ぽにゃのブログ一覧

昨日「何者」を観たあとに続けて観たのがコレです。

中井貴一さん主演の生放送中に事件に巻き込まれるオハナシです。

澄田真吾（中井貴一）は朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスターだが、次の改変で降板を予告されている落ち目キャスターだった。
ある日、いつも通りの放送準備をしているトコロに立てこもり事件の速報が入り放送内容を変更して番組は始まる。
直後、警察から犯人の要求がキャスターの澄田を呼べ～っとゆうモノであるとの連絡が入り～っみたいなハナシです。

コレはまあ、面白かったです。
チョット「マネーモンスター」のパクリっぽいかな？っとも思えたんですけど、まあ、違う内容ですし、コッチのほうが笑いに振ってて軽いですね。
放送前のバタバタ感とか放送中の裏の様子とか、実際のトコは知らないんですけど、こんな感じなのかな～って思えるリアルさとかは面白いです。
が、ソコからがビミョウでした。
リアルか笑いかで振り切れなかったかな？って感じで。
澄田家の問題とかも、取って付けたような感じで、人気の 吉田羊さん を出すためのエピソードなのかな？っとさえ思えるような。
テレビ業界の裏側（あり得ない部分もかなりありそうですが）を面白く見せてくれているんですが、結局ナニが主題だったのかイマイチわからないまま終わった～ってのが正直なトコでしょうか。

でも、笑えるシーンはイッパイあったし面白いは面白いです。
じぶんみたいにひねくれた見かたをしなければ、かなり楽しめる映画だとは思いました。
犯人役の 濱田岳さん もこゆのはさすがだな～って思える感じだしミドコロも多いです。

興味を持たれたかたはぜひ～って感じの娯楽映画だと思います。

今日はシゴト休みだったのでヒトリで映画観に行きました。

「桐島、部活やめるってよ」の作者さんが就職活動をする5人の若者を描いた小説の映画化です。
まあ、小説のほうは読んでないんですが。

大学の演劇サークルに全力投球していた 拓人（佐藤健）、拓人 がずっと片思いしている 瑞月（有村架純）、瑞月 の元カレでバンドのサークルでギター＆ボーカルをしていて 拓人 とルームシェアしている 光太郎（菅田将暉）、拓人 たちの上の部屋に住んでいる 瑞月 の友達の 理香（二階堂ふみ）、就活はしないと宣言する 理香 と同棲中の 隆良（岡田将生）。
就活の情報交換に 瑞月 の部屋に集まるようになった5人。
協力しあいながらもそれぞれの思いが交錯し、内定者が出たトコによって関係も変わってきて～っみたいなハナシです。

コレは面白かったです。
就活大変だ～っ、けどガンバル～っみたいな青春モノかと（思ってはいなかったですけど）思いきや、トンでもない。
モチロン、就活が大変なのは描かれてるんですけど、個人の思いや抱えるモノ、仲間と言いながら、同じ会社を受けるワケではなくてもけん制したり独自に情報収集したりとけっこうドロドロしたモノが描かれてます。
が、そんなのはまだ序の口で、もっと濃い闇があったりします。
まあ、イマドキ感はスゴク感じました。

人間、表と裏があるモノだけど、こんな見せられかたをされたらコワくなっちゃうな～って感じです。
でも、コレも真実なんだろうな～ってゆう説得力はあります。

1時間半ちょいと、そんなに長いハナシではないんですが、ビッチリと詰まった感じでハデなシーンとかなくて、内容もどっちかとゆうと地味なんですけど終始緊張感に包まれて、とても見応えのある映画でした。

映画観てスッキリしたい～ってヒトにはどうかと思いますけど、イロイロ考えさせられるのがイヤでなければかなりオススメ度の高い映画だと思いました。

マンガです。

コミックブレイド創刊時から連載が始まって、いまも続いているとゆう、14年以上の歴史のある4コママンガの12巻です。
10月8日発売でした。

無口な女子高生 梶原空 が入った美術部での仲間たちとの日常です。
っとは言っても、美術的なコトよりも動物やら虫やらのコトのほうが多いです。

今巻でも、大量発生して大地を食い荒らすイナゴが実はトノサマバッタとかネコザメ、イヌザメはコワくないけどネズミザメはコワいとかクマバチはそんなにコワくなくてモフモフしてカワイイとかそんなハナシです。

