
お立ち寄りありがとうございます。
最近プラモデルネタばっかりですいません。
また、プラモデルネタです。
前回のブログで親友より、ネタフリをいただきましたので、
今回は、カーモデルの塗装基本編をお送りしたいと思います。
無理っくり、メカニックんシリーズにしてやろうかと、
思いましたが、「プラモデルだろ!」と、
ブーイングいただきそうなので止めました。(笑)
助手席側のシートベルト施工も終わって現在こんな感じ。
今晩は、ドアパネルとロールケージに進みます。
前ブログで、デンさんより塗装方法のコメントをいただきましたので、
写真撮影しながら、進めてみました。
今晩のパーツはコチラ。まずは、ゲート切り離しですが・・・。
ゲート際で、カットするのでは無く、大きくゲートを残してまずは切り離す。
実は、ここから、塗装の下準備は始まってます。
次は、大きいゲートを、
小さくなるようにカット。パーツ本体に、クラックが及ばない様に。が基本です。
特に、こういうゲートは要注意。雑に扱うと、パテ打たないといけなくなります。
ざっくり、小さくしたゲート。
ここからは、デザインナイフの出番です。
いつでも、良く切れる状態を保つ為、替刃はたっぷり用意しておきましょう。
ロールケージを例に進めますが、デザインナイフを使って、
少しずつ小さくしたゲートをフラットになる様、切削していきます。
深く掘り込まない様、少~しずつが基本です。
先っちょの危険なゲートもデザインナイフで少~しずつ切削して、整形して行きます。
切削後は、チップ欠け防止の為、ナイフの腹で、エッジを少し撫でておきます。
手前が切削前、奥が切削後。
次は、分かりやすい様、墨入れてますが、パーディングラインの除去。
ロールケージはもちろんパイプで作成してる訳ですから、こんなラインはありません。
消す事によって、本物に近づきます。
こういった小物のパーディングラインは、ナイフの刃で薄~く削るのが楽です。
ゲート除去、パーディングライン消しの終わったパーツ。
削った部分は、表面を滑らかにする為、1000番で撫でておきます。
これで下準備完了。
ちなみに、ボディ外装は、サフ吹きもしますが、
カーモデルの小さいパーツは、サフ吹くとエッジが甘くなって、リアル感が失われ、
トミカみたいになってしまうので、サフ無しで表面処理するのがカーモデルの基本です。
では、塗装準備。クリップを使って、接着すると見えなくなる所を摘まんで、
固定します。ざっくりイメージはこんな感じ。
間違っても、この手のクリップを使わない様に!
クリップの先が丸くなってるので、
小さいパーツなんかは飛んでイスタンブ~ル、恨まないのがル~ル~です。(笑)
ドアパネルも同様に、クリップで。
これで、塗装準備完了。
ちなみに私は、塗装の際は、黒い厚紙を塗装用の下敷きにします。
これだと、塗料やシンナーを撒いたりこぼしたりしても、吸い込みながら、
乾燥してくれます。試し吹きも分かりやすくてGOODです。
ちなみに、このサイズで、ダイソーで3枚組108円です。
今回は、塗装しないんですが、ホイールなんかは、楊枝を使います。
太さが合えばいいんですが、合わずにグスグスな場合は、
ちょこっとマスキングテープを巻くとOK。
こんな感じで挿して、
ニッパーで頭跳ねたらOK。
塗装後の固定はこんな感じです。
デスクにマグネットシートを貼っておくと、ちょっと重いパーツでも、
しっかり保持してくれます。
細すぎて、刺さらないパーツは、
先を跳ねて、
挿せばOKです。
色番号確認して、塗料作ります。
ロールケージはシルバー。ドアパネルはセミグロスブラックですが、
私はラリーカーの内張りは、フラット仕上げしますので、艶消しの黒です。
塗料はこれぐらい。
1:1でシンナーで薄めます。エッジを殺したく無い超極小パーツは、シンナーの量で、
塗膜厚を調整します。
後はカップに入れて、
試し吹き。ここで噴射量の調整をしておきます。
シングルアクションしか持って来て無いので、ニードル調整するだけです。
エア圧は一定で、エアは出っぱなしです。
カーモデルの小さいパーツやガンプラは吹き付け後表面をすぐ乾燥できるので、
大抵シングルアクションを使います。
グラデーション入れたりする時は、やっぱりダブルの方が便利です。
吹き付け開始。
出来上がり。
ちなみにガンプラのMGのインナーフレームなんかを、一発で塗る時は、
大きいクリップとマグネットシートでほぼ無敵です。♪
ロールケージ完成。
次は、ドアパネル。シルバー同様に希釈して、
吹き付け。
塗装終了。
次は、ドアパネルのデカール貼り。
ピンセットで位置微調整して、
ベビー綿棒で水抜きしていきます。
水抜きが終わったらマークソフターで、密着度を上げておきます。
後は、はみ出してるデカールをデザインナイフでカットして、剥がしたら、
完成。
これで、ベース塗装とデカール貼りは完了。
後は、ドアパネルに付いてるモッコリの色を、ネットで確認します。
便利になりましたね~。
調査の結果、ニーパッドの様なので、シートと同色でポイント塗装します。
おそらくドアノブだと思うんですが、画像で確認するとシルバーみたいなので、
こちらも面相筆でピックアップしときます。
ついでに、立体感とメリハリを出す為、ダークグレーで墨入れも施します。
後は、パーツの取り付け。
通常の接着剤は、はみ出さない様、面の中央に帯で塗るのが基本です。
メインの接着が終わったら、エッジ部分に流し込み接着剤を打って完成。
ロールケージも付けて、今晩の作業終了。
かなり、リアルに仕上がったのではないかと、個人的には満足しております。
組み立て説明書によると、次はホイール塗装です。ボディ塗装はまだまだ先みたいです。(笑)
という訳で、デンさん、こんな感じです。
まずは、タミヤさんのもともと出来の良いキットからスタートすると、良いですよ。
基本的に加工や、ヒケ・バリ修正がほとんど必要無いので、色塗るだけで、
かなりの完成度が得られます。ただ、プラ厚があるので、スケール感という点では、
hasegawaさんの方が、よりリアルです。逆に、タミヤさんは重厚な見た目となります。
FOCUS RS MKⅠなんかは、両メーカーから出てるので、作り比べるのも、
楽しいかもしれません。是非、一度チャレンジしてみて下さい。
メカのお勉強にもなって一石二鳥!(^^)v
最後までご覧いただきありがとうございました。