
勢い余って出発した旅。
>本日は酷道371号。
羽曳野の道の駅で車中泊をした朝。
農産物直売所へ農産物を運び込む人たちの音で起こされました。
まぁ、良い目覚まし時計であったと云う事であろう。
道の駅内に或るパン屋で朝食を購入。
ぱんろーどと云うお店のしらとりの郷店と云うお店。
焼きたてのパンは美味かったが3個もパン買ったら500円オーバーであった。
パンをご飯とすると高く付く。
さくっと朝の準備を済まし出発。
本日の出発点、本町(七つ辻)交差点に到着。
時刻は09:15頃である。
この交差点はR371号の起点であり、本日制覇する酷道である。
この交差点はR170号、R310号の交点となっている。
余りにも普通の道であったので、写真撮影は暫く無であった。
この画像は出発点より30分程度走った場所の小原田南と云う交差点である。
高架はR24号となっている。
また、この交差点の手前までは結構な渋滞が発生しており、
時間の割に距離は走っておりません。
更にちょっち進んだ、市脇の交差点。
まぁ、普通の道である。
橋本高野橋北詰の交差点。
この次の交差点で突き当りになるので左折する。
んでもって、左折してちょっち先をR371号は右折するのだが、
看板も無いし、いきなり狭い道になりやがったので通過してしまいました。
画像の交差点を右折が正解です。
通り過ぎてしまったので、仕方なくUターンしました。
反対側には青看板が設置されており、
R371号は左折と云う事と道が狭くなる事が標されています。
左折してちょっち走ると画像の様な看板が出てきます。
『高野山へはR370九度町経由で』っと書いてありますが、
当然の如く、構わずR371号を突き進みます。
国道三七一号の改修を切実に訴える看板。
地元の人には切実なのであろうが、
観光気分で来ている私にとっては改修されると寂しい気分である。
酷道は味があってよいと思うのだが、生活する人にとっては良い迷惑なのであろう。
この画像も橋本市から高野町へ抜ける途中の一枚。
『バトルランド』ってなんなんだ???
ネットで調べると、どうやら
サバイバルゲームのフィールドの様である。
高野までは19㎞である。
日常の世界では19kmなんてあっという間であるが、
酷道の世界では果てしなく遠い事が多いのである。
橋本から高野へ向けての道を、
道中、反対方向に向いて撮影した画像。
岩を切り抜いた道。
電信柱の看板はこの先のカーブを表しているのだろうが、
錆が良い雰囲気を醸しだしています。
先程の画像と同じ地点。
川は綺麗で清流と云う言葉が合うのであろう。
道の所々に路駐している車が在りましたが、
どうやら、渓流釣りを堪能している様であった。
そんな狭い道な酷道を直走っていると、突然、立派な建物が登場します。
『
やどり温泉 いやしの湯』っと云う宿泊施設で日帰り入浴も可能な施設の様である。
入浴したい気持ちもあったが、本日の全行程が不透明な為に先を急ぐ事にしました。
しかし、これだけ不便な場所にある宿泊施設であれば、
静かである事は容易に想像できるので、泊まりで訪れてみたい気もします。
酷道に必要不可欠な小さく狭い手掘りのトンネル。
絶対に掘削機で掘っていないだろう感がたまらない。
内部の表面が凸凹していますね。
入口のコンクリートが若干ではあるが崩れかかっているのが、
人の往来が少ない事を物語っている。
このトンネルを超えると、道は少し広い部分もあり比較的走りやすくはなるが、
当然の如く今までと同様の狭い区間もあるので注意して進む事が求められる。
先程のトンネルからちょっち走った先にT字の交差点が在るので、
この交差点を右折である。
地図で確認すると、真っ直ぐ行く道も面白そうであるが、
例により今回の趣旨から外れるのでグッと我慢である。
T字の交差点を右折してすぐにカブと思われるビジネスバイク集団とすれ違う。
ビジネスバイクと云っても、荷台にはキャンプ用品と思われる荷物を積んでいたので、
ビジネス目的の通行ではないのであろうと想像する。
ビジネスバイクでの酷道ツーリングオフか???
