XGのブログ一覧

どうもな、釈然としない。

プレミアカーが貴重。　は分かる。
Z、GRカローラ、シビックR。
どれも、あの値段で、同じ性能の欧州車は手に入らへん。
惚れたらなら、良い車。

で、MTが希少価値。

プレミアカー　X　MT　＝　極上と言いたいみたい。


違和感１）
MTは希少なのではなく、淘汰された結果。
カローラとCH-Rの1.2T＋6MTがMCで消えた。
売れなかったんだろうねぇ。
本当にMTが欲しい人が居るのならもっと売れて良い車。
ただ、低速からターボトルクがあると、MTは成立しないのかと言うことを立証するかの様なエンジンで、口コミで売れなくなったような気もするが。
営業妨害した自覚あり。

兎に角、MTに魅力があると感じる市場であれば、MT率がアメリカに負ける訳はない。
この20年市場を賑わした車たちは、MTとは無縁の車たち。
ミニバン⇒トールワゴン⇒SUV。
いずれも運動性能に不利なボディー形状。
にアンダーパワーの実用性重視のエンジン。
こんなのが、はやってる間にMTは淘汰されてしまった。

違和感２）
早く走るならAT。GT-Rがそうじゃん。
Zだって、金掛けてATもラインナップ。
スープラだって最初はAT。
楽で速いぞAT。燃費だって悪くなかろうZは9AT。
6MTより、何時もエンジン回転低いべ。
で、アクセル踏んだらばかっ速。
420ps、0-100km/h加速4.7sのRS4に乗ってる私が思うに(笑)。
Z、GRカローラ、シビックR、ATに乗ったら早いのかも知らんが、詰まらん。
のではないかな？
30km/hからの加速に1,2,3,4,5,6速選んで全開する楽しみと、アクセルの開度をコントロールして車にギア択んでもらうのと、どっち楽しいと思う。
MTの6速全開は、それなりに気持ち良い。
ATで３速ほどシフトダウンして暖加速に気持ちよさは皆無。
30km/hで２速にシフトダウンして加速に備えてから全開にするのと、ATでキックダウンするまでタイムラグあって、変速した瞬間トルコン全開の急加速みたいなの。
どっち気持ち良いと思う。
もう、ばかっ速い車、ATで乗っても愉しくないんよ。
速いんか知らんけど。

でね３）
■LS460/RC F/LC500のV8+10AT
　捏造音は足すけども、モーターと言われてもわかないくらい、エンジンの存在感がない。
　V8積んでますという記号と、ばかっ速いのと、滑らかなのと。
　この方向なら、モーターに行けばよか。
■CX-60のL6ディーゼルターボ＋8AT
　LS460と変わらん位エンジンの存在感がない。
　CX-5,8に乗って気になった、L4横置きエンジンのプラプラ感無くすための縦置き＋完全バランスのL6で、パワーユニットの存在が消えた(笑)。
　やりすぎ(笑)。
■RS4の縦置きV8はエンジンの振動皆無の、圧力全開、アクセルの踏み加減と加速とサウンドと波動がシンクロする。
　ターボのターボバンとは別物。あれはあれで、好きな人はどうぞなんだけど。
　30km/hから、50～200psを瞬時に選べるのは、高回転大排気量NA＋MTの特権。
　運転上手くないので、これ以上速くても意味ない。
　MTで思い通りのギア比を択ばざるを得ない幸せ。
　良いエンジンは、MTに限る。
　希少価値を煽ってるんじゃないんだよ。

　私の愛した内燃機関は、幕を閉じます。
　頂点のエンジンの一つを6MTとの組み合わせで手に入れられてこの人生は幸せでした。

　生まれ変わったら、何になるかな(笑)。