ITmediaビジネスのインタビューによると
――日常生活でもサーキットレースでも楽しめるスポーツカーというわけですね。スキル面でもこれまでは運転テクニックがないと乗れないというスポーツカーのイメージを払しょくしていく。クルマのマーケット自体の間口が狭くなってきているので、そうした考え方は大事ですよね。
CE:そうですね。“クルマ離れ”などと言われますが、若い人たちも含めてRC Fに乗ってもらい、その楽しさを体感してもらうためには、本当に運転スキルが高い人しか運転できないクルマでは駄目なのです。レクサスのFブランドは一般の女性でも簡単に乗りこなせるような設計になっているのです。
XG:それは「クルマに乗せられている」と言うことですよね? って、その場にいたら言いたいところだが。
B7RS4はクラッチが切りにくかったり、低速トルクが無いのでエンストしたり、低回転ではガクガクしたり、回転を合わせれないとエンジンに揺さぶられたりした。
買って3か月くらいはスムーズに運転出来ずに悩んだり、乗りたくなくなったりしたくなったけど。(笑)
それを乗り越えて車に合わせることができるようになると、あら不思議、手足の延長のように運転出来るようになり、もう車に乗せられてる感は皆無です。
アムロは最初、ガンダムを取説読みながらなんとか動かせるレベルだったのが、最期はレーザー銃の弾をよけれる(!!)位にガンダムを操れるようになるのと同じです。 RC Fはさながら、レバー2本ときのこスイッチと技の名前の音声認識で操縦できる戦隊物のロボットというところか?
ご存じのとおり、どちらも毎週ちゃんと敵と戦え、用を足していました。
頭を冷やしてRC FをRS4
(【 】内)と比較すると。
乗りやすさはクラウン譲り。 ベースはGS(クラウン)+IS C(マークX改)の合いの子でベストなものを持ってきた。 CE曰く一般の女性でも簡単に乗りこなせるような設計思想。
【1.8LのFFセダンベースの4WDを思いっきり走りにチューニング。間口狭く、自在に走るには慣れを要求】
普通に乗ってると、クラウンよりはタイトに、すっと加速する。 乗り心地は固めですっきり、段差の時の入力の角は丸い。柔らかい中にしなやかさがある。
【飛ばさなくても、意図に遅れなく加減速が自在。足回りは街中我慢ぎりぎりのレベル。段差ショックはウッとくるレベル。乗り心地は強靭がベースにしなやかさあり。 トヨタも一時期手を付けたDRCを執念深く使い続ける】
エンジンは低速では荒々しくなく、高回転で豹変する(らしい)。 回さないと何気筒エンジンがクルマのどこに存在するのか分からないくらいスムーズ。
【最初から声高に存在感あり、高回転まで突き抜ける。直4とは間違えないなぁ。LS/RC Fと同じV8とは思えない。】
内装/外装は、RS4とは手の掛け方とレベルが違う。ベースがそもそも人目を引く気ありあり。一見で特別感あり。
【ベース車との差異が素人には間違い探しレベル。外装パネルはルーフとボンネットとドア以外は新たに起こしている。】
RC Fを私好みに、内装質素にして、2眼アナログメーターにして、8500rpmまで回る低回転すかすかの高回転型エンジンのせて、MTにして、足をがちがちにして、B7RS4みたいな車にしても、市場のパイを取り合うだけ。
今は私がRS4を1台買いました。 どこかのAさんがRC Fを1台買いました。 4LクラスのV8の車が2台売れました。
→RC FがRS4みたいになる
→私はRS4とRC Fで迷うが1台しか買わない。 Aさんは、RS4みたいに乗りにくい車は要らないのでRC350を買う。
→4LクラスのV8の車は1台しか売れない。
後発のトヨタが同じ車をぶつけてこないのは、賢明なんですねぇ。 このカテゴリーのユーザー増になっているんだ。
ということで、RC Fにもいいとこある。 あるんだけど、スーパースポーツでそっちへ行くかなぁ。
このR8とNSXの関係がRS4とRC Fに置き換えられる感覚です。 もちろんRS4はR8/NSXとは格違いなのは承知してます。
RS4の良いもの感が街中を走る限りRC Fにはないんだな。 見えるところ、カタログ技術にお金がかかってるのは伝わるんだけど、肝心の車と二人三脚で走る感覚が希薄。 まぁ、簡単に乗りこなせるような設計だと言ってるし。
RC Fはハンドルとアクセルとブレーキでクルマにどうしたいか指令して下さい。 後は車側で最適に制御します。
RS4はトラクションと操縦安定性は最期は電子制御を使うけど使えないレベルまで確保。 エンジンは低速捨ててレスポンス重視で高回転ギンギンにチューン。 変速機ほとんどギア鳴きしない、正確に操作できる、かしっとした作り。 癖はあるけど、慣性力の小さいツインプレートクラッチを採用。 本気で250km/hから止める気ありありで、低速ではすぐかっくんして、いつも気の抜けない8ピストンのフロントブレーキ。 公道を走るために実用化された最高レベルの技術は個々に用意したので、あとはドライバーが自分の力量で操ってね。 うまく走れなくても、それはドライバーのせいだから。 後よろしく。 って感じ。
高い運転スキルが必要というが、運転が好きなら、こけながら自転車を練習して、苦労して自転車に乗れるようになったのと同じレベルだと思うんだがなぁ。 CEはM3/C63に乗って、ここがドイツのスーパースポーツ入門車の欠点だと思ったんですね。
RC Fのエンジンは控えめ、内装、インパネ、外観、モード切り替えスイッチで高揚感を高める。(GS Fはさらにエンジン音をスピーカーから流す) やる気になったら、アクセル踏むだけ、一般の女性でも簡単に速く、安全に、くいくい曲がるように車が電子制御する。
RS4はエンジンの存在感と排気音だけでやる気にさせる。やる気になったらクルマにそれに応える用意がある。 やる気に切り替わるのは自分。 自分が成長すると、クルマの動きが変わる。 車への入力/出力は一定。
RC Fの試乗時の印象は、クルマがいろいろ制御に手を出す。 トルクベクタリングとハンドルとの曲がりの分担がその時々で違う。 スピードと駆動力と舵角の効きが変わる印象。
モードを切り替えるとアクセルどれだけ踏んだらどれくらい加速するのか分からなかった。 ギアも勝手に変えられるし。 ので、違和感持ちながらの試乗でした。
RC Fオーナーになって車に慣れたら、ぐいぐい引き込まれていくのかなぁ??
Posted at 2016/11/19 09:37:01 | |
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