予算の関係で待ち時間が長かったけど…。
>韓国観光できたから良しと前向きに考える。
金曜日は乗り継ぎが悪いんだよね。
会社は一番安い航空会社だけで選定しやがる。
私の都合よりも金額で全てが決まる嫌な世の中である。
仁川国際空港からセントレアへ飛ぶ大韓航空機は1日3便あるのだが、
金曜日だけは2便となり09:05発の便は無いみたいである。
18日の現地時間で22:05に飛び立って、
順調に乗り継ぎが出来れば19日の10:55にはセントレア到着するのだが、
本日だけはその便が無いので後の16:45にセントレアに到着する便での帰国。
08/18 22:05発(ジャカルタ)
↓
08/19 07:05着(ソウル)
08/19 14:55発(ソウル)
↓
08/19 16:45着(セントレア)
要するに7時間50分の待ち時間が仁川国際空港で発生してしまう。
7時間50分の待ち時間であるが、
トランジット客用の施設やサービスも充実しており、
仁川国際空港では時間潰しには困らない。
こちらは有料ですがトランジット客向けの空港内のホテルで入国せずに、
空港内でそのまま泊まる事が出来ます。
無料インターネットと休憩エリア。
休憩エリアにはリクライニングチェアが設置されております。
画像には写っていませんが、
この近くには無料のマッサージチェアまで設置されてました。
まぁ、これらのチェアに含めてベンチはバックパッカーが寝てたりと、
空いているスペースを見つける事は至難でした。
私が使用した無料施設はこちらのシャワーです。
営業時間は07:00~21:30でトランジット客なら誰でも無料でシャワーを使う子Tが出来ます。
シャワーする小部屋は8室ぐらいはあるだろうか。
私が利用した時間は午前09時頃。
深夜便で到着した人達なのだろうが、
多くの利用者がシャワーの順番を待っておりました。
日本語は通じませんが、
何となくシャワーを使いたい旨の意思表示をすると、
要するにそこら辺で待っていろと云われます。
私の待ち時間は30分程度でした。
フェイスタオルを1枚、無料で貸していただけます。
シャワールームはこんな感じ。
シャワースペースに洗面台、そして画像に映っていませんがトイレがあります。
シャワーヘッドは外国特有の天井に固定タイプと、
シャワーホースが付いていているシャワーヘッドと切り替えるタイプだったので良かった。
水圧はまずまず、お湯は安定して出てきたので海外としては快適なシャワーでした。
ボディーソープとシャンプーも備え付けられている。
しかし、泡立たず洗っていてもイマイチだから、
日本から持ってきた方が良いのかもしれないが、
手荷物で液体類を機内に持ち込むのは大変なので悩むところである。
ドライヤーは無料で貸出。
歯ブラシは1本、無料で貰えて歯磨き粉は貸出。
こちらは受付でお願いします。
私はこの無料シャワーは絶対に使う事が織り込み済みだったので、
ビジネスバッグに着替えと歯ブラシを入れてインドネシアを出発しました。
そして、7時間50分もの暇な時間を潰す為の私の中での秘策である、
無料トランジットツアーへの参加を模索しました。
無料トランジットツアーとは韓国政府が用意した、
基本的に無料で待ち時間で韓国を観光する事が出来る、
トランジット客向けのツアーの事です。
コースは1時間から5時間までの間で様々な種類が用意されております。
参加するにはインターネットで予約もできますが、
当日、空港で申し込みも可能。
私は予約していなかったので空港で申し込みをしたかったが、
空港内に在る筈の受付カウンターが見つからない。
そんな訳で大韓航空の窓口(???)で、
無料トランジットツアーのパンフレットを見せて受付はどこか聞いてみると、
クエッションマークのカウンターで聞いてくれとの事でした。
※私は日本語以外は分からないので、そんな感じだと受け止めました。
云われた通り。クエッションマークのカウンターでパンフレットを見せると、
良く分からないが、言葉の通じない私の為に指で方向を教えてくれました。
指を差された方に向かいます。
