
今日はシゴト休みだったのでヒトリで映画観に行きました。
米史上最大級の暴動のさなかに起きた事件を描いたオハナシです。
1967年7月、暴動発生から3日目の夜、若い黒人客たちで賑わうアルジェ・モーテルに、銃声を聞いたとの通報を受けた大勢の警官と州兵が殺到した。
そこで警官たちが、偶然モーテルに居合わせた若者への暴力的な尋問を開始。
やがて、それは異常な”死のゲーム”へと発展し、新たな惨劇を招き寄せていくのだった...。っとHPにあらすじがあります。
コレは重いハナシでした。
人種差別が現代よりも過酷だったころ、チカラを持つ側とそうでない側が閉鎖環境の中で犯人を割り出そうとするとだんだんエスカレートして行ってこゆコトのなるのかも~っと思わせるリアルさがコワいです。
実際に3人の黒人の若者が殺された現場で、でも裁判でも真実は闇の中で、関係者の証言とかから考えられる出来事をドラマにした映画とのコトなので、ホントのトコロはこの映画の通りだったのかはわかりません。
が、こゆの、人間の本質の一部だとも思うし、過去も現在も、世界中で同じようなコト(もちろん日本でも)起きているので、コワさもハンパではないです。
差別の意識とかなくても、チカラ関係とか集団心理とか、イマドキでもニュースで報道されるようなコトですし。
ヘンなハナシ、ダレでもナンかしらのキッカケやら条件がそろえばこうなり得る~ってコトですから。
映画的にはアメリカの闇の部分をかなり深く描いて話題にもなっているみたいなんですが、アカデミー賞にはどの部門にもノミネートされていないんですね。
ソレこそがメリケン映画界の闇のような気がしなくもないんですが...
ナンにしても、痛快なラストがあるワケでもなく、面白いハナシではないです。
が、多くのヒトに観ていただきたいと思う、そんな映画でした。
Posted at 2018/01/31 18:20:07 | |
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