失敗しますたシリーズその2です。
シリーズ?
先日行った実家方面のツーリングの際、
帰路をスイスイスイ~っと気持ちよく流していたところ、
社外レブモニターの赤ランプがピカピカピカ~っと点滅していることに気が付きました。
(赤ランプ点滅は任意で設定ができるため、水温95.0℃以上で点滅するように設定してあります。)
ん?と思い水温表示を確認すると、
99.0 ℃!!
うぉお!?
渋滞時でもこんな上がったことないし、スイスイ走ってて何で?なんで?(焦)
すぐさま目の前にあった道の駅へ退避。
Pちゃんを木陰の駐車場へ止め、しばし観察。
驚いた頭でいろいろ原因を色々考えましたが、
疑わしいのは、先日DIYにて行ったラジエーター液の交換作業。(5/3実施)
なので、まずはそのあたりを点検してみました。
・エンジン周りの臭い→特に異臭なし
・エンジン周りの雰囲気温度→いつもより高め
・ラジエーター液漏れ→なし
・ラジエーター液リザーブタンク容量→適正量あり
・ラジエーターキャップの弛み→なし
・ラジエーター側ドレンボルトの弛み→なし
・シリンダー側ドレンボルトの弛み→なし
と、外観からは特に大きな異常は見当らなかったのです。、
とりあえずタバコとコーヒーで一服しながら30分ぐらいPちゃんを休ませた後、
夕方からは飲み会もあるため、再起動し自宅まで戻りました。
再起動後は、それまでより500rpmほど低い回転数に抑えて走行しましたが、
それでも95℃ぐらいまで上昇するため、やはりいつもと違う感じでした。
翌日、早速トラブルシューティング!するぞ!
の前にネットでラジエーター液交換DIYについて検索検索・・・・・
すると、「新しい液を注入後はエア抜きをしっかり行うベシ!」
と、多くの方が書かれていました。
うーん、サービスマニュアルを見てちゃんとエア抜きやったんだけどな・・・・・。
とはいえラジエーター液交換前には水温異常がなかったことを考えると、
水温上昇原因の№1候補がエア噛みだったので、
更に検索、
アーツさんのブログに漂着
「ホースをモミモミしないとエアーが完全に抜けない」
とあるのを発見。(勝手に引用してすみません。)
これだ!と思いました。
で、早速取りかかりました。
本来なら、一手間かけて現状維持でホースモミモミを行いエアーが出てくるかの
確認をするべきなのですが、新しい液に交換することにしました。
新しい液を準備し注入
ホースをモミモミ

ゴボゴボと空気の泡が出てきます。
エンジンかけたりしながら更にモミモミ

マフラーでヤケドをしないように気を付けてモミモミ。
写真の手で触っているホースをモミモミすると一番泡が出てきました。
前回は10分ぐらい時間をかけてアイドリング-スロットルスナッピングを繰り返し行いましたが、
今回は30分ぐらい時間をかけて、更に時々モミモミしながらのエア抜きです。
モミモミした時は、ボコボコボコッと気持ちいいぐらいに泡が出てきます。
前回よりも大幅に泡の出てくる量が多く、この作業中に水温上昇の原因はエア噛みと確信。
で、作業後に試運転。
結果良好でした~☆☆☆(嬉)
ただ疑問点として残るのは、
おいらの乏しい知識では、水系ポンプがエア噛みした場合、水を循環させることができない状態に
陥り、即ち水温異常がすぐに表れるハズなのでは?という考えとマッチしていません。
なので、ポンプにエアが噛みこんでいるのではなく、循環経路のどこかに空気が留まり、
循環水量の妨げとなっていたと捉えることにしました。
【今回の教訓】
「サービスマニュアルは、
本来整備士などの知識や経験を持った人が活用するものであり、
素人は、サービスマニュアル通りだからと安易に安心するべからず!」
これに懲りず、大事にだけは至らぬよう今後もDIYを楽しみたいと思います。(ボソッ)
Posted at 2013/05/19 18:48:31 | |
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