
結論からいいます。 ATとMTは優劣ではなくて、好き嫌いという話だと思っています。
AKB48の前田敦子と大島優子のどちらが好きかと同じ、理屈では無いと思ってます。
軽量、シンプル、信頼性、効率、コスト全てで優れるMTだが、手動に限る点がATと異なる。
MTのそこが嫌でATにしましたと言われたら、はいそうですか、あなたの車ですから、どうぞご自由にと言うしかない。
以上で vs AT終わりでいいんだが、想いを全部吐き出すので、お付き合いください。
B7/RS4を新しくB8に買い替えないのは、お金が無いのが決定的な理由ですが(涙)、お金が有っても、パワーが有っても、8500rpmまで回っても、ATだから買い替えません。
が、2012年当時は、B8/RS4はAT(DCT)を顧客が支持するというAudiの判断だったのでしょう。 ちょっと客層が特殊ではありますが。 お金のある人は、楽で速いのが好みなんでしょうなぁ。
私の好みは、いいエンジンを自分の思うように操り、応答を楽しむことなので、ATではだめなんです。
エンジンの出力に応じて車が動いて欲しいので、駐車場でニュートラルで、1時間フンフン言わすのでは駄目なのです。
自分のペースで気持ち良くコーナーを速度をアクセルだけで制御しながら、ハンドルと相談しながらクリアしないとだめなのです。
だって、ブレーキ踏む(強い減速Gを出すと)と高価なブレーキ減るし、車が痛むので、早く走ること以外になにも良いこと無いというのが信条。
MTだったら、今となっては古典の領域に入るマツダのBPに何年でも乗れるんです。
自分が試行錯誤した、回転合わせの空ぶかしじゃないと、エンジニアがプログラムした何時でも同じ、無難なブリッピングでシフトダウンされても、何にも嬉しくないんです。
自分がシフトタイミングを失敗してガクガクしても、変速用のプログラムで完璧にエンジントルクをコントロールされて短時間でシフトされるのは嬉しく無いんです。
そう、私は変態(笑)。
最近2種類の変速機を搭載する車が減ってきています。 クルマの性能/設計/製造/管理にも有利なので変速機を固定するのは合理的な判断だと思います。
が、同じエンジンに2種類の変速機が搭載される場合は必ず、MTとATの組み合わせです。 同じグレードの車種でCVTとトルコンATが選べたり、トルコンAT とDCTが選べたりすることは、私が知る範囲では有りません。
ATは単に記号的にMTの補完の自動変速機として採用されているだけで、トルコンAT、CVT、DCT、AMTをユーザーに合わせて使い分けているのでは無い。 単に自動車メーカーの都合で、使い分けているわけであると言うことです。
8速以上のトルコンATとDCTとHVの電子制御のCVTはお金がかかっていそう。 それ以外のATは経済的な観点で、MTじゃない単に自動変速機という意味で採用されているということです。
ので、正しくは、ATが嫌いなのではなく、MTでないだけのことを目的としたATの出来が嫌いなんですね。 これにでも乗っとけ的な。
ポルシェのPDKやプリウスのCVTは、良いなぁと思います。MTの方が嬉しいけど。
PDKをもつポルシェを始め、スーパースポーツ~スーパーカーのAT比率が高い。 ATの方が速く走れるのは今や常識。
おまけに、うちの420psでもエンジンの低速マナーに相当手を焼く。 600psのターボエンジンなんか、MTではろくに発進出来ないのではないかしらん。
5年前にRS4を買った時に会社の定年再雇用の車好きのおじさんに言われたのは、「お前の車には昔の車だったらイエローゾーンが有ったんじゃないか? 昔は1500rpm以下を使わないようにイエローゾーンが有ったもんだ。」と言われた。 って位、1200rpm以下でノッキングする。
DCTを得て、運転が楽しいであろうスーパースポーツ~スーパーカーからもMTが消えていくのであろう。
当然トヨタはレクサスの2UR登載車にMTを設定するようなへまはしない。
ATの進化は進めておられる。 さすがだなぁ。
最近ポルシェが、911R、
911GT3にMTを設定した。 これ以上の速さは地球上に市場性は無いと判断した模様。 私の5年遅れですな。 私は、日本とはいえ、RS4の限界にまで挑むリスク(免許、命、事故)よりも、楽しむ価値を見出してたぞ。(ただのチキンとも言える)
で、
2011年の日本で販売された車の98.5%がATだそうな。
先にAKBの人気投票に例えたが、あっちゃんと大島優子は毎年競っていたが、98.5:1.5はもはや差?と言えるだろうか?
関西でもカールのカレー味が販売中止になるが、(チーズ+薄味):カレー=98.5:1.5ということは無いであろう。 同じ幅の陳列棚だったぞ。 VHS:βも全盛期は6~7:4~3位だったそうな。
シェア1.5%って実は世の中になかなか無い。
こうなると自動車メーカーからすると、日本市場は、もはやMTを設定する理由は無く、設定してやっているになってるのではあるまいか?
欧州、新興国はMTの需要があるので、MT車はこの世から無くならないが、日本で販売されるかどうかは、カール以上に危機的かと。 みんカラで次はMTにしようかなぁと書きこんでらっしゃる皆様。 早く手に入れないと、カール同様、市場から無くなりますよ。 嫁の壁は厚いでしょうが。
売れないグレードを設定/管理するだけで自動車メーカーには大きなコストが必要でしょう。
自動車メーカーは、会社の利益に目をつぶりMTを残してくれているということである。
車の運転は目的になりうる。 運転を楽しんで欲しいという、車好きを大事にしてくれている証/メッセージでしょう。
自動車メーカーには、少なくとも市場よりも、私の嗜好を理解していただける人は沢山要るであろう。
勿論MTの楽しさはエンジン以外にも沢山ある前提で。
どうやら一番MTシェアの高いのはマツダの模様。 ロードスターは勿論、デミオ、アクセラ、アテンザ、CX-3の多くのグレードに会社の姿勢を示すためにMTを残す。 欧州に行けばCX-5にもMTを設定している。 MTも内製しており、7%位のMTを日本国内で販売している。(2017/9 CG)
一方東のー雄スバルが意外なことに、BRZとWRX-STIにしかMTを設定していない。
CVTを作らないといけないのでしょうねぇ。 レヴォーグ、インプレッサのMTがあれば、売れると思うんですが、レヴォーグ、インプレッサのCVTを喰うだけでシェアは上がらないような気もするが。
スバルのレガシーは昔3年間ほど
H6の3LのMTを設定してくれていた。 当然全部載せの足がちがちの1グレードしかないのは残念(殺人的にハードな足回りのワゴンの2Lターボが大ヒットしたせいだと思うが、普通に走るのならスバルのフツーの足が最適なのに)だったが、分かってるな~、次の車に考えるからな、って思ってる内に、あっという間にMTはカタログ落ちしてしまった。
スバルを責めるわけにはいかない。 売れなかったんでしょう。 アイサイトとMTの相性も良くないというし。
みんなが、買ってくれないから魅力的な車が無くてさみしい。 MTが売れだしたら、すぐにトヨタがRC FにMTを設定してくれるのに。 出たら、間違って買っちゃうかも。
つづく