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2013年08月13日 イイね!

関数電卓と扇風機

僕は土曜日から夏期休暇です。

土日はスーパー耐久を見に行こうと思っていたのですが、あまりの暑さと休み前の業務問題でめまいがしていたので、家でのんびりしてました。

今日は暇なときの定番、電気店の散歩です。
まずは関数電卓を買うことにしました。

昨今はパソコンが普及しているので、電卓の出番が少ないように感じる人もいるかもしれませんが、とんでもありません。
繰り返し計算や表計算ではエクセルの方が圧倒的に優れているので、エクセルを使いますが、円の面積や断面二次極モーメントなどの計算するときは電卓を使います。

当たり前ですが、電卓は計算をすることが主用途なので、この点ではバツグンです。
1、電源がすぐ入る
2、三角関数、ルートなどの一発選択ボタンがある
3、持ち運びに便利
4、電池長持ち(ソーラ電池付きもある)
5、ボタン押しやすい

例えば、cos30°の値を知りたいとします。
電卓の場合
1、電源入れる
2、cosを押す
3、3を押す
4、0を押す
5、=を押す
これで答えが出てきます。
5秒もかかりません。

すばらしい!!。

今、会社では7年くらい前に買った関数電卓、CASIO fx-350TLというのを使っていて、とても使いやすくて愛用しているのですが、家では普通の電卓とエクセルを使って計算していました。
しかし、関数電卓の便利さを最近ひしひしと感じるようになったので、家用の関数電卓を買うことにしました。

ということで関数電卓を買うことにしたのですが、僕が使う機能は、三角関数、対数、ベキ乗くらいしかないので、一番安いので十分です。
会社で使っているのがCASIO製なので、今回はCASIO fx-290を購入しました。

ボタン配列や配色が同じなので使いやすいです。


関数電卓購入はアっと言う間に終わってしまったので、店内をブラブラしていると、4Kテレビというのが目に留まりました。
すごくキレイでした。
20年後に買い替えたいです。

さらに歩いていると一風変わった扇風機を見つけました。
とても興味深かったです。
掃除機で有名なダイソン社製の扇風機です。

じ~っと見てみても、いまいち構造がわかりません。
風は輪っかの部分のスキマから出ていることはわかりました。
吹き出し口はわかったものの、吸い込み口がわかりません。

さらにじ~っと見ていると、店員さんが声をかけてきました。
質問はありますか?と聞いてきたので、質問してみました。
僕:”どこから吸い込んでいるのですか?”
店員さん:”下側の穴の開いている部分です”

確かに、本体の下側にφ1くらいの穴がたくさん開いているところがありました。
手をかざしてみると、そこから吸い込んでいます。
さらによく見てみると、その穴の周りにほこりがたくさんついていました。
黒い扇風機の場合はほこりが気になって気になってしょうがありません。

この扇風機って何が売りなんだろう?と考えました。
1、音・・・従来の扇風機とあまり変わりなし(ちょっと静かかも)
2、大きさ・・・従来の扇風機とあまり変わりなし
3、カッコよさ・・・カッコいいことにしよう(でもほこりが目立つ)
4、電気消費量・・・原理的にあまり違いがあるとは思いにくい
5、安全性・・・回転羽根が露出していないので安全
6、値段・・・従来の扇風機に対し約10倍(3万5千円)
7、風の質・・・脈動なし(らしい)

なので、僕にはちょっと安全性が高く、ちょっとカッコよくて、値段が10倍する扇風機としか見えませんでした。
安全性については、僕が3歳の時でも羽根に指突っ込んだら危ないことくらいわかっていたので、売りになるとは思えません。

そこで、店員さんにその点について聞いてみました。
僕:”値段が10倍するが、その価値はどこにあるのか?”
店員さん:”見た目が新しくて、安全性が高いです”

店員さんも売りがなくて困っているように見えました。
ただ、買っていく人はいるそうです。

この扇風機で僕が気になったこと。

その1:風の質

ファンが高速回転しているからだと思うのですが、脈動が極めて少ないそうです。
お店だったので、試せなかったのですが、恐らく扇風機に向かって”アー”って言っても、”ア~~”って脈動しないのだと思います。

なんということでしょう!
これでは日本の風物詩である、夏にスイカを食べながら扇風機に向かって”ア~”という子供がいなくなってしまうではありませんか!!

