
お目当てのエローラ・アジャンタには無事に訪れることができました^^
あとは無事にインドを出国するためにもトラブルなくムンバイに移動しないといけません。
早めに駅に着いて、自分の車両の停車位置をチェックしておくなどスタンバイ完了。
でも、ホームの変更や遅延もありうるので、ボーっともしていられず、アナウンスがあればよーく聞いておかないといけません。
待っている間はこの子たち↓にからまれて時間つぶし・・・
結局、15分遅れでアウランガーバードを出発。
往路はエアコンなしのSL(スリーパークラス)でしたが、復路はエアコン付きです。値段はSLの4倍弱とはいっても車両自体はほとんど変わりません。そのかわり枕・シーツ(2枚)・毛布が付いています。
ベッドメイキング完了。枕があるのはありがたいですね。往路はバックパック枕でしたから(泣)
少しは寝られたみたいですが熟睡はまったくできずに、定刻どおりにムンバイCST駅到着。前回は出発3時間遅れ・到着5時間遅れだったことがあったので、今回の夜行列車の旅は順調に完了。
インド出国の飛行機は夜遅くなので、駅のCloakroomに荷物を預けて(1日Rs20)ムンバイ観光。
さて、これまでにムンバイCST駅、アジャンタ、エローラと世界遺産を3つやっつけてきました。ムンバイにはもう1つ世界遺産があるので行ってきました。
インド門の裏から出ている船に乗って1時間くらい。
(往復Rs160・チケット売り場はないので、その辺にいるチケット売りの人から買います)
船のアッパーデッキは別料金で上がれます。しかし、この時期のムンバイは
地獄のような蒸し暑さ。お金を払って地獄を味わうことになるので誰も上がりません。
到着したのはエレファンタ島。暑いのが苦手な私はすでに疲れております。
航海の疲れに追い打ちをかけるような長い桟橋をフラつきながら渡った先にあるのは長い階段・・・(号泣)
目指す世界遺産は、この階段の上にあるのです・・・
倒れそうになりながら登ってたどり着いたのは、
エレファンタ石窟群。
シヴァ神信仰の石窟群であり、インド三大石窟群の1つです。残りの2つはもちろんエローラとアジャンタです。
しかし、猛烈な蒸し暑さですでに疲労困憊・・・ しかも、ここよりもっとすごいエローラとアジャンタを見てきた後なので、写真を撮る気力はほとんど残っていません。
重さ2 kgの一眼レフをもってきたのは大失敗。駅に置いてくればよかった・・・
エレファンタ見学はかなりテキト~に終了で、インド三大石窟制覇(爆)
さて、インドの世界遺産の入場料はRs250。ただし、これは外国人料金。インド人はRs10なんです。
アジャンタのチケット↓ Rs250が私の Rs10がガイド氏の
外国人には、実に
25倍もの料金を取るのです。偉大なる先人たちの遺産をフル活用していますね。。。
ちなみにタージ・マハールは別格でRs750です(周辺の遺跡も入場可)。
ムンバイに戻ってきたのは1時ごろ。ランチにします。インド最終日だし、豪勢にいっちゃおうということで、プリンスオブウェールズ博物館近くの高級店
Khyberに行っちゃいました。
頼んだのは
チキン何とか。プレーンナンとともに。アーモンド風味の白いカレーで
刺激ゼロですw
お疲れなのでやさしいヤツがよかったんです(^^) 大きなチキンがゴロゴロで◎
ランチ後は冷房目当てに
プリンスオブウェールズ博物館へ。しかし、冷房はなく扇風機のみ・・・
蒸し暑さに耐えかねて展示品のことはさっぱり頭に入らぬまま退出。
結局、街中のこんな↓
さとうきびジューススタンドには恐ろしくて行けずじまい(>_<)
もう天国へ行こうと、CST駅に戻りプリペイドタクシーで向かった先は・・・
ムンバイ・チャトラパティー・シバージー空港!!
