インドの刺激を再び味わうため8年ぶりに訪印しました。
12連休をフルに使って11泊12日ということで、時間もあるのでラオスにも寄ってみることにしました。
インドのムンバイとラオスのルアンパバーンを結ぶ直行便がないので、バンコクをハブにする旅程を計画。
成田からバンコクはエアアジア、バンコクからは初めて搭乗のタイ航空でムンバイ到着。
ムンバイの空港、びっくりするほどきれいです!!
これは知らないうちに、インドの刺激はなくなってしまったのか!?
空港からはプリペイドタクシーで移動。
空港からムンバイ中心部までRs860でした。Rs(ルピー)1 = 2.22円支払いは事前にカウンターで済ませてしまうので、ドライバーとの料金交渉の戦いは必要ありません。
空港から出ると、インドの刺激はやはり健在。
車線なんか関係ないゼのオラオラ走行。信号のない交差点は譲り合い精神ゼロで双方が突っ込んできます・・・
絶対に運転したくない(泣)
さて、インドにおける最初の重要ミッションは「電車の切符を入手」することです。
お目当てのエローラ遺跡とアジャンタ遺跡に行くにはアウランガーバード(Aurangabad)という街を拠点にするのが一般的です。ムンバイからは約400 km。初日のホテルしか予約してこなかったので、まずはアウランガーバードまでの交通手段を確保しなければなりません。
選択肢は電車、バス、飛行機があり、値段と利用しやすさから電車で行くことにしました。
ムンバイからアウランガーバードにはチャトラパティ・シバージー・ターミナス駅(CST駅)から、1日に3本特急が出ています。
CST駅には外国人専用の切符売り場があります。そのために昨晩はCST駅付近に宿泊しました。
世界遺産登録されていて現役で使われているCST駅。立派な建物です。
CST駅の南側に回ると門があり、突き当りの駅入り口を右に行くとチケット予約センターがあります。
このチケット予約センターに入り、大理石の階段を登った2階に外国人専用窓口があります。外国人用の予約枠があるので、一般枠では満席でも空きがあることもあります。
No.20の窓口が外国人専用カウンターです。
Reservation Formをもらって、必要事項を記入。
希望日、電車の名前と番号、座席クラス、寝台車の場合は上段(Upper)か下段(Lower)かを記入します。(食事付きの電車の場合はベジタリアンかノン・ベジタリアンかの記入もあり)
あらかじめ、第3希望くらいまでは電車の名前や番号を調べておくとスムーズです。
記入が済んだら窓口に出して、空席があるか調べてもらいます。
往路は予約当日の便なので空席があるかドキドキ・・・
往路は希望したクラスの2AC(エアコン付き2段寝台)に空きがなく、SL(スリーパー・エアコンなし3段寝台)なら席があるとのこと。
空席があるならOKです。
復路は希望した昼間の便に空きがなく、夜行なら2ACに空きがあるそうで。
結果的にアウランガーバードでゆっくりできることになったのでこちらもOK。
重要ミッションは無事に達成(^^)
5/1 21:10 Mumbai CST → 4:05 Aurangabad Devagiri EXP 17057 (Rs235)
5/4 23:25 Aurangabad → 7:10 Mumbai CST Devagiri EXP 17058 (Rs885)
出歯切特急に乗ることになりました。
当日予約だったので、ウェイティングリスト(WL)入りになってしまうか不安でした。
キャンセル待ちにして、当日出発直前に席が取れるか決まるシステムなんですけど、無事に座席確保でひと安心。
ミッションクリアしたのでムンバイ観光。
インド門(左)とタージ・マハール・ホテル(右)。歴史ある超高級ホテルです。泊まってみたい~(^^) 昨晩泊まったホテルは2畳くらいの部屋でしたから(泣)
ムンバイの町は思ってたよりきれいです。牛も歩いていないし・・・
もちろん物乞いの人や路上生活者もいるんですけど、コテコテ感は思ってたよりかなり低め。
イギリス植民地時代の立派な建物が並んでいます。どこぞのヨーロッパにでも来たみたい。
歩いていたら公園でクリケットの大会!?をしていたので撮影。
夜になったら、アウランガーバードへ向かうべくCST駅へ。
駅構内はインド人の熱気ムンムンです。駅構内は撮影禁止みたいなのでトラブル防止のため撮影は控えました。
私が乗る電車のプラットホーム番号が表示されるのを待ってからホームへ。
掲示板に乗客名簿が貼り出されています。WL入りしていた人はここで席が確保されたか判明するようです。車両にも直接名簿が貼られていて、自分の名前があるか確認して乗り込みます。
