
バンコク経由でブータンへ向かいます。
バンコクに早朝に到着、ブータン行の飛行機のチェックインが始まり並んでいたらなかなか進まない・・・
30分以上並んでようやく搭乗券入手。その後の出国審査も長蛇の列。ここでも
バンコク名物の渋滞か(>_<)!!
並んだ列はハズレ列で隣の列より大幅に時間がかかって出国スタンプGETしたころには、搭乗時間が迫っていました・・・
ブータンの国際空港は首都ティンプー(Timpu)から車で1時間程度のパロ(Paro)にあります。
ブータンは国土のほとんどが山間地で、パロも山間の街です。
着陸するときは山の間を旋回していき、なかなかスリリング(^^)
入国も無事に済んでガイドと合流します。
1日目は首都のティンプーに行く予定でしたが、ブータンを訪れた日本人としては行っておきたい場所があったのでガイドにリクエストしました。
ニシオカ・チョルテン
日本人よりもブータン人に有名な日本人、西岡京治氏のための仏塔です。パロの空港の近くにあります。
1964年、農業の技術指導のためにブータンにやってきました。当初はなかなか受け入れられずに苦労されたとのことですが、長年の活動が実を結びブータンの農業を発展させました。
1992年にブータンでお亡くなりになりましたが、外国人で唯一「ダショー」という爵位にあたる称号を授与されています。
ブータン人にとってもっとも有名な日本人の1人だそうです。
ブータンの公共交通はまだまだ未発達。旅行者が自由に国内を移動するのは困難です。
公定料金制度により専用車が付くのは多少お金がかかるけど移動の心配がまったくないのは助かります。
パロとティンプー間は道路も整備され、移動時間も短縮されたということですが、終始山間部のワインディングロード。所々土砂崩れもあったりしています。
地方に行ったら道路事情はさらに悪化すると思われます。地形的に鉄道を作るのも困難だと思うので、ブータンを旅行するときは当分は車をチャーターすることになりそうです。
メモリアル・チョルテン
首都のティンプーにある仏塔です。
仏塔の周りを時計回りに人々が回っています。
至る所にマニ車というものがあり、1度回せば経文を1度唱えたことになるそうで。。。
さらには、太陽光発電で回り続けるマニ車もあるそうで(^^;)
信仰心は篤いんでしょうが、適度に抜いているところがのほほんとした雰囲気の所以でしょうか!?
タシチョ・ゾン
ゾンとは、お城と寺院を兼ねたような大規模建築。
ティンプーのタシチョ・ゾンは王宮でもあり、政治や信仰の中枢でもあります。
観光客が入れるのは業務終了後の夕方のみです。
ノルジン・ラム
ブータンのメインストリートです。
ガイド付きとはいっても、常にガイドと一緒でなければいけないというわけではなく街歩きくらいは自由に徘徊できます。
首都ティンプーの中心部ですけど、メインストリートから少し外れると舗装もまだまだ。
警官が手信号で交通整理を行う交差点。
散歩していたときは警官はいませんでしたが、車で通ったときには警官が交通整理していました。
信号が設置されたときもあったそうですが、事故が多発したそうで・・・
2日目はパロに戻ります。この日はブータンで最も見たかった所へ行きます。
タクツァン僧院
寺院は山の上にあるので、往復3~4時間のプチ登山が必要です。
金にものを言わせて馬で登ることもできます。でも、馬に乗っている間もバランスを保たないといけないので、結構筋肉を使う気がします。
上を見上げると雲が・・・ あぁ、見られないのだろうか・・・(>_<)
登り始めて50分くらいで中間地点のカフェテリアに着きました。
このころには雲も消えて、見えました!! タクツァン僧院!!
崖に張り付くように寺院が建っています。
カフェテリアでお茶を飲んでから、さらに1時間ちょっと登って寺院に到着。
(寺院内はカメラ持込禁止です)
標高は3000 m、ふもとからの標高差は約500 m。
なぜこんな断崖絶壁に寺院を!?
ここタクツァン僧院にはグル・リンポチェが祭られています。
岸壁にはグル・リンポチェの顔のように見える場所があるそうです。
下りはカフェテリアで昼食を食べて往復3時間で無事下山。
(食事代や入場料も公定料金に含まれています)
朝と同じ場所で見上げてみると・・・見えています(^^)
雲の中で見えないのか!?と心配していましたが見られてよかったです。
しかも、見事な青空で。
パロ・ゾン
パロにあるゾンです。
パロのメインストリート
ブータンの車事情を観察してみると、スズキとヒュンダイが2大勢力だったように思います。
ティンプーではリーフがたくさん走っていました。
ブータンの料理は唐辛子を多量に使い
「世界一辛い」などと言われています。
火を噴くような料理を食べさせられるかと心配していました・・・
ホテルで食事をしたら、注文するまでもなく勝手に料理が運ばれてきました。
まったく辛くない。観光客向けメニューなようです。
真のブータン料理は体験することはありませんでした。ホッとしたような・・・
たった2日間ではありますが、未知の国ブータンを覗いてきました。
見所は少ないけど、ゾンや寺院に入るときは民族衣装を整えて入っていくブータンの人々や独特なブータンの文化が印象的でした。
この後はネパールへ向かいます。
エベレスト街道編①
(ルクラ → ナムチェ)
(ナムチェ → ホテルエベレストビュー → ルクラ)
他の旅行記はコチラ↓ よかったらご覧ください。
・コーカサス
・モンゴル
・ボルネオ (ブルネイ・キナバル山)
Posted at 2017/01/04 16:49:47 | |
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