縄旅行計画は大変だった(11/16)⇒
こちら
②Day2 まずは本州から九州宮崎へ渡る(11/17)⇒
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③Day3《前編》 宮崎上陸(11/18)⇒
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④Day3《後編》 沖縄まで24Hの船旅始まるよ(11/18)⇒
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⑤Day4 興奮の沖縄航路、そして念願の沖縄本島上陸(11/19)⇒
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⑥Day5《前編》 自走で行ける最南西端の久米島へ!(11/20)⇒
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⑦Day5《後編》 久米島(ドローン)(11/20)⇒
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⑧Day6 久米島2日目は台風並みの強風(11/21)⇒
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⑨Day7 米軍基地の街コザ(11/22)⇒
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⑩Day8 海中国道(ドローン)~伊計島~古宇利島(11/23)⇒
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⑪Day9 沖縄の成り立ちを見る・北部一周(11/24)⇒
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⑫Day10 沖縄最終日:備瀬崎(ドローン)~美ら海水族館(11/25)⇒
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⑬Day11 沖縄から再び24Hの船旅で本土に帰る(11/26)⇒
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⑭Day12 さんふらわあ志布志航路で本州へ(11/27)⇒
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⑮Day13 沖縄から無事帰還《最終回》(11/28)⇒
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【ドローン空撮 4K】沖縄・久米島ドライブ⇒
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