とっさん165のブログ一覧

お立ち寄りありがとうございます。

本日はとうとう9日目。残り1日となりました。
ずっとお立ち寄りいただいてるみなさんは、
そりゃ終わらんだろ！欲張り過ぎだ！
と、思われてる事でしょう。(笑)

私もそう思います。(爆)
ですが、コツコツと続けるのです。
今日は、カム乗せです。





まずは、オイル差しの用意。いつものモーターアップです。



次は、今更？のノーマルカムと戸田264°のプロフィールチェック。



純正。



戸田264°リフト量は変わらず。



カム山はこんな感じ。純正は、240°ぐらいですかね？忘れた。(￣▽￣;)



まずは仮乗せ。さすが戸田さん。純正と違ってカムが前後に動かない。(笑)



ちょっぴり、バルタイも触るので、調整式プーリーも準備。



トルク設定は、190kg・cmなので、18.6Nぐらいで。



IN側取り付け終了。



で、純正組む時もなんですが、今後、プロフィールの違うカム組む時は、
参考にして下さい。って事で、手順一式を。

カムジャーナルの油差しは、ドバっとでは無く、薄く指で塗り広げる感じです。
ボルトのネジ部先にも一滴たらして指で回すが基本です。滴るのはNG。



ボルトが変わっちゃうと、クリアランスが微妙に変わっちゃう恐れがあるので、
外したジャーナルキャップも同じ位置に同じボルトを戻せる様、
輪ゴムでセットにして、保存しておきましょう。



まずは、カム乗せて、ジャーナルキャップ乗せて、
ボルトを指で締められる所まで締める。



次は、サービスマニュアル通りの順番で、仮締めして行く訳ですが、



サービスマニュアルに、1番目はココ締めろ！と書いてますが、
いきなり1番目だけ締め上げては行けません。



隙間が均等に閉まっていく感じで、手にトルクを感じたら、
次の順番のジャーナルへ移ります。
締め込みの順番が定められているのは、カムとジャーナルが歪むのを防ぐため。
自分の手で感じて歪みそうだ。と思ったら、締め込み順序は無視してOK。
もちろん、本締め前の仮締めでの話しですよ。♪



仮締めが終了したら、トルクレンチで本締めです。
これは、締め込み順序を必ず守って下さいね。



これでカム取り付け終了。



で、ここからがサービスマニュアルには載ってない、
車上カム交換時のワンポイント。
横置きエンジンは、タイミングチェーンでない限り必ずこの方法を取るのが吉です。
要はカムシールなんですけどね。特に3S-GはIN側のスペースが無くて、
叩き込めません。また、叩き込まずに指圧でスポっと収まっちゃう様だと、
必ずオイル漏れを起こします。



これを防ぐには、一旦、1番ジャーナルキャップ外して、キレイに脱脂。



ジャーナルキャップ側もキレイに脱脂して、縁に液パッキンを薄～く塗り広げます。
オイルラインに液パッキンが入り込まないように気を付けてください。



オイルシール側にも薄～く、半周分塗り広げます。
これで準備ＯＫ。



先に、カムシールを押し込んで、



ジャーナル被せて、本締めを行います。



仕上がるとこんな感じ。カムジャーナルと違い、オイルシールジャケットは、
そんなに精度良く仕上げられてる訳では無いので、カムシール替えたのに、
また漏れてる。って方は、ま～、大抵これが原因です。参考までに。



次は、カムプーリー付けて、ベルト張って、



クランクプーリーに全周分度器付けて、バルタイ調整。
今回は264°なので、アイドリング安定優先で、オーバーラップを広く取らず、
EX側だけ、ちょっと詰めました。どうせ、レブリミット解除する訳でも無く、
上で燃料足らなくなる可能性大ですからね。Dジェト化か、燃圧上げたら再調整です。



デスビも取り付けして、点火順序とタイミングの確認。ＯＫ。



次は、地獄のシム調整。



サクサクっと測ります。
今回は、狭めで欲張って詰めてやろうと思っております。この時点では。(笑)



頑張ってやっておりますが、



結果。こんな感じ。EX側は詰める事が出来ましたが、
IN側は、3mmオーバーのシムが品切れで撃沈。
一応、各バルブごとの開きが無いギリギリラインで、調整して規定値内で終了。
これは、また再チャレンジしたいですね。♪



