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2022年10月04日 イイね!

那珂川 橋巡り⑩

那珂川 橋巡り⑩26 興野大橋 きょうのおおはし 387.3m
訪問日 令和4年(2022)2月26日
完成 平成5年(1993)5月18日



ガッチリと太い連続する赤いトラスが印象に残る、十分な幅を持つ現代的な印象を抱く橋です。

袂には、那須烏山市らしく烏のモニュメントが飾られています。また、袂には記念碑も建てられていました。

地元の図書館で歴史を調べたところ
①大正13年に私財を投じてこの近くに舟橋が架けられた②町村合併後も、町が板橋に多額の費用を投じてきた③昭和40年代半ば頃から永久橋建設の運動が起こった
ということが分かりました。

その結果、昭和61年から用地買収が始まり、昭和63年に着工、平成4年度の工事で完成したそうです。費用は18億9千万円。
旧橋である興野橋については、次項で記します。

橋上から上流方向を見ると、雪が残る那須連峰の山々が見えました。

・興野橋(跡) きょうのはし 133.0m
訪問日 令和4年(2022)9月11日





板橋の興野橋の袂跡です。この橋は、もぐり橋で大型車は通行できない幅員2.1mの小さな橋だったようです。地元の図書館には写真もありましたが、高校生が通学自転車で気持ちよさそうに渡っている写真でした。

現在の興野大橋が遠くに見えます。下流側500m程の位置にあったようです。



橋につながる道路の線形は残っていました。

西側の袂であったろう場所では、痕跡を見つけることができませんでした。しかし、橋を渡ってきて、この道をまっすぐに進めば旧烏山町内の市街地に繋がっているので、橋を渡ってきた高校生は、このまま街に向かったのでしょうね。


27 富谷橋 とみやばし 300.0m
訪問日 令和4年(2022)3月5日
完成 昭和53年(1978)7月

富山地区と谷浅見地区とを結ぶ橋で、両地区の一文字を用いた橋の名前となっています。

袂には、橋の完成を記念した石碑がありました。

記されている内容によると、昭和50年4月に着工し、昭和53年7月に完成したということです。







センターラインや、目立つ看板もありませんが、撮影中も沢山の車が行き来していました。地元の方々に必要とされている感が強かったです。

橋の上から上流方向を見ると、すぐ近くに、次の橋である大松橋が見えました。

28 大松橋 だいまつばし 309.5m
訪問日 令和4年(2022)3月5日
完成 昭和50年(1975)4月

この橋も大桶地区と松野地区とを結ぶ橋であることから大松橋となっています。富谷橋と異なり、センターラインも引かれていますが、同じく地元の方々のために架けられた橋という印象があります。









松野側の袂下には、歩行者用のトンネルがあり、那珂川の堤防沿いにウォーキングコースが整備されています。富谷橋から若鮎大橋までの約8kmのコースを楽しめるのは羨ましいと思いました。

橋上から下流川を見ると、先程までいた富谷橋を見ることができました。

29 八溝大橋 やみぞおおはし 383.0m
訪問日 令和4年(2022)3月5日
完成 昭和60年(1985)3月





八溝グリーンラインに架けられている橋です。

片方ながら歩道も完備されており、車道の幅も十分に広い橋です。



烏山側の袂には、運動公園が整備されています。

さらに、個人で集めた鉄道車両を整備・公開している資料館もあります。鉄道好きでもある自分にとっては、いつか訪問したいと考えています。

橋上から下流方向を見ると、またまた先程までいた橋「大松橋」が見えました。この辺りは、橋と橋との間隔が短いと思いました。多くが昭和50〜60年代に架けられています。

次回は「若鮎大橋」「新那珂橋(跡)」「水遊園大橋」「湯殿大橋」です。
Posted at 2022/10/09 00:22:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 那珂川 橋巡り | 旅行/地域
2022年10月02日 イイね!