こんな扇風機のもっとも重要な要素を理解していない商品に従来品の10倍のお金が払えるか!と言いたかったです。
※やっぱり試さないとわからないので、今度試してきます。

その2:送風方式と消費電力

この扇風機の売りである”エアマルチプライアー”という送風方式なのですが、どうもダイソンの説明が解せません。
ダイソン曰く
”取り込んだ空気を独自のエアマルチプライアーテクノロジーで増幅させ、最大18倍の風量を生み出します。”

これ読むと、消費したエネルギ(=電力)の18倍のエネルギを持った風量を送風することができる。つまりダイソンの扇風機は省エネだと誤解する人がいるように思います。

しかし、当然ながらエネルギの変換効率は100%以下にしかならないので、実際は
ファンが吸い込んだ風量を1としたとき、扇風機全体から出てくる風量が18になるってだけです。
風量18倍=エネルギ変換効率1800%ではありません。

ファンが直接吸い込んでいる1の空気が残りの17の空気を引っ張ることで、合計18になっているので、17の空気を動かすのはファンが吸い込んだ1の空気です。

わかりにくい。
これはわかりにくい。

クルマに置き換えます。
真空中でクルマを動かします。
このクルマは電動なので、酸素がなくても動きます。
この場合、空気抵抗は0です。(転がり抵抗も0ということにします)

なので、消費されるエネルギ=クルマの運動エネルギ となります。

これを空気中で動かします。
当然空気抵抗があります。

なので、消費されるエネルギ=クルマの運動エネルギ+空気を動かすエネルギ となります。

クルマを走らせるときに周囲の空気を直接動かすつもりはなくても、クルマが動くことで周囲の空気も一緒に動いてしまいます。
ダイソンの扇風機も同じです。
ファンが直接動かしているのは1の空気ですが、その1の空気を動かすと、吹き出し口周辺の17の空気も一緒に動きます。

クルマと同様に周囲の空気が動くエネルギを供給しているのは扇風機のファンなので、周囲の空気が動くとその分、扇風機の消費エネルギも増加します。
なのでダイソンの扇風機は特別省エネなわけではありません。

ちなみに、昨今はDCモータの扇風機というのがあるそうで、風量調整が細かくできて、その分消費電力も低いそうです。ただし値段は1万円くらい。
詳細はこちらがわかりやすいです。

ダイソンの扇風機もDCモータを使っていて細かい風量調整ができるみたいなので、1万5千円くらいになったら買いかもしれません。
それまでは待ちです!
Posted at 2013/08/13 00:07:47 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2013年07月29日 イイね!

風立ちぬ

先週は仕事で予定通りの不具合が発生し、その対応でどっと疲れました。
休んでいる場合ではないものの、会社が今日まで3連休なので、のんびりお休みしました。

そんな中、土曜日はアニメ映画「風立ちぬ」を見てきました。
20:30からの上映だったのですが、お客さんはたくさんでした。

ところで、先々週は仕事でドイツの部品メーカのフランス在中でカナダ出身のエンジニアが来ていて、夜は焼肉グレートを食べに行ったのですが、その人に”日本の知ってる歌手またはスポーツ選手はいるか?”と日本語で聞いたところ(技術営業の人が訳してくれて)、”知っている人はいない!”と英語で言ってました。

しかし、宮崎アニメはおフランスでは大人気だそうです。
びっくりしたことに、宮崎アニメは全部知ってました。
さすがに未来少年コナンは知らなかったのですが、ナウシカ、ラピュタ、ハウルズムービングキャッスル(ハウルの動く城)、キキズデリバリーサービス(魔女の宅急便)などなど、たぶん全部見たことあるみたいでした。


さて、風立ちぬですが、まだ見ていない人もいると思うので、感想を書くのはやめときますが、物語の本質とは無関係な感想をひとつだけ。

タイガー計算器が登場しないのが残念でした。
 この時代、まだコンピュータも電卓もありませんから技術計算を行う際には多くの女性計算手がタイガー計算器を手回しして計算していたそうです。
 この映画では計算尺を主人公が使っているのですが、同様にタイガー計算器が出てくれば、この時代は技術計算をどれだけ苦労してやっていたかというのが今の人にもわかって良かったんじゃないかなぁって思いました。

