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タツゥのブログ一覧

2013年07月29日 イイね!

風立ちぬ

先週は仕事で予定通りの不具合が発生し、その対応でどっと疲れました。
休んでいる場合ではないものの、会社が今日まで3連休なので、のんびりお休みしました。

そんな中、土曜日はアニメ映画「風立ちぬ」を見てきました。
20:30からの上映だったのですが、お客さんはたくさんでした。

ところで、先々週は仕事でドイツの部品メーカのフランス在中でカナダ出身のエンジニアが来ていて、夜は焼肉グレートを食べに行ったのですが、その人に”日本の知ってる歌手またはスポーツ選手はいるか?”と日本語で聞いたところ(技術営業の人が訳してくれて)、”知っている人はいない!”と英語で言ってました。

しかし、宮崎アニメはおフランスでは大人気だそうです。
びっくりしたことに、宮崎アニメは全部知ってました。
さすがに未来少年コナンは知らなかったのですが、ナウシカ、ラピュタ、ハウルズムービングキャッスル(ハウルの動く城)、キキズデリバリーサービス(魔女の宅急便)などなど、たぶん全部見たことあるみたいでした。


さて、風立ちぬですが、まだ見ていない人もいると思うので、感想を書くのはやめときますが、物語の本質とは無関係な感想をひとつだけ。

タイガー計算器が登場しないのが残念でした。
 この時代、まだコンピュータも電卓もありませんから技術計算を行う際には多くの女性計算手がタイガー計算器を手回しして計算していたそうです。
 この映画では計算尺を主人公が使っているのですが、同様にタイガー計算器が出てくれば、この時代は技術計算をどれだけ苦労してやっていたかというのが今の人にもわかって良かったんじゃないかなぁって思いました。

それとちょっとわかりずらかったと思います。
計算尺も知っている人は知っているけど、知らない人の方が多いはず。

それから「沈頭鋲」(ちんとうびょう)って言葉が出てきます。
僕も初めて聞いた言葉だったのですが、鋲=リベット、ちんとう=沈頭とすぐに思い浮かんだので、
頭が沈んだリベット=頭が凸にならないリベット であると理解できました。
(ビスで言うところの、なべビスに対する皿ビスのことです)

劇中では、途中で沈頭鋲という言葉と共に、なんとなく頭の平らなリベットが出てくるのでわかる人にはわかるのですが、かなりわかりずらかったと思います。
もう少し○子供向けにもわかりやすくしてもいいかなぁ~って思いました。

この映画を見終わって、零戦について調べてたら所沢航空発祥記念館というところで「堀越二郎の生涯」という展示をしていることを知りました。
今度見に行ってこようと思います。
Posted at 2013/07/29 22:54:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2013年07月01日 イイね!

今週末は、もてぎJOY耐!

今週末はツインリンクもてぎでエンジョイ耐久レースというレースがあり、そのお手伝いに行ってきます。
お暇な方、暇でない方、ぜひ観戦にお越しください。

ところで、JOY耐で思い出されるのは、初めて参加した2003年のことです。
この年、某ショップがFitで参加していました。

このFit、燃費が良くなかなかピットインしません。
Fitが燃費がいいことはそれなりにわかるのですが、良すぎるので不思議に思っていました。
結果、ピットストップ回数の少なかったそのFitが総合優勝しました。

自分にとってはまだレースの手伝いを始めて2戦目か3戦目くらいのときで、暑い中7時間も色々作業をしていたので、レースが終了したときはかなりクタクタ、ヘロヘロでした。

レースが終わるとすぐに暫定表彰式があり、その後再車検を行ってから正式結果が出ます。
ところが、待てど暮らせど正式結果が出ません。

なんで正式結果を待っていたかと言うと、正式結果が出ないと車輌保管が解除されないため、撤収ができないのです。
とにかく疲れていたので早く帰りたい。
でも正式結果が出ないので帰れない。