クエッションマークのカウンターから近くのコンビニと両替の間に、
小さな無料トランジットツアーの受付がぽつんと設置されておりました。
この場所は飛行機から降りて空港に入る為のセキュリティーチェックを受けた後、
空港内に入る為にエスカレーターの目の前でした。
一度、この場所は通ったのですが全く持って気が付きませんでしたね。
そして、受付には誰も居ない…。
5分程、カウンターの待っていると受付の方がやってきました。
そして、次の便の航空券を見せろと云っているみたいだったので、
eチケットを見せると、1時間コースの12:00~13:00に丸を書かれました。
このコースだったら良いと云っていると思われる。
これは他のコースが予約が一杯だったのか、飛行機の時間の関係だったのかは不明。
まぁ、韓国に入国できるだけでも良しであろう。
そして『O.K!!!』と答えるとパンフレットに『10:45』と書かれた。
多分、10:45にもう一度ここに来いと云われているみたいであった。
まぁ、無事に申し込みが出来たのであろう。
入国書類、税関申告書と良く分からないけどサインをする紙を渡されます。
入国書類と関税申告書を記載します。
そして良く分からないけどサインをする紙は恐らくは、
無料トランジットツアーで遅れが出ても責任は取れません的な念書かなと思い、
取り敢えずサインをして準備をしておきます。
集合時間まで時間があったので、朝ご飯を食べる事にした。
色々なお店があったが、リーズナブルで比較的空いていたので『タコベル』にしてみた。
しかし、ハングル文字は困った。
全く持って意味が分からない。
英語は分からないけど、英単語は何とか分かるので何となく注文が出来る。
ハングル文字は全く分からないので何を注文して良いかに困るのである。
とは云え、悩んでいても朝ご飯は食べれないので、
勇気を出して野生の感と山感をフル活用して注文する。
一体、私は何を注文したのだろう(笑)。
一つだけ分かった事は『ホット???』って聞かれたので、
コレは辛くするのかと聞いているのかと思ったので『No.』とだけ答えた。
呼び出しベルを渡されるので椅子に座って待つ。
待つ事、約10分で呼び出される。
注文した物は残念ながらタコスでは無かったと云うか、私のイメージするタコスとは違った。
いや、これもタコスに部類するのかなぁ。
結局、自分が注文した食べ物の名前は分かりませんでした。
薄い生地(トルティーヤ???)に牛肉とチーズが挟まれた食べ物でした。
10:45に先程の無料トランジットツアーの受付カウンターに行くと、
色々な国からやって来たと思われる10名程が集まってきました。
そして受付カウンターの人が付いて来いと云うので、
その後を歩いて行くと韓国入国手続きの場所まで案内してくれます。
入国手続きを終えて空港1階中央のトランジットツアーデスクに行きます。
そこで希望ツアーコースを云うと名前を聞かれて、
良く分からないけどサインをしなくてはならない紙の提出を求められます。
トランジットツアーデスクでの受付が終わるとこのバッチを渡されます。
そして、12時前に再びここに集まれと告げられました。
ツアー出発時刻まで少し時間があったので、
同じツアーに参加する日本人の方が居たのでスターバックスでお話をしました。
集合時刻にトランジットツアーデスクに行くと、
空港外に待機しているバスに案内されてツアーの開始となります。
添乗員の方は韓国の方ですが案内は英語です。
英語は分からなくても雰囲気だけでも楽しかったですから良しです。
今更ながらですが英語をもっと勉強しておけばと後悔。
バスで20分程走ると、1時間コースの龍宮寺に到着。
龍宮寺は空港が建っている同じ島である永宗島に在ります。
竜宮寺とは…(
ソウルナビより)
日本人にはつい浦島太郎を想像してしまう名前のお寺。
永宗島で最も高い山・白雲山(ペグンサン)の中腹にひっそりと建つ寺の歴史は古く、
新羅時代の670年に元暁大師によって建立されたという。
寺の柱には書画家の海岡キム・ギュジンが残した詩が刻まれている。