それとちょっとわかりずらかったと思います。
計算尺も知っている人は知っているけど、知らない人の方が多いはず。

それから「沈頭鋲」(ちんとうびょう)って言葉が出てきます。
僕も初めて聞いた言葉だったのですが、鋲=リベット、ちんとう=沈頭とすぐに思い浮かんだので、
頭が沈んだリベット=頭が凸にならないリベット であると理解できました。
(ビスで言うところの、なべビスに対する皿ビスのことです)

劇中では、途中で沈頭鋲という言葉と共に、なんとなく頭の平らなリベットが出てくるのでわかる人にはわかるのですが、かなりわかりずらかったと思います。
もう少し○子供向けにもわかりやすくしてもいいかなぁ~って思いました。

この映画を見終わって、零戦について調べてたら所沢航空発祥記念館というところで「堀越二郎の生涯」という展示をしていることを知りました。
今度見に行ってこようと思います。
Posted at 2013/07/29 22:54:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2013年07月01日 イイね!

今週末は、もてぎJOY耐!

今週末はツインリンクもてぎでエンジョイ耐久レースというレースがあり、そのお手伝いに行ってきます。
お暇な方、暇でない方、ぜひ観戦にお越しください。

ところで、JOY耐で思い出されるのは、初めて参加した2003年のことです。
この年、某ショップがFitで参加していました。

このFit、燃費が良くなかなかピットインしません。
Fitが燃費がいいことはそれなりにわかるのですが、良すぎるので不思議に思っていました。
結果、ピットストップ回数の少なかったそのFitが総合優勝しました。

自分にとってはまだレースの手伝いを始めて2戦目か3戦目くらいのときで、暑い中7時間も色々作業をしていたので、レースが終了したときはかなりクタクタ、ヘロヘロでした。

レースが終わるとすぐに暫定表彰式があり、その後再車検を行ってから正式結果が出ます。
ところが、待てど暮らせど正式結果が出ません。

なんで正式結果を待っていたかと言うと、正式結果が出ないと車輌保管が解除されないため、撤収ができないのです。
とにかく疲れていたので早く帰りたい。
でも正式結果が出ないので帰れない。

すでに10年前のことなのでどのくらい待っていたか忘れましたが、2時間くらい待った気がします。
待っている間にうわさが聞こえてきました。

「優勝チームが違反をしていたらしい。」
「燃料タンクが2個あったらしい。」

そして正式結果が出ました。
トップチェッカーを受けたFitは失格になりました。
理由はうわさしか聞こえてこなかったので本当のことは知りませんが、再車検では、普通車重を測るだけなので車重がおかしなことになっていたというのが、違反発覚のきっかけだそうです。

いずれにせよ違反が確定するまでかなり時間がかかったので、違反は巧妙に仕組まれており、かつそのチームがすぐに認めなかったということだと思います。

あれから何年か経ち、レースの手伝いに行ったとき、そのショップの社長がリ○○ラなる商品を僕のお手伝いしているチームに売り込みにきました。

そのときすでにリ○○ラのことは知っていましたが、”今度はインチキ商品か・・・”と思って聞いていました。

インチキショップには気をつけましょう!!
Posted at 2013/07/01 23:21:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2013年04月23日 イイね!

一年経ちました!

僕はしつこいタイプなのですが、熱しやすく冷めやすかったりもします。
流体に例えれば、粘度は高いけど、比熱は低いという感じでしょうか?

そんな僕はまさか1年間もブログを続けているとは思わなかったものの、意外に続いていて自分でもびっくりでした。

僕は計画性がまるでないので、実現するかどうかはかなり怪しいのですが、これから1年でやりたいことを書きたいと思います。

1、サスストロークの実測と解析
 →5月1日に日光サーキットでコースデビューです!