那珂川 橋巡り⑨

那珂川 橋巡り⑨23 下野大橋 しものおおはし 363.0m
訪問日 令和4年(2022)2月26日
完成 昭和61年(1986)5月



那須烏山市の野球グラウンド近くにある、地元の方々の生活の橋という雰囲気が漂ってくる橋です。

橋の近くで、川の流れが大きな弧を描いていて、河川敷も広かったです。

通りがかった地元の方に、令和元年(2019)の那珂川氾濫についてお話を伺うと、この辺りは水に浸かってしまい、警察署の下まで水がきた、氾濫以降は鮎が獲れなくなったとおっしゃていました。今までも、中川が氾濫後は20年程は漁獲量が減ったから、今回も戻るまでには同じ位の年月がかかるだろうとのことです。

その後、いつもの橋を背景にしたバイクの写真を撮ろうと河原まで降りました。

河原は、予想以上に柔らかい砂でいっぱいでした。
マズイと思った時には、前後輪とも砂に5分の1程埋まってしまいました。

この写真、スタンドを使わなくても自立しているZZRです。分かりやすいように、別のアングルから撮っておけばよかったです。
JAFに救援要請の電話をかけると、到着まで1時間位かかるとのこと。待っている間に周りを見ると、ちょうど良い大きさの木の板がありました。前後輪のタイヤの後ろ側を掘ると、硬い砂になっていることを発見。少しずつ掘ってバックさせること数回、無事に脱出完了です。すぐにJAFの担当のドライバーさんに電話をして丁重にお断りました。
大型バイクで無理は禁物であることを実感しました。

24 烏山大橋 からすやまおおはし 532.0m
訪問日 令和4年(2022)2月26日
完成 平成12年(2000)3月



まるで、1桁国道に架けられているような、美しく豪華な橋で遠くからでも存在感を表している橋です。それだけ、この場所が古くからの交通の要所であったことが伺えます。





ここでも、地元の方から声をかけていただき橋にまつわる話を伺うことができました。この橋が架けられる前には「宮境橋」がすぐ上流に架けられていたとのことでした。後日調べてから、再訪した時の写真は次の通りです。

・ 宮境橋(跡) みやさかいばし
訪問日 令和4年(2022)6月19日
完成 昭和24年(1949)
解体 平成12年(2000)

烏山大橋手前の交差点の線形が、宮境橋につながる道の面影を残しています。進んでみると車両進入禁止になっていました。

CBを停めて少しだけ歩くと、橋の袂が見えてきました。

対岸にも、袂の跡を見ることができます。


対岸に移動すると、袂に記念碑がありました。大切にされていた橋だったことが伝わってきます。

奥には、先ほどまでいた対岸の袂が見えます。







河川名の青い看板に「建設省」、懐かしさを感じます。

25 境橋 さかいはし 112.7m
訪問日 令和4年(2022)6月19日
完成 昭和12年(1937)



歩道がない狭い橋ですが、なんとも美しい橋です。

この写真だけは、後日再訪して、河原まで下りて撮影した写真です。ZZRでは怖くて下りられませんでした。それにしても美しい。

書体がいい味出していると思います。

さか「ひ」です。昭和12年ですから。

橋には、4ヶ所のバルコニーまで設けられています。

文化遺産の認定を受けていることも納得です。

橋の袂には、説明板もありました。
・この橋は3代目の橋で、昭和12年に、当時の橋の設計第一人者によって作られた。
・初代の橋は明治30年(1897)に架けられた、船を並べて板を置いた舟橋だった。
・2代目の橋は大正9年(1920)に架けられた、トラス型の木橋だった。
この橋を設計した方は、隅田川橋梁群の設計者だということで、なるほどと、美しさに納得です。

次回は「興野大橋」「興野橋(跡)」「富谷橋」「大松橋」「八溝大橋」です。
Posted at 2022/10/02 23:15:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 那珂川 橋巡り | 旅行/地域
2022年10月01日 イイね!

