
TPS(テクノ・プロ・スピリッツ)にもろもろお願いしてたメンテ作業が終了したので、昨日埼玉県川越市に引き取りに行ってきた。
今回のメニューはクラッチ類交換、アイドリング不調(エンスト)、シャフトブーツ交換、ブレーキキャリパー清掃などなど。
①フライホイール・クラッチ・クラッチカバー交換
■TODA RACING 2ZZ-GE超軽量クロモリフライホイール&クラッチKIT(スポーツディスク)
スポーツディスク付KIT(バランス調整済)
・クロモリフライホイール(4.7kg/イナーシャ:0.44)
超軽量のフライホイールを実際持ったらかなり重かったヨ(゜ロ゜)
・フライホイールボルト(使い捨て:再利用不可)
スピリッツのお客さん(?)が筑波2000でMR-Sのこのボルトを飛ばした結果、最終的にミッションごとコース上に落下させたそうな(@@;
コース上にそんなの落ちてたら後続車はびっくりするでしょうに(^^;;
そんなワケで再利用しないで新品を使います
・強化クラッチカバー
・スポーツフェーシング(ノンアスベスト)ディスク
エクセディ製(^^;;
まだ慣らし状態なので何とも言えませんが、
埼玉県川越市から横浜まで主に首都高を使って帰ってくる途中、
シフトアップのタイムラグもクラッチ滑りも無くスムーズ(^^)v
②シャフトブーツ交換
表裏でグリスの種類が違うようです
③P-FC調整(エンスト対応)
まぁ、今回のメインイベントみたいなものですね。
アイドリング状態でのエンストと定速からの減速停止によるエンスト(
※)をPOWER-FCにて調整しました。
今回初めて知った事実・・・
それは
MR-Sシーケンシャル用POWER-FC(ブラッシュボーイ・オリジナル)ではP-FC側でアイドル調整が出来ないこと(ガーン
A/F計付けて確認してもらったところ、
・アイドリング時の燃料が濃い
・高中回転から減速すると燃料カットして1200rpm付近に落ちてきたら燃料噴射するがそれも濃くてかぶってエンスト
スーチャー装着に伴いインジェクター容量が大きいので1%調整してもかなりの燃料が噴いて調整がかなりシビアだったそうです。
今回A/F計を取り付けるアダプターを制作してもらったので、
別途A/F計を購入すればいつでも付けられるようにしていただきました。
ま、あまり必要性感じないけど(^^;;
川越から横浜まで一度もエンストせず、ストレス溜まらず運転できたのでこんな嬉しいことはない♪
エンスト気にしながら運転するとかなり疲れますからね。
首都高を多用する私には首都高渋滞は何かの罰ゲームかと思うくらいで乗るのが嫌で嫌で仕方なかった。
でもこの
エンスト解消によって久しぶりにドライブというか
『運転』が楽しめそう(^^)
そういえばO2センサーがキャンセルされていたようですねぇ。
2ZZ換装時に外したのかな??
センサーなくても問題ないので見なかったことに(笑)
④ブレーキキャリパー分解清掃(前後)
勝手に来やがれオフ@伊豆高原の帰り道。
伊豆スカイラインと箱根ターンパイクを久々にガッツリ走ったら、停止寸前にリアブレーキから『ゴ・ゴ・ゴー』という聞きなれない異音が発生。
通常街乗りでは発生しないのでブレーキに熱が入った時に何かしら起きてるんでしょう。
そこで前後キャリパーを分解して確認してもらったところ、
パットがローターより若干垂直方向上に付いてるので熱によりローター側に垂れてきたかもしれないとのこと。
パットの面取りを施してもらいしばらく様子見ることにしました。
⑤番外プチオフ
写真撮り忘れた~!
不要になったフロントフォグ受け渡しのため、
山田錦さんとスピリッツで久しぶりに会いました(^^!
フォグ代はいらないので
伊豆BBQオフで美味しいお肉食べさせてね(笑)
昨年GW連休のエンジン破損から秋のフェンダーガリガリに至り、やっとスタート時点に戻ったって感じですかね~ヾ(;´▽`A``
残るはPOWER-FCのさらなるセッティング。。。
ルーツ型スーチャーには無いROTREXタービンチャージャー慣性回転による吸気とA/Fの関係、そしてMR-S独自のシーケンシャルミッションコンピューターがPOWER-FCのセッティングを困難にしてる。
全開セッティングならどこのショップでも可能だと思うけど、ハーフスロットルやシーケンシャル独特のブリッピングなどは、MR-Sを知らないショップは出来ないのではないか?
V-PROも同様にMR-S+シーケンシャル+2ZZ+ROTREX仕様なんて世界探しても1台も実績ないし、その構造や特性を知ってる人なんてほんの僅かなのでV-PROもどうかな~と最近疑ってきた。
TPSも全開ならセッティング出来るけど壊れる可能性があるので及び腰。
サーキットに行かなければ現状で問題ないんだけど・・・
はてさてどうしよう(T_T) y-~~~
※注釈:定速からの減速停止によるエンスト
MR-Sシーケンシャルミッションは、トルコンオートマ構造ではなくマニュアルミッションの2ペダル構造。
この構造で例えば4速定速からブレーキを踏んで減速すると、シーケンシャルミッション専用コンピュータ(ボッシュ製)が速度と回転数を読み取りコンピュータが自動的にシフトダウンする。
そして停止すると1速に入ります。
4速→ブレーキ(ドライバー)→3速(コンピュータ)→2速(コンピュータ)→停止→1速(コンピュータ)
このように自動的にシフトダウンしてる状態では燃料はカットされ、1速に入った瞬間に回転数が落ちてエンストする症状が発生していた。
Posted at 2013/02/17 02:43:45 | |
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