2、ダンパー減衰力特性の勉強
 →サスストローク測定結果をもとにダンパーに求められる減衰力特性とは何か?を勉強したいと思います。

3、サーキットシミュレーションのバージョンアップ
 →コースの登り下り勾配の反映、タイヤ摩擦力の荷重特性反映、燃費計算、空力影響の反映
  これらを順次取り入れて行きたいと思います。


今後も役立ち情報、役立たず情報、ただの毒吐きなどいろいろ書きたいと思いますのでよろしくお願いします。
Posted at 2013/04/23 00:40:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2013年04月18日 イイね!

ガリレオ

昨日から放送が始まったTV番組のガリレオ。
前回の放送は1回しか見なかったのですが、面白かったので今回は録画して見よう!と思い予約しました。
しかし、気まぐれな僕のパソコンは、録画してくれませんでした。
ガッカリです。

話は変わり、今日は僕が大事にしていることを書きたいと思います。
それは理論と実測。
理論だけでもダメだし、実測だけでもダメ。
両方やって初めて意味があるものだと思っています。

こんな風に思うようになったのはいつからか?と考えてみると、それは小学生のときにガリレオの伝記を読んだときからだったように思います。

ガリレオは地動説と落体の法則で有名です。

ガリレオの生きていた時代は太陽が地球の周りを回っていると信じられていました。
この時代、地球が回っているなどと言おうものならアホ扱いです。

なぜなら、どう見ても自分は動いておらず、動いているのは太陽だからです。
でも実際は地球が回っている。(と現代では考えられています。)

もう一つ
昔は同じ高さから物を落下させたとき、重いものの方が早く地面に落下すると信じられていました。
確かに、羽毛はフワフワと宙を舞ってなかなか落ちてきません。
一方、鉄球はドスンと素早く落ちます。

でも空気抵抗の小さいものを落下させると、実際は重さに関係なくほぼ同時に落下します。

今では当たり前だと思われていることも、ガリレオが観察、測定、計算を行うまでは、全く逆の理論の方が信じられていたのです。

なので、自然界の事象は必ずしも人間の感覚どおりではなく、十分な観察と測定そして計算が大事であるということを小学生の僕は学びました。
それ以来、どちらかしかないようなことは信じません。
理論だけの場合は、”そういう説がある”程度に思うようにしています。
測定結果だけがある場合は、”そういう測定結果が得られた”とだけ思うようにしています。

人間の感覚で自然界の事象を考えてはいけないわかりやすい例はベルヌーイの法則だと思います。
ベルヌーイの法則からわかることは
「管路の途中の断面積を小さくすると、流速は速くなり、圧力は低下する。」
なのですが、これを人間の感覚で考えてみます。

たくさんの歩行者(流体)がいる通路(管路)の途中の幅(断面積)が狭くなるとどうなるか?
歩行速度が下がり、密集度合い(圧力)が高くなります。

流体とは全く逆です。
こんなの人間の感覚で考えてたらいつになっても何が正しいかわかりません。
でも、実際に流体の圧力を測定するとベルヌーイの流体の法則が正しいことがわかります。

いかにもごもっともなことが書いてあり、かつ人間の感覚的にも理解しやすいことに人はダマされやすいです。
でも実測結果があればダマされていることはすぐわかる。
なので、ダマそうとする人は実測結果があっても出しません。
計算すればわかる場合も計算結果を出しません。

測定方法が確立されていない場合や計算が困難な場合を除いて、そのどちらもない場合、相手はウソをついている、あるいは何もわかっていないと思った方がいいです。

では測定方法が確立されていない場合や計算が困難な場合、ウソをつかない人はなんと言うか?
”本当のことはわかっていないが、我々はこう考えている”と言います。
断言はせずに説を提言するだけです。
どこまでがわかっていて、どこから先が推測なのかを示してくれるものです。

フリクションを測定していないのに、フリクションが低減したと言う人。
フリクションの低減量を計算していないのにフリクションが低減すると言う人。
それを売り文句に物を売る人。

僕はそういう人の言うことは信じないようにしています。
また、自分の書く文章では、なにが実測でなにが計算値でなにが理論または推測だけなのかをはっきり書くように心がけています。
Posted at 2013/04/18 02:35:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

プロフィール

サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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