すでに10年前のことなのでどのくらい待っていたか忘れましたが、2時間くらい待った気がします。
待っている間にうわさが聞こえてきました。

「優勝チームが違反をしていたらしい。」
「燃料タンクが2個あったらしい。」

そして正式結果が出ました。
トップチェッカーを受けたFitは失格になりました。
理由はうわさしか聞こえてこなかったので本当のことは知りませんが、再車検では、普通車重を測るだけなので車重がおかしなことになっていたというのが、違反発覚のきっかけだそうです。

いずれにせよ違反が確定するまでかなり時間がかかったので、違反は巧妙に仕組まれており、かつそのチームがすぐに認めなかったということだと思います。

あれから何年か経ち、レースの手伝いに行ったとき、そのショップの社長がリ○○ラなる商品を僕のお手伝いしているチームに売り込みにきました。

そのときすでにリ○○ラのことは知っていましたが、”今度はインチキ商品か・・・”と思って聞いていました。

インチキショップには気をつけましょう!!
Posted at 2013/07/01 23:21:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2013年04月23日 イイね!

一年経ちました!

僕はしつこいタイプなのですが、熱しやすく冷めやすかったりもします。
流体に例えれば、粘度は高いけど、比熱は低いという感じでしょうか?

そんな僕はまさか1年間もブログを続けているとは思わなかったものの、意外に続いていて自分でもびっくりでした。

僕は計画性がまるでないので、実現するかどうかはかなり怪しいのですが、これから1年でやりたいことを書きたいと思います。

1、サスストロークの実測と解析
 →5月1日に日光サーキットでコースデビューです!

2、ダンパー減衰力特性の勉強
 →サスストローク測定結果をもとにダンパーに求められる減衰力特性とは何か?を勉強したいと思います。

3、サーキットシミュレーションのバージョンアップ
 →コースの登り下り勾配の反映、タイヤ摩擦力の荷重特性反映、燃費計算、空力影響の反映
  これらを順次取り入れて行きたいと思います。


今後も役立ち情報、役立たず情報、ただの毒吐きなどいろいろ書きたいと思いますのでよろしくお願いします。
Posted at 2013/04/23 00:40:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2013年04月18日 イイね!

ガリレオ

昨日から放送が始まったTV番組のガリレオ。
前回の放送は1回しか見なかったのですが、面白かったので今回は録画して見よう!と思い予約しました。
しかし、気まぐれな僕のパソコンは、録画してくれませんでした。
ガッカリです。

話は変わり、今日は僕が大事にしていることを書きたいと思います。
それは理論と実測。
理論だけでもダメだし、実測だけでもダメ。
両方やって初めて意味があるものだと思っています。

こんな風に思うようになったのはいつからか?と考えてみると、それは小学生のときにガリレオの伝記を読んだときからだったように思います。

ガリレオは地動説と落体の法則で有名です。

ガリレオの生きていた時代は太陽が地球の周りを回っていると信じられていました。
この時代、地球が回っているなどと言おうものならアホ扱いです。

なぜなら、どう見ても自分は動いておらず、動いているのは太陽だからです。
でも実際は地球が回っている。(と現代では考えられています。)

もう一つ
昔は同じ高さから物を落下させたとき、重いものの方が早く地面に落下すると信じられていました。
確かに、羽毛はフワフワと宙を舞ってなかなか落ちてきません。
一方、鉄球はドスンと素早く落ちます。

でも空気抵抗の小さいものを落下させると、実際は重さに関係なくほぼ同時に落下します。

今では当たり前だと思われていることも、ガリレオが観察、測定、計算を行うまでは、全く逆の理論の方が信じられていたのです。

なので、自然界の事象は必ずしも人間の感覚どおりではなく、十分な観察と測定そして計算が大事であるということを小学生の僕は学びました。
それ以来、どちらかしかないようなことは信じません。
理論だけの場合は、”そういう説がある”程度に思うようにしています。
測定結果だけがある場合は、”そういう測定結果が得られた”とだけ思うようにしています。