あ~涼しい~天国だぁ~
何やら近未来的な空港です。搭乗ゲート付近は大量のシャンデリアがぶら下がっていて中東の石油王的な雰囲気を感じました。
ムンバイの蒸し暑さはきつかったですね。アウランガーバードのほうが気温は高かったかもしれないものの湿度は低いのでムンバイよりましでした。
そんな暑さとクラクションが鳴り止まない喧噪とは正反対の快適な空港ですが、空港に向かう途中にはスラム街らしき地域を通ります。
道路の両脇にはゴミの山。人の腰か胸くらいの高さはあったでしょうか。加えてこの猛暑なので悪臭も漂います。劣悪な環境で暮らしている人もたくさんいます・・・
短い滞在のなかでインドの色んな側面を見た気がします。
無事にインドを出国して、バンコク経由でラオスの
ルアンパバーンへ。
バンコクからはラオス国営航空を利用しました。乗客は・・・
5人!!
復路は欠航になって他社便に振り替えてもらったんですけど、これは乗客がさらに少なかったから飛ぶの止めたのかも!?
インドシナ半島未踏の国ラオスに初入国。 これでインドシナ半島完全制覇^^
ムンバイでは2畳くらいの部屋。
アウランガーバードでは、シャワーヘッドがモゲちゃうお部屋でした・・・
ここ、ルアンパバーンではインドの疲れを癒すためにちょっといいところに宿泊です。
宿泊先は
Victoria Xiengthong Palace
ベランダから見える木の隙間からはメコン河。
シャワーヘッドはモゲそうにないぞ(^^)
着いた日は部屋から出ずに休養日にします。おとといは夜行列車、昨日は深夜便の飛行機ということで2日間まともに寝ておりませんでしたから・・・
ここには3泊して、汗と埃にまみれた体を休めることにします。
朝食は好きなメニューを注文する日とビュッフェの日が1日ごとに変わりました。ビュッフェじゃないのは珍しい。
2日目は昼ごろまでグダグダしてから徘徊します。
ルアンパバーンはフランス植民地時代の雰囲気を色濃く残していて、町全体が世界遺産に登録されています。
ラオスは仏教の国なので、お寺と植民地時代の建物が混在しています。
古いメルセデスがイイ感じ。
街を徘徊した後は、郊外のクアンシーの滝に行ってみます。
市内中心部からトゥクトゥクで1時間程度。
コバルトブルーがきれいです。
ラオスは仏教の国なので、ルアンパバーンにもお寺がたくさんあります。お寺があるということはお坊さんもたくさんいるということ。
ルアンパバーンを有名にしていることの1つに
托鉢があります。ルアンパバーンの托鉢は特に規模が大きいことで知られています。
朝5時半くらいからお坊さんが街を歩き、住民の方々が食べ物をお供えします。
お坊さんを待つ人たち
小坊主さんもいます^^
托鉢用のお供え物を売る人がいて托鉢体験することもできるんですが、地元の人間でもないしなんだかな~って気がしたので、そっと撮影するのみ。
至近距離でフラッシュ焚きまくりの観光客マナーが問題になっているらしいので、托鉢撮影のためにもってきた望遠レンズでパチリ。
托鉢を見た後はベランダで本を読んだり、のんびりします。
もってきた本は
「河童が覗いたインド(妹尾河童著)」^^
インドを出た直後に読むと、あるある~^^って共感できること多し、です。
ただ、インドの刺激から回復するのは、またしばらくかかりそうですけど。
夕方近くになったら、街を見渡せるというプーシーの丘に登ってみます。
やっぱり暑いので結構ハード(汗)
メコン河
ただし、メインストリート方面が見えないのがイマイチ・・・
ここはサンセットスポットなんですけど、待っている間にスコールが降ってきて夕陽撮影は×・・・(>_<)
ラオスの食べ物はタイ料理とよく似てるみたいです。
ラオス出国前日のディナーはおフランス料理のレストラン
L'Elephant Restaurantにて
旧フランス植民地ですし、フランス料理も悪くないでしょう^^
何とかテリーヌ
メインはラオスビーフのステーキにしましたけど、もっとフレンチっぽいのにすればよかった!?
ルアンパバーンでゆっくり過ごしてインドの疲れも取れました。
帰りはバンコクで1泊して帰国。
久しぶりに帰ってきたら、
こんなヤツ↓がお出迎え・・・
しばらく質素倹約に努めなければ・・・
今回の旅で訪れた世界遺産は5つ
・チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(旧名ヴィクトリア・ターミナス)
・アジャンタ石窟群
・エローラ石窟群
・エレファンタ石窟群
・ルアン・パバンの町
世界遺産フォトアルバムに加えておきました。
前編はコチラ↓
インド・ラオス旅行記① ムンバイ・アウランガーバード編
インド・ラオス旅行記② アジャンタ・エローラ編