那珂川 橋巡り⑧

那珂川 橋巡り⑧今回から、茨城県外ということで、相棒をZZRにしました。

20 新那珂川橋 しんなかがわはし 322m
訪問日 令和4年(2022)2月23日
完成 平成3年(1991)3月





茨城県と栃木県の県境近く、R123に架けられている橋です。平成初期に架けられた2代目となる橋となります。先代の橋は、100m程下流に架けられていました。

この写真を撮影した近くに旧橋がありました。ちょうど県境に架けられていました。旧道の線形も残されています。







右手に旧橋の袂跡が写っています。

対岸の袂跡



旧橋を渡ったことはあるのですが、残念ながらどのような橋であったかの記憶がありません。

21 大藤橋 おおふじばし 224.1m
訪問日 令和4年(2022)2月23日
完成 昭和37年(1962)11月



新那珂川橋から那珂川の流れを左手に見ながら、栃木県道338号線を北上してくると見えてくる橋です。那珂川沿を走っていると、川の流れの奥に見えてくる感じがとても美しく、日本の原風景と感じることができると思いました。

橋そのものも、昭和37年(1962)完成ということで、趣を感じます。

橋上の手すりが、後から1段高くなる工事が行われたようで、年月の流れを感じ取ることができます。

橋の北側の袂には、橋の完成を祝う石碑がありました。周辺地域の人々に望まれながらできた橋という印象が強い橋です。

22 大瀬橋 おおせばし 209m
訪問日 令和4年(2022)2月23日
完成 昭和53年(1978)





昭和53年(1978)に架けられたということは、40年以上も前に架けられたという事になりますが、印象としては、そこまでの古さを感じらられない橋だと思います。



橋上から川の流れを撮影しました。随分と上流まで来たなという実感です。



橋を背景に乗ってきたバイクの写真を撮影するために、河原まで降りました。下流部と違い、ゴロゴロと大きな石があるようになってきました。この日は、河原までZZRで降りるのは、車重を考えると辛いかもしれないと思いながら帰路につきました。

次回は「下野大橋」「烏山大橋」「宮境橋跡」「境橋」です。
Posted at 2022/10/01 11:33:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 那珂川 橋巡り | 旅行/地域
2022年09月24日 イイね!

那珂川 橋巡り⑦

那珂川 橋巡り⑦17 大桂大橋 だいけいおおはし 747.0m
訪問日 令和3年(2021)12月18日
完成 平成3年(1991)3月





常陸大宮市側で橋を渡るとすぐにトンネルをくぐる線形になっている橋です。そのため、那珂川を渡河する部分+堤防を超えてトンネルにつながる部分からできており、周辺の橋と比べ、かなり長い橋になっています。訪問した際、自分も歩いて往復しましたが、とても長く感じました。





橋の袂には、橋や川の名称、橋の竣工日などが記されていますが、すべて人為的に剥がされた後のようになっていました。何らかの事情かと思われますが、残念です。

18 那珂川大橋 なかがわおおはし 282.4m
訪問日 令和4年(2022)1月22日
完成 昭和24年(1949)12月





関東の嵐山という呼ばれ方もする風光明媚な場所で、常陸大宮市と城里町とを結ぶ赤く塗られた4連トラス橋です。紅葉のシーズンはもちろん、新緑のシーズンも、背景のコントラストとが美しい橋だと思います。





橋の上からは「道の駅かつら」が見えます。

完成は、昭和24年(1949)と示されています。先代の橋は大正13年(1924)5月に架けられたという記録の残っています。木造の橋で、多くの那珂川の橋が流失した昭和13年(1938)の氾濫で、同じく流失してしまったようです。





現在の橋も、2車線がやっとの狭い橋であることから、昭和53年(1978)7月に下流側に歩行者用の橋として「那珂川歩道橋」が架橋されました。

なお、令和2年(2002)1月の茨城県議会の一般質問で、周辺のR123のバイパス整備に伴い、新しい橋への架替を検討することが明らかになっています。この美しい橋を見ることができる時間も、残りわずかなのかもしれません。

19 御前山橋 ごぜんやまはし 318.7m
訪問日 令和4年(2022)1月22日
完成 平成12年(2000)10月





那珂川に架けられている橋では、茨城県で最も上流の橋です。

橋の上から下流方向を見ると、那珂川大橋を見ることができます。







平成12年(2000)竣工という比較的新しい橋です。橋の袂には、那珂川の鮎が生き生きと飾られています。
この橋は、2代目となるそうです。初代の橋は、昭和50年に架けられていたそうですですが、詳しい資料を見つけることはできませんでした。


次回からは、いよいよ栃木県に架けられている橋となります。相棒もスクーピーからZZRに変わります。
「新那珂川大橋」「大藤橋」「大瀬橋」を紹介させていただきたいと思います。
Posted at 2022/09/25 10:20:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 那珂川 橋巡り | 旅行/地域
2022年09月22日 イイね!

