2015年09月01日
ちょいす!
メタリックグリーンマニアのイギーです。

世界一美味いと話題のタイ南部のカレー、
「マッサマンカレー」味ですって奥さん!
自分は世界のカレーを食べ尽くしてるワケじゃ無いので、
「世界一美味い!」と話題にするコトが出来ませんが、
普通に美味かったっす。普通にカレー。
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■KC映画祭り・夏のホラー特集 その2

『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)を観たーよ。
予備知識も無しに観始めたけど…
コレ、めちゃくちゃ面白かった。
ただのゾンビ映画では無く、ゾンビコメディー映画って感じ。
冒頭、ゾンビのような辿々しい足取りで登場する人物。
いきなりゾンビが登場するんだね、って思ってたら、
ただの、寝起きで二日酔いの主人公ショーンであった。
実はすでに世界に異変が起こっており、
街はゾンビで溢れテレビのニュースでも大騒ぎになってるんだけど、
ショーンと居候で親友でニートのエドの2人はまったく気付かない。
通りの向こうからやってくるゾンビを見掛けても、
ただの酔っ払いだとしてまったく意に介さない。
いつも物乞いをしてくるホームレスのおっさんがゾンビになっていても、「今日は小銭が無いんだ」と、軽くスルー。
世界の異変にまったく気付かない。
これ、このまま物語が進むのかな。
斬新しぎるだろ。
…と、のっけから作品の世界観にすっかり夢中。
ある時、庭に女性ゾンビが入り込んでくる。
それを見たショーンとエドの2人は、
「どうかしましたか?」的な感じで接触。
女性がこっちを振り向くと…ゾンビであった!
さすがにこれなら気付くだろ、と思ったら、
ショーンとエドは顔を見合わせて、
「めちゃくちゃ酔っぱらってる!」と大爆笑。
女性ゾンビに襲われ、
「ちょ、警察呼びますよ!」みたいな悶着があり、
女性ゾンビを突き飛ばした拍子に、
やっと女性がゾンビであるコトを認識した。
ここから本当のゾンビ映画っぽくなっていく。
クルマで逃げる際に人を轢いてしまって、
「やっちまった…」みたいな感じで、
轢いてしまった人のトコロに戻るんだけど、
それがゾンビであったコトを確認すると、
「よかった…安心した」と、安堵の表情でまたクルマで走り出すなど、至る所にユーモアが散りばめられていて、めちゃくちゃ楽しい。
ゾンビは(酔っぱらいのように)辿々しい足取りであり、
ゾンビに噛まれた人もゾンビになってしまう。
ゾンビを殺すには頭を狙う…といった、しっかり基本は踏襲。
コメディー映画だけど、しっかりゾンビ映画の部分、
グロテスクなシーンもしっかり用意されているので、
ゾンビ映画好きもきっと楽しめるに違いない。
パブのジュークボックスから流れてくる、
クイーンの音楽のリズムに乗ってゾンビを袋叩きにするシーンとかめちゃくちゃノリノリで楽しかった。
カーステに対して「うるさい、とめろ」と言ってたショーンの父親が、ゾンビになってしまった直後にとりあえずとった行動がカーステをとめる、等々いろいろ細かい見所がたくさんある。
「ゾンビのモノマネをすれば、バレずに逃げれるんじゃね?」
と、中学生が思いつきそうなアイデアも実践してくれてます。
ゾンビコメディー映画なんだけど、
ラストはほんのり温かい気持ちになったり。
笑いあり涙ありの、異色なゾンビ映画でした。
オススメ!
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ショーンの恋人、リズ役の人が可愛かった。
たぶんこの映画の撮影時は30代前半くらいかな?
女優さんの名前はケイト・アシュフォードさん。
他にはどんな作品に出演してるのだろうと調べたら、
ほとんど出演している映画が無かった。わずか数本。
米ドラマシリーズ「アグリー・ベティ」に出てた女優さんも居た。
こういう発見があると楽しいっすね!
Posted at 2015/09/01 03:26:46 |
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