
うどんを食べに神奈川に行ってきました。
食べログによると、そこはオーベルジュに分類されています。厄介なことに交通機関で行くことはできず、約1000 mを歩いて登らないとたどり着けないのです。
ご察しのとおり、山の上にあるんです。丹沢の鍋割山という山です。
ミシュランガイドの星の定義は、よく知られているように、
一つ星 そのカテゴリーで特に美味しい料理
二つ星 遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理
三つ星
そのために旅行する価値がある卓越した料理
さて、お目当てのうどんは
「そのために登山をする価値がある・・・」のかどうか!?行ってみましょ~(^^)
スタート地点までは車で。途中、立ち寄ったなか卯で車の走行距離が6万kmにぴったんこ。
朝っぱらからカツ丼を注入して、スタート地点の大倉・県立秦野ビジターセンターへ。
6:50 県立秦野ビジターセンター
朝日が昇ってきて、山が紅く染まっています。
しばらく平らな林道が続いて眠くなってきます。。。
8:10 二俣 林道はここで終了。二俣を超えると橋があります。
この橋がとてもよくしなって揺れまくります。
ボヨヨンボヨヨンと・・・
天気もいいので上からの展望も期待大です(^^)
9:00 後沢乗越 ここまでの傾斜は比較的緩やかですが、この先は傾斜が急になります。
ことしの春に登った
大倉バカ尾根が見えております。
標高1000 mだそうです(麓は約300 m)。あと300 m弱・・・ まだあるな~(>_<)
鍋割山稜「10」まで来ました。山頂は「11」なので、あと少し~!!
9時過ぎでも日陰の地面は凍っていて固いです。昼になって融けてくるとどうなることやら・・・
振り返ると相模湾が輝いています。
10:00
オーベルジュ・鍋割山荘に到着(^^)
確かに、宿泊と食事ができますからね。。。
鍋割山山頂 (標高:1272 m)
早速、お目当ての鍋焼きうどんを山荘内で注文。
早めに着いたので待ち時間は5分程度でできあがり~。
富士山見ながらいただきま~す(^^)
具は
卵、かぼちゃの天ぷら、油揚げ×2、しいたけ、なめこ、えのき、ネギ、なると×2、ほうれん草。これで
1000円!!
食材は人が担いでもってきているので大変です。それで1000円ならかなり良心的かと。ありがたくいただきます。
富士山がきれい!!
南アルプスの山々や愛鷹山、登ったことのある箱根の山も見えております。
3000 m級の南アの名峰たちはもう真っ白。
完食!! おいしゅうございました
☆☆☆
食べている最中は富士山に目もくれず、視線はうどんに一直線でしたが(爆)
この日は快晴で風もなく山頂はとても快適だったので、ゴロンと横になってしばし食後の休憩。至福の時間です。
始めは、鍋割山→塔ノ岳→大倉尾根で下山する時計回りの周回ルートを計画していました。
しかし、目を閉じて横になっていると・・・
メインイベントの鍋焼きうどんは食べちゃったし~、
富士山も見えたし~、塔ノ岳から富士山見ても大して変わんないだろうし~、
次の日は休みじゃないから渋滞しないうちに帰ったほうがいいし~、
大倉⇔鍋割山ピストンでも歩行距離約15 kmでじゅうぶん頑張ったし~
という黒ジョーヌの悪魔のささやきが・・・
11:15 下山開始(爆)
快晴でソーラーパワーMAXゆえに、この時間になると日なたの登山道は氷が融けてベチャベチャの
泥濘地獄と化しています・・・
滑って転んだら悲惨なことに。。。
12:00 後沢乗越
12:35 二俣
13:40 県立秦野ビジターセンター
悪魔のささやきによる変更後のルートはこちら↓
もうちょっと詳しいレポートは
こちらで。
当初の計画より1時間半くらいは早く帰途につけました。
でも、せっかく来たのでヤビツ峠辺りを走ってみようかな~と思い、ヤビツ峠から宮ヶ瀬に抜けて中央道から帰ることに。
秦野から県道70号でヤビツ峠へ。所々、道幅が狭い所があります。
秦野市街を眺められる展望台でパチリ。
さらに進むとヤビツ峠のバス停に到着。ここまでが表ヤビツ。ここも登山口になっているので、また来るかもしれません。続いて、ヤビツ峠⇔宮ヶ瀬の裏ヤビツへ。表ヤビツと裏ヤビツ、どっちが走りやすいんでしょう?
ところが、裏ヤビツのほうが狭かった・・・ 離合困難なポイントばっかり・・・
険道70号でした(泣)
酷道や険道に楽しみを見いだせない性質なので、ヤビツ峠に来るときは表から行くことにします・・・
さて、うどんまで約8 km、標高差約1000 m、約3時間の道のりは楽ではありませんが、歩いていればそのうち着きます。
三ツ星鍋焼きうどんを味わうために登ってみてはいかがでしょうか(^^)
Posted at 2014/12/26 11:08:29 | |
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