車内の様子です。私の席は下段だったんですけど上段の席の切符をもっていた家族連れが替わってくれというので交換しました。
下段の席の背もたれを上げて中段の寝台にするので、さっさと横になりたい場合は上段がいいです。盗難防止の点からも上段のほうが安全な気がします。
もともと上段を希望していたのでよかったです。
21:10 定刻どおりにムンバイ・CST駅を出発
バックパックを枕にして横になります。エアコンがないので暑いです・・・
軟弱パッカーが寝られるはずもなく・・・
それでも、夜中には暑さも和らいで過ごしやすくなりました。
夜中時点の車内の様子。床に寝ている人が多数。席がない人が乗っちゃってるんでしょう。検札にも来なかったし・・・
終点まで行く場合はいいのですが、途中で降りる場合は車内アナウンスは一切なしなので気を付けないといけません。
到着時刻が迫ってきたら降りられるようスタンバイ。
4:05 定刻どおりにアウランガーバードに到着 インド国鉄なかなかやります(^^)
まだ暗いので明るくなるまで駅で待機。ホテルが決まっていて直接行けるならいいんですが、宿なしなので暗い中歩き回るのはキケンです。
明るくなったら、バスターミナル付近まで移動して宿探しです。
今回の宿探しのポイントは以下の3つ
①観光に便利なバスターミナル付近
②エアコン付きの部屋
③料金は24時間制
この時期、暑いですから涼しい部屋でゆっくり休めないと倒れます。
ポイント③なんですけど、インドのホテルはチェックインとチェックアウトが好きな時間にできる24時間制のホテルがけっこうあります。朝8時にチェックインしたら翌朝8時までが24時間分の料金。8時を過ぎてしまったら、さらに24時間分取られます。
アウランガーバードには5月2日の朝に着いて、ムンバイに戻るのは5月4日の深夜です。
夜行で疲れて着いて早く休みたい、ムンバイに戻る日は休んでから電車に乗りたいってことで滞在中はずっと部屋を確保しておきたいのです。
通常のホテルの場合、2泊+アーリーチェックイン&レイトチェックアウトで4日分取られます。
でも、24時間制なら72時間以内なので3日分でOK。
歩いていると、早速客引きが寄ってきます。
希望条件を話して1件目。部屋はあるけどエアコンがない・・・ 話が通じていない模様・・・
再度、念を押して別のホテルへ。
カードを出してエアコン付きで値段はこれだよと見せてきますが、どこまで歩かせるのか(怒)
だんだんキレかけてきます。しばらく歩いて2軒目。空室なし・・・
空いてるところに連れて行かんかい!!
3軒目。空室なし・・・ そもそも24時間制じゃないホテルじゃないか!!
4件目。空室なし・・・
限界です。キレました。客引き氏は追っ払って自分で探します。しかし、バスターミナル周辺は何軒断られたか・・・ 10軒以上だったでしょうか(泣)
考えることはみんな同じのようです。
場所は妥協したほうがよさそうだな~と思っていると、客引き2が登場。
また連れ回されて空室なしは勘弁なのでホテルに電話してもらいました。
電話を代わってもらうと部屋はあるっぽい。値段交渉を電話でするのは私には難しいので行ってみます。バスターミナルから離れているけど、エアコン付きの部屋はRs1550/24hだそうで。チェックアウトは明後日の夜だよ、と何度も言ったうえでトータルRs3100。
48時間以上いるけどいいのかしら? でも、何度も確認したもんね~ってことで宿決定。駅を出てから2時間弱・・・ あー疲れた・・・
何とかアウランガーバードの拠点を確保(^^) これで、エローラとアジャンタに行けそうです。
ここアウランガーバード、ムンバイより湿気は少ないんですけど気温はさらに高そうです。
アウランガーバードがあるのは内陸部のデカン高原。
「デカン高原=綿花」で覚えた気がします。デカン高原に来る日が来るとは(^^)
アウランガーバードの街
やっとコテコテのインドに来た気がします(^^;)
それにしても暑いので、翌日以降のアジャンタ・エローラ観光はローカルバスで行くのを断念。車を手配することにしました。
お目当てのエローラとアジャンタは翌日以降にして、アウランガーバード初日は市内をちょっとだけ観光。ここには「インドと言えば○○」にちょっと似ているものがあります。
ビービー・カ・マクバラー廟
○○と比べてみると・・・
タージ・マハールでお金使いすぎて資金が尽きてしまったそうです(泣)
後編はコチラ↓
インド・ラオス旅行記② アジャンタ・エローラ編
インド・ラオス旅行記③ ムンバイ・ルアンパバーン編
他の旅行記はコチラ↓ よかったらご覧ください。
・ボルネオ (ブルネイ・キナバル山)
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