美術部ってよりも生物部って感じですね。
部員のヒトリの 栗原さん が生き物にやたら詳しい～ってのが、長期連載のネタに生きてるって感じです。
知らないコトばっかりで面白いは面白いんんですけどね。
もはや主役がダレだかわからないハナシになってるのは間違いないです。
まあ、ストーリーマンガではないんだから長く続いていればいろんな流れで方向も変わるだろうし、こゆのもアリですね。

マンネリ感はありますけど、面白さは維持されてるし、悪くはないと思います。

何巻から読んでも問題なく入れるし、気楽に読む4コママンガとしてはけっこうオススメ度の高い、貴重なマンガだと思います。

マンガです。

海で行方不明になった旦那さまを探す貧民街育ちで子守りに雇われた少女 モニカ のオハナシの4巻で最終巻です。
10月8日発売でした。

旦那さまが行方不明になって屋敷を追い出されて旦那さま生存の可能性を知って息子 エヴァン を誘拐同然に連れ去って旦那さまの行方を捜すべく船に密航して男装して船で働いて嵐にあったりナゾの船長にあったり～ってバタバタからの今巻です。
最終巻に来て、さらにバタバタしてきました。
モニカ たちが乗っている船のヒミツを巡って海軍から攻撃受けたり追いかけられたり、旦那さまと再会できたり～って感じです。

当初の目的は旦那さまとの再会だったんですが、ソレがだんだん別な方向に行ってしまって、再会を果たしてめでたしめでたし～っではなくなってるんですね。
まあ、最初からそゆハナシを描く予定だったのかもですけど、感動の再会があまりにアッサリ流れて次のハナシに行ってしまったので、コレはいったいナニ？っと感じなくもなかったです。
まあ、より大きな物語りを語るのに、モニカ が旦那さまを探すハナシがあったんだとも思えるんですが。

ナンにしても面白かったのは間違いないです。
オープニングとエンディングの繋がりにチョット違和感を感じたんですけど、マンガとしては楽しめると思います。

見やすい絵柄で多少強引だけど納得できる冒険活劇で悪くないと思います。

作者さんの次回作に期待したいと思える、そんなマンガでした。

マンガです。

「これは恋のはなし」の作者さんの最新作です。
10月7日発売でした。

前作「浅見先生の秘密」がバタバタ～っと終わったのは、コレのためだったの？っと思って期待していた作品です。

高校の同窓会に参加した栗田たまきは初恋の人・巧海に再会する。
高2の夏...「あの頃、たまきが好きだった」と言い出す巧海。
「別の人と付き合ってたのに？」
両想いだったふたりをすれ違わせたのはひとつの嘘。
そして、酔ったたまきが目覚めると......。～っと裏表紙にあらすじがあります。
コレだけじゃあわからないですね。
27歳の男女6人が17歳に戻って人生やりなおし～っみたいなハナシです。
ココロは27歳のまま17歳当時に戻る～っみたいな。

まあ、ありがちですね。
最近ではアニメになって実写映画にもなった「orange」に似てるな～って思いました。
まあ、「orange」は戻ってやり直すんじゃなくて未来のじぶんから手紙が来る～ってコトで、設定から違うんですけど、雰囲気はそんな感じです。
まだ始まったばかりなのでコレからどうゆう方向に行くのかまったくわからないんですけど、1巻でのハナシの限りでは、ドッカで見たような～って印象ばかりでした。

「これは恋のはなし」でファンになった作者さんなので応援したいキモチは山々なんですが、大丈夫かな？って気分です。

巻末に「これは恋のはなし」の描き下しが収録されていて、コレは楽しめました。
続きモノなので、次巻の描き下しも楽しみです。

とは言え、過去作ですので、いまはコレがドレだけ面白くなるのかに期待したいトコロです。