数ある世界遺産のなかでも、行ってみたい世界遺産ランキングのトップに君臨し続ける「マチュピチュ」。
昨年からマチュピチュ発見100周年を記念した「インカ帝国展」が全国を周っていて、昨日からは最終地の沖縄で開催されています。
でも、沖縄まで見に行くのはちょっと大変・・・
2006年にペルーを訪れたので振り返ってみました。
アメリカ経由でペルーの首都リマへ到着。
まずは、マチュピチュと並んで日本人の大好き世界遺産の
「ナスカの地上絵」に行きます。
手配していた車でイカという町に行って、そこからセスナに乗って空から地上絵を見ます。
セスナに乗る前に寄った土産物屋で値段を聞いてみます。カタコトスペイン語で。
ジョーヌ:「¿Cuanto Cuesta?」 (いくらですか?)
店員さん:「ナナドル・・・」
返事は日本語・・・日本人のナスカ好きは突出していて観光客は日本人ばっかりでした。
離陸後、しばらくすると地上絵が見えてきました。
乗客は全員日本人。パイロットが怪しい日本語で案内してくれます。
「トモダチ、ウチュージン」 以下、トモダチは省略・・・
「コンドル」 メジャーなのが出てきました。
「ハチドリ」
一体、何のために描かれたものなんでしょうね。
左右どちらの席に座っている乗客にもよく見えるよう右に左に旋回します。急旋回により左右に揺さぶられながら写真も撮らなければいけないので、見終わった後はこうなります↓
酔ってグロッキー・・・ 乗客みんなこんな感じです・・・
一緒に行った同僚、ネットにさらして申し訳ない・・・
次はいよいよマチュピチュへ。
リマから飛行機でインカ帝国の都クスコへ飛びます。クスコの標高は3400 mで空気が薄いです。
高い技術を誇ったインカ帝国にスペインが侵略した16世紀、侵略者たちはインカの神殿を壊して教会を建てました。でも、インカが誇る精巧な石組みはそのまま利用。
サント・ドミンゴ教会。コリカンチャ(太陽の神殿)を壊して建てた教会ですが、インカの精巧な土台の上に乗っかったグダグダな石組みの教会との対比が興味深い。
クスコの路地を歩いてると、インカの石組み技術を随所に見ることができます。
12角の石 (13角の石と14角の石もあります)
翌朝、いよいよマチュピチュに行きます。朝6時ごろ、まだ暗いうちにクスコ駅を電車に乗って出発。インカコーラを飲みながらアンデスの車窓を楽しみます。
高山病に効くというコカ茶もよく飲まれています。コカの葉は街中で手に入りますが、国外持ち出し厳禁。見つかったらタイホです。コカインの原料だから・・・
約3時間でマチュピチュ麓のアグアス・カリエンテスに到着。
ここから、つづら折りのハイラム・ビンガム・ロードをバスで登ってマチュピチュ入り口に着きます。
入り口から10分くらい歩くと、ついにご対面です。
居住区や神殿跡があって、その奥の山がワイナピチュ山です。
遺跡の両サイドは崖になっていますが、ここには段々畑が作られていました。
遺跡内を歩いていると野生のコンドルが!!
この日はマチュピチュ入口近くのホテルで1泊して、翌朝はワイナピチュに登ります。
翌朝、開門と同時に入場すると、朝靄に包まれております。
早起きの甲斐あって、ワイナピチュ入り口に1番乗りです。
ワイナピチュには朝7時から登れて、1日先着400名限定です。(現在は予約制になったそうです。)
山頂に1番乗りしてやるゼ!!と意気込んでいたら、道を間違えました(爆)。
この看板↓のせいで・・・(怒)
右に曲がるべきところを直進。ワイナピチュの左側にある小さい山に登ってしまいました(泣)。Uターンして再び山頂を目指します。傾斜は結構急で、1時間少々かかって山頂(標高:2720 m)に到着。
山頂からマチュピチュを見下ろします。
遺跡の向こう側の山がマチュピチュ山です。左にはバスで登ったハイラム・ビンガム・ロードが見えます。山頂から見ると、遺跡はマチュピチュ山とワイナピチュ山の尾根に建てられていることが分かります。
これがホントの尾根遺産(^^)
初の南米はちょっとドキドキでした。
でも、無事に行ってこられたことに味をしめて、その後、ボリビアやアルゼンチンに行ってきました。
南米、面白いですよ(^^) (もちろん治安には気を付けて・・・)
他の旅行記はコチラ↓ よかったらご覧ください。
・ボルネオ (ブルネイ・キナバル山)
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