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　ティーダの乗り心地改善のためにフロアサポートバーを先日導入しました。とりあえず500kmくらい乗ってみましたので、現時点での感想を書いてみます。

　まずは自分の運転状況から。行動範囲のうち半分くらいが東名高速道路・首都高速で月間2000kmくらい走ってます。走り屋さんというわけではなく、単に通勤＋アルファで乗るくらいです。車に乗るのは比較的好きですが、無目的に(車の運転そのものを目的として)運転することはありません。また、運転は安全重視で、急ブレーキ・急発進はしませんし、基本的に他車の割り込みには寛容です(特に、日産車・トラック・バスには気を使ってます)。最近は瞬間燃費や平均燃費が表示されるのでエコ運転も心がけるようになりました。


　先に結論ですが『標準品から取り替える価値(コストパフォーマンス)はある』です。


　フロアサポートバーを取り付ける前には、段差を越えると、大きい揺れではないのですが、振幅幅がごく僅かで長周期の揺れが長い時間続く(=収束する前に次の段差で揺れが加算されることを繰り返す)感じがして、微妙に不愉快でした(快適ではないというほうが近いかも?)。とは言え、同乗している妻はとくになにも言わなかったので人に依るのかも。

　フロアサポートバーの取り付け後は、底面が一枚の板になった様に感じます。そのため、路面や速度などの状況から感じる衝撃(インフォメーション)と、ドライバーが直感的に感じるショックやタイミングが一致するようになりました。
　ただ、前後の相対評価になりますが、装着前のほうが衝撃の強さは弱かった気がします。揺れについて、装着前は「弱いけど長く続く」、装着後は「最初ガッとくるけどすぐに収束する」感じです。総体のエネルギー量は等価なので配分を変えたという感じでしょうか。そもそも、単なる溶接したバーなので、どこかでエネルギー送料を減じてくれるような魔法の品ではないので当たり前ですけどね^^;。

　高速道路での乗り心地については、以前あったフワフワ感は相当に低減したと思います。普通に乗れる車という感じです。一般道については、路面の粗さを拾うことが多くなったので乗り心地はほんの僅か悪くなったかも。

　とは言え、妙な違和感は無くなったので「ああ、これくらいの荒い路面ならこう揺れるよね」と納得できるようになったのは大きいです。これは、言い換えると「乗り心地がよくなった」というよりも「乗り心地に納得できるようになった」ということです。





　まあ、妻は取り付け前も後もなにも言わないので、気にならない人は気にならないのかもしれませんが(笑)。