テントと寝袋積んでバイクでツーリング。
車での車中泊はそれはそれで楽しいが、バイクも楽しそうだなぁ
バイクの免許、欲しいなぁ~。
橋本市から高野町へ抜ける山岳越えの酷道区間を殆ど終えた高野町に入ったところ。
この先の交差点を左折すると高野龍神スカイラインに突入します。
地図を確認すると、更に先に龍神街道と云うR480の重複区間で、
かつらぎ町までの盲腸区間を走破しないと完走とはならないが、
今回は時間の都合上、省略いたします。
高野龍神スカイライン。
まぁ、普通のワインディングロード。
何かのイベントで走っている人達がいました。
こんな山岳地帯でご苦労様である。
それにしてもバイクのツーリング集団が、鬱陶しかった。
飛ばしたい気持ちは分からんでもないが、
10台も集団となっている奴らの追い越しさせるこちらの労力も考えて煽ってくれと思う。
1~2台であれば、ちょっちの減速でパスさせてあげる事も出来るのだが、
多台数をパスさせる労力はこちらとしても大変と云うか面倒なのである。
バイクは早いんだとアピールする為に煽りやがって…。
車を止めるスペースが在ったので、バイク集団をパスさせる為にそのスペースに停止した。
そのついでに景色を見渡すと景色が良かったので記念撮影。
左上の山に先程走ってきたと思われる道が写っています。
随分、遠くまでやってきてしまったモンである。

道の駅、ごまさんスカイタワーにて休憩。
ライダー達が休んでいますねぇ。
まぁ、天気も気候も良い9月中旬なのでバイクで走ると気持ちが良いのでしょうね。
景色も緑が気持ち良いですね。
ネットで調べると、こちらのスカイラインの標高は800~1,300メートル。
冬季は和歌山なので暖かいイメージがあり無縁かと思ったが雪の為に交通規制がある。
四輪は07:00~17:00まではチェーン規制で17:00~05:00までは通行止め、
二輪は終日通行止めの様である。
しかも、全区間の殆どの地点で携帯は圏外なので、
何か有事の際は救護に時間が必要と云う現代日本では想像を絶する条件。
是非、道連れ(某408)を連れて制覇したいですね~。
山をある程度下り龍神と云う道の駅を超えてるとR425号との重複区間に突入します。
そして、龍神村にある交差点を左折します。
青看板も設置してありますし、さほど分かり難いと云う事はないでしょう。
そして、R425重複区間を左折した交差点からちょっち走ると左側にタバコ屋が在ります。
どうやら小川商店と云う様だがその焦点の前のT字の交差点を右折します。
右折すると『通行止め』の看板が…。
しかし、通行止めアピール感を余り感じないなぁっとスルーして突き進みます。
そして、それは数分後の出来事…。
車で通過する事ができない通行止めに出くわす。
ちょっち絶望感の中、地図を調べると、
ここはR371号の分断区間で、
どちらにせよ和歌山県道735号を走らなくてはならないとの事が分かったので、
先程の小川商店まで引き返します。
これが小川商店である。
この先、暫くは自販機には出くわさないので、
飲み物やニコチンの補充は個々で済ませておく事がベストであろう。
和歌山県道735号、龍神十津川線を突き進みます。
後にネットで調べると、こちらの路線も険道として有名な道な様である。
先程の通行止めが無ければ、
本来、この橋(画像の奥側)からやってきて右折する事になる。
この橋の手前までR371号であり、ここから先が分断区間の迂回路となる。
今回は通行止めで迂回してきたので画像の右側から左側に進んでいる。
因みにこの橋の名前は朝瀬橋と云い、バス停も設置されている。
この橋を右折すると数キロではあるがR371号が走っている。
しかし、その先は通行止めの様である。
この区間であるが地図で確認すると線の太さから道幅は広めである。
何故、この区間だけ広い道なのであろうか???っと思って、
後にネットで調べると龍神四バイパスと云うバイパスを建設する予定である事が分かった。
この橋の名前は中央橋と云い、やはりバス停が設置されていた。
運行本数は1日に3本であった。
この交差点で県道375号とお別れして林道に突入します。
林道の名前は不明。
それにしても国道の迂回路が林道とは…。
或る意味で真の酷道なのであろう。
笠塔峠越えに突入である。
林道に入りちょっち走ると、赤い鉄橋の橋が見えてきます。
橋の手前には大型車が通行できない看板が設置されているが、
サンバーは小型車なのでスルーである。
通行料のかなり少ない林道かと思う。
道の中央にはやはり苔が生えている。
道路は崩壊している。
アスファルトの状況は悪し。
ひび割れが目立つ。
そんなひび割れ状況を撮影している時に、
ふと、空を見上げると立派な橋が見えました。
こんな山奥な林道の上には立派な道路???っと思いましたが…。
先程の立派な橋の正体は林道を登りきると正体が分かりました。
その正体は不通区間のR371号であり、
建設中???
建設中止になった???
龍神四バイパスであり、
先程の中央橋と繋がる予定の道路である事が分かった。
道は片側1車線の道幅。
こんな山奥に似合わない立派な道である。
通行止めな箇所まで行こうかと思いましたが、時間の都合上で省略。
次回、探検に来る時ののお楽しみである。
そして、林道を超えた先のR371号である。
こちらも片側1車線である。
道路の白線は消えかかっており、通行量が少なく手入れされていない感がある。
笠塔トンネル。
立派なトンネルであるが、照明は殆ど点いておりませんでした。
きっと、節電の夏ではなく交通量の関係なのであろう。
笠塔トンネルを超えて坂道を下っていると、
これまた立派な赤い鉄骨の橋。
赤色のペンキは色褪せて錆が発生している。
天狗のオブジェが橋の四隅に鎮座していたので、思わず記念撮影。
橋の名前はてんぐ橋と云う様である。
さて、画像枚数が40枚を超えてしまったので、
酷道371号のレポート第一部はここら辺にしておきます。
第一部のハイライトは笠塔峠越えであろう。
そして、第二部は高雄峠の本山谷平井林道(玉の川林道)かと思う。
乞うご期待。