
アゼルバイジャンのバクーから
ジョージアの首都・トビリシにやってきました。
アゼルバイジャン編は
コチラ
ジョージアの次は夜行電車でアルメニアに向かう計画。電車のチケットは入手していなかったので、ジョージアに着いたら、まずアルメニア行きの切符を買いに行くつもりでした。
事前に電車の時間を知りたかったのですが、ジョージア国鉄のホームページがジョージア語で読めませんでした・・・
色々と調べてみると、アルメニア行きの夜行電車は奇数日にしか運行していない模様。5/2出発の予定だったので、電車では行けないかもしれません。
電車以外ではバスで行くこともできます。
その場合は、5/2はトビリシに宿泊して5/3に日中移動してアルメニアに行くことになるので、5/2の宿泊先を新たに予約しないといけません。
バスが出発するトビリシ駅前のホテルは残り1室。
駅の窓口に切符を買いに行っている間に取られてしまうかも・・・
どうしたものか・・・
電車は止めてバスでアルメニアに行くことにしました。
バスのチケットは事前に入手しておく必要はないので、駅前のホテルを無事に予約して計画変更完了です。
トビリシ近郊の
ムツヘタに行ってみます。現関脇・栃ノ心の故郷です。
地下鉄Didube駅前からバスが出ています。
バスターミナルでムツヘタ行きのバスをしばらく探し回って、ようやくチケット売り場を発見。
売り場前で待っているとバスが来ました。Mtskhetaと表示があるのをチェックして乗り込みます。
30分くらいで到着です。観光客風の人が多く降りたバス停で降りました。
道路の反対側にバス停があります。帰りは青のバス停からTbilisiと書かれたバスに乗ればトビリシまで帰れます。
イベリア王国の首都として栄えた古い町が世界遺産に登録されています。
アゼルバイジャンはイスラム教でしたが、ジョージアはキリスト教です。
(アゼルバイジャンにイスラム的な雰囲気はありませんでしたが)
ジョージアは食事がおいしかったです。
ハチャプリというパン。
中央のくぼみにチーズや卵、バターが入っていて、周りのパンをちぎってチーズを付けて食べるとウマいです。
ヒンカリという大きな小籠包のような料理。
オジャクリという肉とジャガイモの炒め物
街中にもレストランが多く、ジョージアのグルメレベルなかなかです(^^)
トビリシ市内にナリカラ要塞というペルシャ時代から拡張を続けてきた要塞があります。泊まっていたホテルはこのナリカラ要塞へ上がる坂の途中だったので、夜に要塞に行ってみました。
いいエンジン音させてたBMW
ナリカラ要塞はロープウェイで行くこともできます。かなり混んでいますが・・・
街はヨーロッパ的な雰囲気ですが、旧ソ連らしい建物もありました。
日本人にはなじみのないジョージアの文字です。バーバリーと書いてあるはずです。
こちらはH&M
トビリシ駅です。5/2の夕方に来てみました。
駅に入ってみると電光掲示板があります。読めません・・・
英語表示もあります。「トビリシ - エレバン」は見当たらないので、やはりエレバン行きの電車はなかったようです。バスに変更して正解でした。
翌朝、トビリシ駅前から
アルメニアの首都・エレバンに向かいます。「EPEBAH(エレバン)」と書いてあるキャンピングカーが目印です。エレバンは英語で書くとYerevanです。
ベンツのバンに乗っていきます。
9:00、11:00、13:00、15:00、17:00が出発時間。
だいたい6時間くらいかかります。電車だと10時間くらいかかるのでバスのほうが楽です。
9時発のバスに乗るつもりで来たら、たまたま3人の日本人と居合わせました。
コーカサスでめずらしいですね。
バンのタイヤは見事にすり減っています・・・ 大丈夫か!?
客が少ないと出発時間になっても出発しません。結局、25分遅れで出発。
こんなもんなら定刻みたいなもんかもしれません(^^;)
1時間半くらいで国境に到着、車を降りてジョージア出国。また車に乗ってアルメニア側で入国手続きしてアルメニア入国です。
4時くらいにエレバン駅に到着。トビリシ駅より洗練された建物です。
エレバンの街もきれいです。
カスカードという展望台に登ってみました。
正面にアララト山(標高:5165 m)という山が見えます。
アルメニア人の心の拠り所のような山だそうです。日本人にとっての富士山のようなものでしょうか。
ただし、アララト山があるのはトルコです。アルメニアとトルコの関係はよくありません。トルコ領のアララト山を眺めるアルメニア人の心境は複雑かもしれません。
カスカードには謎の現代アートが多数ありました。
体育座りでアララト山を見つめる黄色い全裸の男
その突起はやめてくれ
エレバン郊外に
エチミアジンという街があり、世界最初の公式のキリスト教教会と言われている教会があります。
マルシルートカという小型バスで行けるらしいのですが、エチミアジンに行く番号のマルシルートカが全然来ない・・・
アルメニア語表記しかなくて全然わからない・・・
あきらめてタクシーで行きました。着いたら修復中・・・
エレバン市内に戻るバスも分からない・・・
難しくてマルシルートカをまったく使いこなせませんでした。
アルメニア人虐殺博物館です。
19世紀末と20世紀初頭にオスマン帝国により多数のアルメニア人が殺されたといわれています。オスマン帝国の継承国であるトルコはこれを認めていないため、アルメニアとの関係が悪くなっています。
実際にコーカサス地域を旅してみて、国同士の関係に多数の問題があることを実感でき、今後のこの地域のニュースに関する関心が大きくなりそうです。
今回、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアを駆け足ではありますが周ってみて、1番気に入ったのは
ジョージアです。
今回訪れた世界遺産は4つ
・城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、および乙女の塔
・ゴブスタンのロック・アートと文化的景観
・ムツヘタの文化財群
・エチミアツィンの大聖堂と教会群およびズヴァルトノツの古代遺跡
フォトアルバムに追加しました。
ブログ一覧 |
旅 | 旅行/地域
Posted at
2019/05/11 21:55:59