
今日は日曜日でシゴト休みなので、ヒトリで映画観に行きました。
役所広司さん主演の時代劇です。
ある事件を起こしたために、10年後の夏に切腹すること、それまでに藩の歴史である「家譜」を完成させることを先代藩主に命じられた戸田秋谷(役所広司)。
ある日、城内で刃傷沙汰を起こした檀野庄三郎(岡田准一)は、家老 中根兵右衛門から罪を免ずる代わりに、切腹の日まで秋谷を監視せよと藩命を受ける。
家譜編纂によって、藩の秘め事を知る秋谷が逃亡を企てたときは、妻子ともども切り捨てよ、と。
みたいなハナシです。
コレはなかなか面白かったです。
まあ、ハナシの内容的に、面白いと言ってイイのかどうかわかりませんが。
ヒトはヒトとの関わりで変わっていくモノだな~っとか。
ハナシ的には、そゆ時代ってのもあるんですけど、理不尽な理由で死をもたらされる~ってゆうのは、やっぱりイイ気分ではありませんでしたが。
でも、イノチを懸けて、ナニかを守ろうとするヒト(秋谷だけでなく)の姿が、時代に関係なく、強いなあ~って思いました。
まったく関係ないですが、「硫黄島からの手紙」で栗林中将(渡辺謙)が「ここでの戦いの1日1日が本土の家族の1日1日を守る」っと、ちょっと違うかもですけど、そのようなセリフを言っていたのを思い出しました。
守るモノがあるから、イノチを懸けて戦えるんだな~って。
とは言え、覚めた見方をすると、結局ナンも変わらないハナシじゃん~っとも思えるんですが...
潔いとゆうか、サッと終わってしまうので、そんなふうにも思えました。
後日談みたいなハナシがあるとすれば、藩の問題とかがちょっとは良い方向に行ってたりするのかもと思うんですが。
岩手県遠野市の曲がり家とか、知っているトコロが出てたり、個人的には楽しめるポイントもありました。
キレイな自然の映像とか、時代劇特有の所作の美しさとか、ミドコロもイッパイだし、若いヒトにはウケないかもですけど、イイ映画だと思いました。
Posted at 2014/10/05 18:59:31 | |
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