これにて、カム組み込み終了。



中華製カムプーリー、なかなかカッコいい。
ほとんど見えませんけどね・・・。(笑)





コスワースピストンや、MP44さんのCPピストンもそうでしたが、



やっぱ、カムシャフトは芸術品だと思う訳ですよ。
この写真だけで、晩酌出来ますね。(バカ)

とりあえず、明日、タペットカバー被せて、もろもろ復旧して、
エンジンセクションは終了して、タービン周りへ移ります。
明日は、どこまで追い込めるかな？
今日みたいに暑かったら、進まないでしょうね～。(笑)

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

お立ち寄りありがとうございます😊

今日は中空き8日目。
ヘッド乗せます。

ヘッドボルトの再利用するので、
ネジ部をワイヤーブラッシングと、
モリブデンで、リフレッシュ。



トルクレンチ設定完了。
3S-GTは、500kg・cmなので、
49NでOK。



昨日の雨が来る前に、
ブロック側のオイルストーンがけは、
終わってるので、パーツクリーナーで、
キッチリ脱脂。



傍らにヘッド置いて、いざ乗り込み。



乗せて仮締めして、スモークタイム。
メタルなので、仮締め後、
少し馴染む時間を与えてやります。



では、本締め開始。



49N締め付け後、マーキングして、
90度本締め。コレにてドッキング完了。
ニューボルトなら、
後90度回したい所ですが、
ボルト再利用なので、規定値で収めました。
ヘッドもブロックも歪み無しだったので、
行けると思うんですけどね〜。☺️



で、買うだけ買って、
もろもろバラすのが面倒で、
先延ばしにしてた、クラッチラインも交換。



次はインマニ裏のセンサー&SW類を、
全てメンテできる場所に移設するので、
ハーネスの追い込みとリフレッシュ作業。



このコネクターキャップなんぞは、



もう炭以外の何物でも無い。(笑)



もう炭みたいな保護チューブも全撤去して、



全てNEWチューブで打ち替え。
キャップ類も全ておNEW交換。
インジェクターレール裏通る、
メインハーネスは、いつもの様に、
防熱処理。



インジェクター周り仕舞いして、
フューエルライン仕舞いして、
ラストのコールドスタート。
ガスケットキットに、
ガスケットが付いてなかったので、
フリーガスケット切って、自作。



ノックセンサーの移設用、
延長ケーブルも作成して、



本日の作業終了。



明日はカム組み込みなので、
もう消えて見えにくいTDCマークを、
白いペイントマーカーで。
プーリー外側にも分かりやすい様、
マーキング。



上からでもよく見える様になりました。

結局、エンジンマウント3つ切ってるので、
エンジンが動いちゃってトルクかけられず、
クランクプーリー緩められない。🤣
タイベルとウォーポン交換は、
次回の整備って事で。

明日はカム組み込みとバルタイ調整。
シム調整したら終わりかな？

GW中にタービン組めたらOKかな？
と、思ってますが、
タービンの下向き加工、
アクチュエーターの交換加工もあるので、
ちょっと厳しいかな？

FOCUSがあんな事になっちゃったので、
しばらく、カミさんにGC8を、
貸してもらう事になりそうですね。😭

最後まで、
ご覧いただきありがとうございました😊

お立ち寄りありがとうございます😊

ホンマに丸1週間、車ばっかり弄ってる。
それでも、もう赤信号点灯です。😨
タイトル通り、
ヘッド乗せ出来ませんでした。😭



それでも朝からバルブ磨き再開。
結局、目覚めは9時でした。😭



残り3本やっつけて、
バルブ磨き終了。



INバルブの、音叉ロゴと、
旧トヨタロゴの並びが、
カッコいいですね。♩



次は擦り合わせ。
今回はシート部分は磨きだけで、
終わらせたので、時短モードで、
進めます。



電ドルグルグル擦り合わせです。
バルブが挿さる様にプラスビットと、
シリコンホースでアダプター作ります。



ラッパのセンターを指圧かけながら、
グルグル回したら、当たり具合のチェック。



もちろん、欲言うと広い面で、
密閉して欲しい所ですが、
今回は圧縮抜けなきゃOKで進めます。



ガンガン回して、



擦り合わせ終了。(爆)