寺の裏手には11mの高さの弥勒菩薩像が立ち、
入口ある樹齢1000年を超す2本のケヤキの木も見どころ。
また寺は白雲山頂上へ行く散策ルートの通り道になっている。
本日の仁川は暑く、犬も木陰でお昼寝中。
この竜宮時のイメージとしては、観光地のお寺ではなく、
家の近所のお寺に出掛けた感じであり、
地元の方の生活を感じる事が出来て良かったです。
日本お寺で云う参拝する時に手を清める手水所かな。
韓国で仏教は有力宗教である。
日本では結果的に同じく仏教が有力宗教になるかと思うが、
お寺の建物は日本と比べると派手な色使い。
樹齢1,000年を超えると云われている巨木の根元には瓦が置かれています。
その瓦には色々な文字が記載されております。
ハートマークも書かれていたので、恐らくは願い事を書いているのでしょうね。
ちょっと白飛びしてしまいましたが、寺の裏手に佇む11mの高さの弥勒菩薩像。
お寺を表すまんじマーク。
カラフルな色使い。
お堂の中もカラフルな色使いでした。
アメリカ人に子の感じは何て書いてあるんだと聞かれたが、
日本人は漢字文化でも日本語しか分からないと答えて置いた。
国が違っても仏教はお釈迦様を崇めるのは同じなのかな。
色々な国の方々とお寺を参拝。
日本語が出来る欧米人は、今は北名古屋市に住んでいると云ってたな。
おや、近所じゃん。
この建物は食堂って云ってたかな。
庭先では赤色の唐辛子が天日干しされていた。
生活感が溢れる風景。
食堂の脇には大きな瓶が在りました。
瓶の中には何か入っていましたが、
何が入っていたかは分からず。
そんなこんなの竜宮寺観光。
片道20分なので移動時間は往復で40分。
観光時間は20分足らずであったが凄くご満悦でした。
本日の集合写真はフェイスブックに掲載すると云っていた雰囲気であるが、
私はフェイスブックはやっていないので見る事が出来ませんでした。
7時間50分の待ち時間を終えてセントレアに向かう飛行機が飛び立ちます。
順調に飛び立つかと思ったが、
飛行機の滑走路飛び立ち待ち渋滞。
機内は結構な混み具合。
無事に飛行機が飛び立ち、雲の上に到達。
私の場合、席は窓側を選択します。
通路側の席で隣の人のトイレの為に席を立つのは煩わしいと云うのも理由ですが、
窓の外をボケッと眺めているのが好きだからと云う事もあります。
外の景色は見ていても飽きない。
海が見えてきました。
機内食が配られる。
アイスクリームでカラフルな色で建物を模ったパッケージはセンスが良いと思う。
今回の機内食はおにぎりとパイナップル、水でした。
おにぎりの具材は何か良く分からなかったけど、
食べれる味だったから良しであろう。
やっと、日本の領土内に戻ってきました。
島根県の隠岐諸島、島前三島かな。
そして、これはその隣の島後と思われます。
再び雲が暑くなり海や陸地は見えなくなるが、
変わりゆく雲の形を見ているのは本当に飽きませんね。
気が付けば日本の本州に到達。
この建物は美浜原発だと思うので福井県方面から愛知県に入るみたいである。
長良川と揖斐川が合流する少し手前。
飛行機の羽部分で少し隠れておりますが橋は東名阪かな。
画像中央下部の丸くて白いとの建物は、
木曽三川公園カルチャービレッジ・輪中ドームかと思う。
長良川河口堰を空から見てみよう。
こちらは長島スパーランドである。
夕方で傾いた太陽の日差しが海面に反射して綺麗であった。
そんなこんなで19日間のインドネシア滞在記は完了。
今回、スーツケースの重量が25㎏弱もあったので、
流石にそれだけの重量物を電車等で持ち歩くのは嫌であった。
そんな訳で、
お盆休みを満喫しているだろうアイツをセントレアに呼び出して、
楽ちんでお家に帰る事にしました。
インドネシア出国前に
アイツに国際電話したのだが、
迎えに来いと説得するのに要した時間が約10分。
通話料が1分間に260円だから説得するのに約2,600円。
流石に国際電話は高い…。
まぁ、
アイツとセントレアから帰った思い出はプライスレスって事にしておこう。