
今年のゴールデンウィークは10連休。
コーカサス地方を周ってきました。
黒海とカスピ海に挟まれた地域で、北部はロシア連邦領、南部は
アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアの3国で、今回は南コーカサスの3国を訪れました。
北コーカサスにはチェチェン共和国が含まれていたり、南コーカサスの国同士でも色々と問題を抱えていたりしていて国境付近は要注意とされています。しかし、首都などの街を観光する分には現在のところ問題なく、下記の順で巡ってきました。
バクー (アゼルバイジャン首都)
↓
トビリシ (ジョージア首都)
↓
エレバン (アルメニア首都)
さて、コーカサスに行こうと決めた理由はコレ↓なんです。
F1 アゼルバイジャンGP!!
本当は去年に行こうと思っていたのですが、宿直が回ってきそうだったので断念しました。今年はカレンダーどおりで10連休なので安心して決行しました。
アゼルバイジャンとアルメニアには「ナゴルノ・カラバフ紛争」という問題があり、両国の関係はよろしくありません。アゼルバイジャン領にあるナゴルノ・カラバフ共和国をアルメニアが占領下に置いているということで、両国の直接の行き来は困難らしくジョージアを経由する必要があります。アルメニアの入国記録があるとアゼルバイジャンへの入国がややこしくなるとの噂もあり、「アゼルバイジャンIN ジョージア経由 アルメニアOUT」が一般的なルートです。
連休初めにF1があるので、うまいことちょうどいい日程を組むことができました。
出発は27日(土)のAM 0:01発のカタール航空。羽田発ドーハ経由で同日AM 11:20にバクーに着きます。これならフリー走行3と予選に間に合います。
出発当日、家を出るころカタール航空から何やらメールが・・・
羽田発のフライトが
1時間くらい遅れるそうで・・・
乗り継ぎ時間は90分なので、バクー行きに乗り継げるのか!? と心配していたら、「バクー行きは次のフライトに変更していただいております」ですって・・・
次のバクー行きはPM 5:15ドーハ発 、PM 9:05バクー着・・・
フリー走行どころか予選にも間に合わない(泣)
こういうときはあわてず騒がず落ち着くことが大切だけど、
「Dohaじゃない!! Bakuへ行け!!」と
ハイジャックしたくなりました。
仕方ないので、予定外のドーハ観光してから、
10時間遅れで夜のバクーに到着。予選はすでに終了・・・
決勝のみの観戦でしたが、アゼルバイジャンGPの様子は別記事で。
アゼルバイジャンは石油などの天然資源で儲かっているらしく近代的なビルも経っています。炎をイメージした
フレイムタワーがバクーの新しいランドマークです。
夜になるとタワーが炎上したり、
国旗をイメージしたりしたライトアップがきれいです。
バクーの中心部には旧市街があり、世界遺産にも登録されています。
旧市街でLadaのお手入れ中でした。
出窓ではなく、部屋ごと出ている出部屋!?が印象的でした。
古い旧市街の間から近代的なフレイムタワー。
旧市街のニャンコ先生たち。
バクーの街を見渡せる丘があるので行ってみます。ケーブルカーがあるのですが運休中なので、歩いて登ります。
フレイムタワーを根元から。
10分ほどで登頂。カスピ海を見ながら山頂コーラ。
これが世界一の湖か~。
バクー郊外に
ゴブスタンという石器時代の遺跡があり、世界遺産に登録されています。
旧市街の旅行会社でバクー郊外の見どころを周るツアーに申し込んでいたんですが、集合場所を間違えていて参加できないことに・・・(>_<)
急遽、泊まっていたホテルでタクシーをアレンジしてもらって行ってきました。おかげで割高になってしまいました・・・
岩に牛などの絵が彫られています。石器時代のものらしいです。
石油か天然ガスを掘っているんでしょうか。そこらじゅうに櫓がありました。
バクーの次は飛行機でジョージアへ向かいます。
ジョージア・アルメニア編へ続く
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Posted at
2019/05/06 22:48:41