
7 水戸大橋 みとおおはし 482.5m
訪問日 令和3年(2021)11月28日
完成
・下り車線 昭和45年(1970)4月
・上り車線 昭和47年(1972)1月

1けた国道 6号線の水戸バイパスに架けられている橋です。片側2車線の快走路で、以前はスピード超過の取締が多かったのですが、最近はどうなのでしょうか。

最後の写真は、上り車線ひたちなか市側の袂の画像です。昭和48年7月となっていますが、これは上り側の橋が完成した日になります。およそ3年間ほどは、現在の下り車線のみで使用していたという記録がありますが、現在の交通量からは想像できないですね。
なお、平成10年8月に流失してしまうまでは、この橋の上から上流方向を見ると、大正時代に架けられた「(旧)寿橋」を見ることができました。
・(旧)寿橋 ことぶきばし
大正元年(1912)に、当時の陸前浜街道に架けられた橋です。平成10年(1998)まで86年間、橋としての役割を果たしてきました。大雨による流失が惜しまれます。

自分が大学生の頃は、当時の勝田市枝川地区と水戸市城東地区を行き来する際、この橋を何度も渡りました。上の画像は、城東地区側から一度那珂川の堤防を上がり、寿橋方面に向かう道路の跡です。

今回、ひたちなか市側の痕跡を探そうとしましたが、この先工事中ということで、これ以上先に進めませんでした。奥にアスファルトの跡が残っています。
(旧)寿橋についての自分の記憶は、①欄干が低かった ②アスファルト舗装はされていたが、路面が波打っていた ③どちらの袂にも、車幅を制限する高さ1mほどのコンクリート柱があった ④どちら側からも橋に向かうためには、クランク状の道路を通過していたこと 以上となります。
8 寿橋 ことぶきばし 383.0m
訪問日 令和3年(2021)11月28日
完成 平成19年(2007)12月

平成10年(1998)の流失からおよそ9年後、旧寿橋の約500m上流に、新しく架けられた、2代目の寿橋です。

橋の奥には、水戸市立城東小学校の校舎が見えます。

両側の歩道や、夜間照明など、設備が整っている橋ですが、朝夕を除くと、あまり交通量を多くないようです。
9 水郡線那珂川橋梁 すいぐんせんなかがわきょうりょう
訪問日 令和3年(2021)11月28日
完成 平成22年(2010)7月

水郡線の橋。寿橋同様、この橋も2代目の橋となっています。初代の橋梁は、昭和2年(1927)に、この橋梁よりも20mほど上流に架けられていました。

初代の橋梁は、橋脚が多く(7本)、那珂川の流れを大きく阻害していたこと也、老朽化が問題となり、架け替えられました。この架替によって、貨物駅であった「那珂川駅」(跡)近くの水郡線踏切も撤去されました。

那珂川橋梁の奥には、水府橋が見えます。この橋も2代目となりますが、詳しくは次回とさせていただきます。
次回は「水府橋」「万代橋」「千歳橋」となります。
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那珂川 橋巡り | 旅行/地域
Posted at
2022/09/17 23:52:01