ヒーターユニット交換 その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ヒーターをかけると室内がLLC臭くなることに気付き・・・
ヒーターコアから漏れているのか?と助手席下のカーペットを触ってみましたが濡れている気配はありません。
でも、クーラーだけのときは匂わないし、内気循環でも匂うので、ヒーター回りから(室内で)漏れているとしか考えられません。
なので、ヒーターユニットを摘出してみることにしました。
(この写真は、交換用に用意した程度の良さそうな中古品です。)
2
ヒーターコアにたどり着くためには、ダッシュボードを外す必要があります。
外し方は、↓↓ここ↓↓を参考にしてください。
http://minkara.carview.co.jp/userid/155783/car/52816/1771386/note.aspx
ダッシュボードを外したら、
LLCをついでに交換したい場合は・・・
①車をジャッキアップして、印を付けた穴からプラスのドライバーを突っ込んで、ラジエターのドレンボルトを外します。
ドレンボルトは樹脂製なので、舐めないようにしっかりとドライバーをかけましょう。
②サーモスタットカバーの上のキャップを・・・
③左回りにねじって外すと・・・
④ラジエターのドレン穴から勢いよくLLCが出てくるので、バケツで受けましょう。
だいたい5~6リットルぐらい出てくると思います。
3
LLCを室内に引き込んでいるホースを外します。
外すと少しLLCがエンジンルーム内にこぼれるので、水で洗い流す等してください。
※)ヒーターコアを再使用する場合は、ホースを切除した方が良いと思います。 あまり強くホースを引っ張ると、ヒーターコアとのつなぎ目にストレスがかかって、それが原因でヒーターコアが壊れることも考えられますので・・・
今回は、ヒーターコアを換えるつもりなので、ホースは引っ張って外しました。
①助手席の前側、ABSアクチュエータの隣あたりです。
②クリップをプライヤーでつまみながら、グリグリ外します。
多分、もの凄く固いはず。頑張りましょう。
③上側を外したら、水道水のホースを突っ込んでヒーターコア内のLLCを追い出しました。こうしとけば、コアを外すときに室内にこぼれるのはほぼ水だけとなります(LLCがカーペットに染みこむと臭いですけど、水なら大丈夫)。
④下側は、とてつもなく作業しにくかったので、ドライヤーでゴムホースを暖めて柔らかくしてやって・・・
それでも、10分ぐらい格闘してやっと外れました(疲れた)
4
ホースが外れたら、いよいよヒーターユニットを外します。
緑矢印の辺りに配線コネクタ(カプラー)があるので外します。
青矢印のビスも外しましょう。
次に、黄色のところのナット3箇所を外すとヒーターユニットが外れます・・・
と思ったら、左隣のエバポレータが引っかかって取りにくいので、エバポレータのナット2つも取りましょう。
5
ヒーターユニットにこんなん感じでささってるのがヒーターコアです。
よく見ると・・・
パイプと樹脂部のつなぎ目からにじみ漏れしています。
ゴムパッキンが劣化してシール性が悪くなっちゃったんですね。
サーキットを走ったり、何回かオーバーヒート気味にもなったりしたので、普通より劣化が早かったのかもしれません。
(ラジエターを3ターン式に換えたら、劇的に水温が下がったので、今は大丈夫。)
にじみ漏れだから、室内のカーペットが濡れる程じゃなかったんだな、きっと。
6
ヒーターユニットを外すと、車内はスッキリ!(笑)
ついでに、左隣のエバポレータ(要するにクーラーですね)も簡単にチェックしときましょう。
7
ヒーター側は綺麗だし、問題なし。
と思って、裏側(ブロアファン側)を見たら・・・
うわっ! 汚い!!
枯れ葉やら得体の知れないゴミがいっぱい詰まってます・・・ギャー!
掃除機で吸い出しました。
8
ブロアファンユニットのこのスポンジ部(格子になっている所)が内気循環のときの吸気口ですかね?
だったら、ここからはゴミは入らないですね。
枯れ葉も入っていることから、外気取り入れ口から入ったんでしょうね。
FDの外気取り入れ口ってどこでしょう??
また別の機会にどうなってるのか見てみよう。
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