那珂川 橋巡り⑥

那珂川 橋巡り⑥13 国田大橋 くにたおおはし 360.1m
訪問日令和3年(2021)11月28日
完成 昭和58年(1983)4月

水戸市の飯富地区と国田地区とを結ぶ橋です。すぐ近くには、常磐自動車道が通っていて、水戸北スマートICがあります。令和元年(2019)10月の那珂川氾濫での被害が生じた地区になります。その後の堤防の整備が進んでいました。




14 那珂川橋 なかがわばし 499.2m
訪問日 令和3年(2021)11月28日
完成 昭和56年(1981)

常磐自動車道の橋です。那珂川には、自動車専用道路・高速自動車道の橋が3本架けられています。そのうち、常磐自動車道と東北自動車道の橋の名称が「那珂川橋」となっているようです。また、栃木県の大田原市と那須町の間にも、「那珂川橋」があります。つまり、令和4年には、那珂川に三つの「那珂川橋」があるようです。

令和4年には3本の那珂川橋と記しましたが、かつてはもう1本の「那珂川橋」がありました。場所は、栃木県の那須塩原市の阿油沢橋のすぐ上流になります。今では、袂を残すのみとなっていますが、阿油沢橋を紹介する時に、こちらの橋も紹介させていただきたいと思います。

この橋もスクーピーでは通れません。
背景に、水戸北出口の案内表示が見えます。

15 那珂西大橋 なかにしおおはし 464.0m
訪問日 令和3年(2021)12月12日
完成 平成26年(2014)10月

那珂市戸地区と城里町那珂西地区とを結ぶ橋です。
いよいよ、那珂川の遡上も、私が住む水戸市から離れ、隣の町に入りました。正直、50ccのスクーピーでは、往復の時間がかかってくるようになってきて辛いです。ただ、目的に着いてからの機動性の高さは、大きな魅力です。茨城県内の橋は、このままスクーピーで走破しようと思います。



新しい橋なので、しっかりとした歩道も整備されています。

橋の名称は「なかにし」ですが、城里町側の地区は「なかさい」と読むようです。なぜ、「なかにしおおはし」なのでしょうか。

16 千代橋 せんだいばし 326.5m
訪問日 令和3年12月12日
完成 昭和63年(1988)10月

自分の幼少期、父親の運転する車で河原に降りて、川遊びをした記憶がある思い出の場所です。父親を始め、周りの人も「ちよばし」と言っていましたが、正式には「せんだいばし」と読むそうです。



現在の橋は2代目となります。自分の幼少期の記憶にある千代橋(初代)は、昭和6年(1931)に架けらた208mの橋でした。欄干も低く、何だか危ない橋だなと思ったことを覚えています。昭和7年に架けられた水府橋(初代)と1年違いで架けれれたとは思えませんでした。





橋の上から上流方向を撮影した写真です。写真では分かりにくいのですが、はるか後方に那珂川源流の那須連邦の山々が見えていました。

同じく上流側の写真です。初代千代橋の袂が残っています。約100m上流側にあったようです。
初代の橋は、昭和61年(1986)8月の那珂川洪水で、橋の中央部が落下してしまいました。その後、わずか2年で2代目の橋が架けられたことからも、地域の生活や物流に大きな役割を果たしている橋であることが伺えます。

橋の上空、というか那珂川の上空を飛んでいる鳥を見かけました。詳しくないので、種類は分からないのが残念です。ここから上流の橋では、上空で円を描きながら飛んでいる鳥を、高い確率で見かけるようになりました。


次回は、「大桂大橋」「那珂川大橋」「御前山橋」です。茨城県の橋は、この3本が最後となります。
Posted at 2022/09/22 23:33:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 那珂川 橋巡り | 旅行/地域

プロフィール

「那珂川 橋巡り⑥ http://cvw.jp/b/1482932/46407996/
何シテル?   09/22 23:33
miyaken.1967です。バイクにどっぷりとはまっています。
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