次はステムシール。



打ち込み完了。
と書いてますが、指で押し込む程度でした。
バルブガイドの溝に、
シール内側のリブが嵌ればOKなので、
ガンガン叩く必要無しですね。
3SGって、
こんな感じっだったっけ？(￣◇￣;)



ま〜、ええわい。
次はバルブ組み。



もう、老眼でコッターがよう見えん‼︎



入ってくれ〜‼︎
と、コッターにお願いしながら、無事終了。
燃焼室のカーボンどうしよう？

現在の遅延加減だと、
見て見ぬフリだな。(爆)



もう後はヘッド乗せるだけですが、
通常現在出回ってるメタルガスケットは、
Ⅱ型以降用なので、
実はウォータージャケット用の穴位置が、
微妙に違うんですよ。



今回はCOMETiCの1mm使いますが、



Ⅰ型の純正に重ねてチェック。



インマニ側が、
コレぐらいズレてるんですよ。
一応ブロックにも乗せて確認。ジャケット内に収まってるので、全然OKですね。🙆‍♂️



で、ヘッド下ろしたら、
絶対やっとかないと行けないメニューを、
お片付けします。



ウオポンから、ブロックに繋がってる、
このホース。
このホースが突然死すると、完全不動。
しかも、走行中ならエンジン焼き付き、
ほぼ確定という、恐ろしいホースなのです。

ちなみに、デーラーでこのホース替えて。
と、お願いすると、
ほぼエンジン下ろさないと無理です。
と言われます。(笑)



整備性の悪いノックセンサーも外して、
シリコンホースに交換して、
信用ならないクリップバンド外して、
自分が信用できる、
ホースバンドで締めて終了。



次は、この方達の後処理法を、
確認しておいて、



インマニドッキング。
コレにてヘッド乗せ準備完了。

さ〜、明日は雨予報ですが、
どんな感じかな？
テント出せば行けるレベルなら、
ヘッド乗せ予定です。♩

最後に次期母車、決まりました。



コレ。(笑)

最後まで、
ご覧いただきありがとうございました😊

お立ち寄りありがとうございます😊

なのですが、
今日はバルブ鏡面化の続きでした。

バルブとリューターと、
汚いおっさんの手しか出てきません。(笑)



もう疲れが溜まって来たのか、
朝6時からスタート！！と、
気合を入れてましたが、
目覚めると9時。ダメだ。こりゃ。😩
それでもIN側8本終了。

厳しいEX側に突入です。

で、昨日のコメントで、tamapさんから、
鏡面化の工程リクエストがありましたので、
ザックリご紹介。



まずはステムシール際のカーボンを、
カッターの刃を寝かせて、
剥ぎ取って行きます。



今度はバルブのラッパに向かって、
カッターの刃を立てて、剥ぎ取ります。



ラッパは、カッターの先でカリカリ。



コレで下準備は完了。



次はラッパの口。



ココはカッターでは無理。
リューター登場です。



アストロリューターだと、
速度2.5ぐらいで削りすぎない様に、
黒焼きも削ぎ落とします。



削ぎ落とすとこんな感じ。



次は一次研磨。
今はこんな良いものがあって、
スッゴイ楽チン。
研磨消しゴムが先に付いてるのが有ります。



一次研磨終了。



次はシャンク部分。
ココは削りすぎると、
強度が落ちてしまうので、
最低速度で必要最低限だけ削ります。



コレでシャンク部分の下地処理終了。



次は一次研磨です。
もちろんですが、
バルブガイドに入る部分、
バルブのシート部分は、
やせてしまうと大事なので、
絶対削ってはあきません。





で全体を研磨します。



コレで一次研磨終了。
研磨ビットはこの二つ。
リューターは仕上げ用も含めて、
3つ有ると楽チンです。



が！
このタイミングでプロクソン死亡。😭



で、仕上げ磨きですが、
私はピカールでは無く、
メタリック車用コンパウンドを使います。
理由はピカールさんは液体なので、
リュータ–スピード上げると飛び散って、
掃除が大変だから。です。(笑)



バフにコンパウンド染み込ませて、
後はせっせこ磨くだけ。



磨き終わったら、ウエスで拭き上げて、









完成です。



今日はこんな感じで進めたので、
結局、13 本で撃沈。
予定工程では、
明日ヘッドを乗せないといけない事に、
なってますが、乗るのか？(笑)

最後まで、
ご覧いただきありがとうございました😊