人間の感覚で自然界の事象を考えてはいけないわかりやすい例はベルヌーイの法則だと思います。
ベルヌーイの法則からわかることは
「管路の途中の断面積を小さくすると、流速は速くなり、圧力は低下する。」
なのですが、これを人間の感覚で考えてみます。

たくさんの歩行者(流体)がいる通路(管路)の途中の幅(断面積)が狭くなるとどうなるか?
歩行速度が下がり、密集度合い(圧力)が高くなります。

流体とは全く逆です。
こんなの人間の感覚で考えてたらいつになっても何が正しいかわかりません。
でも、実際に流体の圧力を測定するとベルヌーイの流体の法則が正しいことがわかります。

いかにもごもっともなことが書いてあり、かつ人間の感覚的にも理解しやすいことに人はダマされやすいです。
でも実測結果があればダマされていることはすぐわかる。
なので、ダマそうとする人は実測結果があっても出しません。
計算すればわかる場合も計算結果を出しません。

測定方法が確立されていない場合や計算が困難な場合を除いて、そのどちらもない場合、相手はウソをついている、あるいは何もわかっていないと思った方がいいです。

では測定方法が確立されていない場合や計算が困難な場合、ウソをつかない人はなんと言うか?
”本当のことはわかっていないが、我々はこう考えている”と言います。
断言はせずに説を提言するだけです。
どこまでがわかっていて、どこから先が推測なのかを示してくれるものです。

フリクションを測定していないのに、フリクションが低減したと言う人。
フリクションの低減量を計算していないのにフリクションが低減すると言う人。
それを売り文句に物を売る人。

僕はそういう人の言うことは信じないようにしています。
また、自分の書く文章では、なにが実測でなにが計算値でなにが理論または推測だけなのかをはっきり書くように心がけています。
Posted at 2013/04/18 02:35:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2013年04月12日 イイね!

総合診療医ドクタ-G

こんばんは。
今週はあっと言う間に終わってしまいました。

帰ってきてふとテレビをつけたら、NHKで総合診療医ドクターG(番組名)が放送されていました。
3年くらい前から何度か放送されている番組です。

ということで、今日はバツグンTV番組の紹介です。
僕は医療については全く興味も関係もないのですが、この番組は見始めたら最後まで見てしまいます。
僕のように医療にまるで興味がない人にも、とてもオススメの番組です。

何がオススメなのかと言うと、なんだかよくわからない病気の症状から病名を探るという内容なのですが、症状から病名を考えていく過程で、患者の症状を観察、問診し、深い知識を駆使して、論理的に考えることでようやくなんの病気かわかっていくところがとても勉強になるのです。

これはクルマの不具合対策にもそのまま応用できます。
まずは不具合事象をしっかり観察すること。ドライバーから不具合事象について聞くこと。
クルマに対する知識が十分あること。
論理的に考えること。

どちらも求められていることは同じです。


以前の放送で出演していたお医者さんが言っていたことを紹介します。

「まずは生死にかかわる病気かどうかを疑うこと」

僕はこの言葉を聞いてから、クルマの不具合でも同じように考えることにしました。
「まずは生死にかかわる不具合かどうかを疑うこと」

例えば、足回りから異音がしていたとします。
その原因がホイールナットの締め忘れやアーム類の締結ボルトの緩みだとします。
最悪事象はタイヤの脱落やアームの脱落なので、場合によっては壁に激突したり崖から落ちて死んでしまいます。
従ってタイヤの脱落やアームの脱落などの可能性がある部分をまず始めに点検しなければなりません。

病気の場合だいたい始めはカゼだと思って様子をみるわけです。
でも、その間に病気は進行していって本当の病名がわかったときにはすでに時遅しという状態です。
クルマも同じです。
タイヤが脱落してから異音の原因がわかっても遅いのです。

とにかく色んな観点で勉強になるので時間のある方は是非見てみてください!
ついで病気や人間の体についてもお勉強できてしまう一石二鳥のオススメ番組です。
Posted at 2013/04/12 23:56:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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