〇6日目(5/1木曜日)
うかうかしてたらもう一ヶ月も前の話だよ!
白浜キャンプ場で一泊明けの翌日。
この日は寄りたいポイントがちょこちょこあるので、回収しながら長崎北部の平戸まで北上縦断200kmです。
前日キャンプで風呂なしだったのでまず朝風呂~のパターン。
南島原からやや北上し、雲仙市の小浜温泉地区にある”脇浜共同浴場(通称おたっしゃん湯)”へ。
昭和12年創業という趣ありまくりな銭湯。好きなのよねこういうとこ。
浴槽はもちろん、木造りのロッカーまで88年前当時のまま。
泉質は海辺なのもあってかナトリウム塩泉でしょっぱいやつ。
そして指先しびれるほどの激アツ風呂!!
源泉温度はなんと105℃。何も知らずに来たけど、熱量(源泉温度×湧出量)でいえば日本一どころか世界一らしいすごい温泉だった。
夜中からちょっとずつ溜めて自然に冷まし+加水で適温にしてあるんだとか。
世間的には平日朝8時と空いてる時間だったのもあってゆっくり独泉。
番頭のお母さんもフレンドリーで、山形ナンバーなのに気付いて島原の事など色々お話してくれました。
いいところじゃった
銭湯のあとは目の前の雲仙岳を登り、雲仙温泉街にある雲仙地獄を観光。
地獄内は、危険です(それはそう)
ここは活火山になっており、いたるところで湯が湧いてボコボコしてるわ湯気噴き出してるわ硫黄臭いわでまさに地獄。
先ほどの小浜温泉もここと同じ地下マグマで熱せられてるものらしい。
地獄周辺には無料の遊歩道があり、いろんな湧き方してるのが見られて結構面白いスポットだった。
温泉も入りたかったけど、硫黄臭で残りの旅路すべて汚染される未来しか見えなかったので断念。
せっかくなので土産店に入り、この旅唯一の自分用土産として柚子胡椒を購入(ついでにあまくち醤油も)
知らなかったんだけど、九州人は柚子胡椒が好きで何にでも付けがちらしいですね。
刺身にも付けるって聞いてさすがに正気疑った。
なかでも雲仙地域では特産として推しているようで、手作り瓶詰めハイエンドなやつが置いてありました。香りも辛さも市販チューブ品とは段違いでむちゃくちゃうまし。
唐揚げや餃子などいろいろ試して楽しんでます。
刺身にも付けてみたけど、別に積極的に付けなくてもいいかなという感じだった...笑
お次は島原の街中へ下りまして、九州で展開しているローカルスーパー”エレナ”の島原店へ。
なんでわざわざローカルスーパーなのかというと、
自分の好きなコンテンツ”アイドルマスターミリオンライブ!”に島原エレナちゃん↑という娘が居まして、同姓同名(?)ということでファンの間ではひそかな聖地になってるんですよね。
最短距離でも我が家から約1,500km、しかもかなり行きづらい立地だから訪れることはないだろな~と思っていたんだけど、まさか偶然狙わずともスムーズに寄れる旅行プランになるとはね。
ゲームアプリにはARフォトモードがあり、実際にその場にアイドルを立たせることができるんです。せっかくなのでツーショット。
はたから見たら、ただのスーパーをバックにキャッキャとはしゃぐ異常おじさん二人組でだいぶヤバい絵面だったと思うww
定期的にこういう人間は湧いてると思うので、ご近所の方はどうぞ生温かい目で見守ってもろて...
そんなこんなしてるとちょうどお昼時。同じく島原市内にある豚骨ラーメンの名店”白龍”で麺活。
かなりの人気店で、ましろさんが以前来た時はあまりの並びに諦めたほどらしい。
今回は念願叶っての開店ダッシュ!
オーダーはチャーシューメン。
骨っぽさすら残る濃厚スープながら不思議と飲みやすく、極細麺にもよく絡んでうまし。
セットの焼き飯もうますぎて、ハーフじゃなくフルサイズにすればよかった...
ましろさん的には、ここが今回の旅で一番うまいグルメだったとのこと。よかったね。
オタ活もメシも堪能できた島原を後にして北上開始。
お次は諫早市にある中華飯店”李花”で昼食(二回目)
いやだって長崎名物皿うどん食ったことなかったからね、さすがにスルーできなかったよね。
パリッパリの揚げ麺に野菜の甘み旨みしっかりの餡がたっぷり。いいねぇ。
こんな細麺なのにうどん名乗っても罰せられないんだ(?)
お次は大村市。母親がカステラ好きなので、老舗の”福砂屋”にてカステラ回収。
当然ミチミチトランクに載るわけないので発送。先に帰っとけ~
後日自分でも食べたけど、ギッシリした密度ながら甘さがしつこくなく上品でさすがのうまさ。
ちなみに限られた職人しか焼けない上位品の五三焼きなるものもあるらしい。せっかくならそっちにすればよかったなぁ
さらに北上してやってきたのは、佐世保のはずれにあったバッティングセンター”三冠王”
かの有名な佐世保に来て、港にも寄らずバッセンに行く奇行。
なぜかというと、併設のゲームコーナーにほいさん大好きでお馴染みギターフリークス&ドラムマニアの旧作バージョンがあると聞きつけ、ちょろっと味見しに寄りたかったんです。
動いていたのはギタドラV6 BLAZING!!!!(2009年4月~2010年4月稼働)
これは当時自分が高校三年生だった頃に遊んでいた青春のバージョン。むちゃくちゃ懐かしくて涙出る...
旧筐体が残っていても、次作V7か最終作V8にアップデートされているパターンがほとんどなので、V6が残っているのはほんとにレア中のレアなんです。
常時稼働してるのは国内ではここだけじゃないかな。
筐体自体に至ってはもはや25年選手なんだけど、メンテナンス良く音量も爆音設定で超楽しい。
元気に動いてる旧筐体を見ると嬉しくなっちゃうね。古いゲーセン特有の匂いがするこの場所共々末永く生き残っていてほしい...
興味ないであろうましろさんも30分少々突き合わせてしまってすまんありがとうな!
そんなこんなで長崎の寄りたいスポットをしっかり回収完了し、18時頃に本日の宿”民宿はまゆう”に到着。
ほんとは一日中雨の予報だったけど夕方までもってくれて助かった。
このあふれ出る民宿っぷり。嫌いじゃないよww
体育座りステンレス風呂、落ち着くんだよなぁこれ。
各所しっかり清潔だったし、布団はいいもの使ってるし、トイレだけリフォームされてて異世界転生したかのような綺麗さだったし、全然問題なし。
宿までの道のりは超急坂&ヘアピンカーブで難易度高いけどw うちのアクセラとかましろエリーゼだったら多分無理。
風呂ってさっぱりしたら夕食タイム。見てこの圧倒の品数!!
そして何気にこの旅で他人に用意してもらう夕食はこれが初。節約旅だからね。
目玉はカサゴ(現地での呼び方はアラカブらしい)の丸揚げ。余すとこなく全部食える。ビールが合うんだわ...
他にも鯨の酢の物やエビフライ、茄子天や刺身など、見た目は質素ながら味がいい素敵なディナーでした。満腹満足。
→⑦へ続く!