2022年08月12日
MRレイアウト車の前後重量配分
気になったのでネットを検索してみました。
例外としてFRのSLS AMGと、RRの911を含んでいます。
47:53 >>> ポルシェ・ボクスター メルセデスベンツSLS AMG
46:54 >>> ポルシェケイマン
44:56 >>> MR2(AW) マツダAZ-1 フェラーリ328 アウディ・R8
43:57 >>> NSX ランボルギーニ・カウンタック
42:58 >>> MR2(SW) ポルシェカレラGT ビート フェラーリ・360&F50
41:59 >>> ランボルギーニ・ディアブロ フェラーリ・F355
40:60 >>> フェラーリ・テスタロッサ
39:61 >>> フェラーリ・F40 ロータス・エリーゼ&エヴォーラ
38:62 >>> フォード・GT40 ポルシェ・911
37:63 >>> ランチア・ストラトス
トヨタ MR2 AW11(前期)
・登場年:1984年(昭和59年)
・車両重量:950kg
・前後重量配分:44.2:55.8
トヨタ MR2 SW20
・登場年:1989年(平成元年)
・車両重量:1230kg
・前後重量配分:42.3:57.7
トヨタ MR-S ZZW30
・登場年:1999年(平成11年)
・車両重量:990kg
・前後重量配分:40.4:59.6
ホンダ NSX
・登場年:1990年(平成2年)
・車両重量:1425kg
・前後重量配分:43:57
ホンダ ビート
・登場年:1991年(平成3年)
・車両重量:760kg
・前後重量配分:42.1:57.9
マツダ オートザムAZ-1
・登場年:1992年(平成4年)
・車両重量:830kg
・前後重量配分:44:56
ランボルギーニ カウンタック LP400
・登場年:1971年(昭和46年)
・車両重量:1065kg
・前後重量配分:43:57
ランチア ストラトス
・登場年:1974年(昭和49年)
・車両重量:980kg
・前後重量配分:37:63(!)
ロータス エスプリ
・登場年:1975年(昭和50年)
・車両重量:1020kg
・前後重量配分:44:56
フェラーリ F40
・登場年:1985年(昭和60年)
・車両重量:1100kg
・前後重量配分:38.9:61.1(!)
フェラーリ F50
・登場年:1995年(平成7年)
・車両重量:1230kg
・前後重量配分:42:58
ポルシェ ボクスター(1996)
・登場年:1996年(平成8年)
・車両重量:1252kg
・前後重量配分:47:53
ロータス エリーゼ
・登場年:1996年(平成8年)
・車両重量:690kg(!)
・前後重量配分:37:63(!)
ポルシェ カレラGT
・登場年:2004年(平成16年)
・車両重量:1250kg
・前後重量配分:42:58
ポルシェ 911 カレラ S (991型)
車検証記載値):1450kg(550+900
38:62
ポルシェ ボクスター S (981型)
(車検証記載値):1390kg(620+770)
44.56
S660
前380kg、後450kg。
41:59
最もフロントヘビーなMRはポルシェの初代(986型)ボクスターで、トランスアクスルなFRと同じような重量配分になっています。
最もリアヘビーなのはランチア・ストラトスで911よりもリアヘビー。これはストラトスが異常なのか、RRでありながらエリーゼと同等のところに持ってきてる911が優秀なのか。
ボクスター・ケイマン兄弟は911を流用して開発されているので、911を優先して開発するとボクスターとケイマンはフロントヘビーになるのは仕方ないのかなとも思います。
自分が一時期同時に所有していたMRはこんな感じです。
Elise SC 38:62
981 Boxster Spyder
610/740 = 45:55
両極端ですね。
先に所有していたのはEliseの方で、Eliseは買う前に、
- 交差点でもフロント荷重を意識しないと曲がらない。
- フル加速ではフロントが浮いて接地感が消える。
- 高速道路で100km/hを超えるとフロントの接地感が消える。
などという噂を目にしていましたが、さすがにそんなことはなかったです。
ロータスオーナーは話を盛る人が多いようなので。
(もしかしたら自分のエリーゼが違っていただけで、古いS1型のエリーゼはそうなのかもしれませんが)
公道では大幅な速度違反でコーナーに侵入しない限り普通に曲がりますし、全開でもフロントが浮くほどの加速はしないし、高速道路で120km/hくらい出してもフロントの接地感がありました。
ただし前述の噂が大袈裟だというだけで、やはりリアの重さだったりMRの特性はしっかりと感じました。特に登り坂でプッシングアンダーが出やすいとは思いました。登りはリアの踏ん張り感と比較してフロントが頼りなく感じるのでフロントの接地感に合わせてアクセルを調整し、下りは自然とフロント荷重になるのでフロントよりリアのヨーを気にして走る、そんな感じでした。
公道を普通に運転するなら何も意識する必要はないですが、速く走らせようとするならMRの特性を意識する必要が出てきます。
先にエリーゼを所有してからのボクスターだったので、ボクスターの第一印象はなんかMRぽくないなぁ、でした。そしてこれは今でもそう思います。なんか普通っぽいというか。
これは別に悪いことではなくて、速度を上げていってもエリーゼほどMR特性を意識する必要が強くないので、その点では難しくないです。
じゃあフロントが重めのMRとリアが重めのMRのどちらが良いのかという件ですが、良いかどうかを無視して面白いのはリアが重い方かなと自分は思います。
正解は知らない。
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Posted at
2022/08/12 21:00:21
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