suwarashifactoryのブログ一覧

これまたこんなところが腐食するんですね・・・

４３０は腐りやすという話をここに来てよく聞きますがなるほどな・・

腐食部分をカットする前にパーツの制作


カットです



インナー制作

やはりガソリン怖い怖い
タンク下ろして溶接です。

ガソリン抜いて

ミッションジャッキで支えながらボルトを外す
比較的カンタンに下ろせたが配管の多さにびっくり後に使えるように丁寧にホースを外す。

降ろせました。

でジージー溶接

錆止めで

パテです。

足回りが随分サビで荒れてるな～
タンク装着したら足回りのサビ落としだな

４３０ワゴンのルーフはドア上サッシ部分が両側とも錆びて穴があいてしまっている。

この当時の車はこんなところが錆びるんですね・・

オーナーさんがルーフサイドを部品取りからもぎ取ってくれたのでまずはこれを使うとしましょう。

まずは腐り部分の構造を知るために部品取りを丁寧に分解しましょう。スポットを何箇所も剥がします。
３層構造になっていました。

構造が判明したので本体部分を丁寧に切り取ります。

サビ取り
ラストボンドにてサビ止め

固まらないので遠赤外線で温めます。
サッツ部分を１層目にスポット溶接します。

シーリングをします。

３層目を溶接。

アルミファイバーパテで整形します。

この作業を左右すべてのルーフに施しました。



時間はかかりましたがひとまずルーフのメタルワークは終了です。

運転席側のサイドシル前部分の腐りがひどい。

これも部品取りからの切り張りとなる

使用部分だけパーツを切り出し分解しました。

パーツの構成はこんな感じです。

切開してみると中骨もダメでした。

パネルも腐っていました。

厚紙で型どりし鉄板で制作

骨の溶接と錆止めします。

外パネル溶接

パテいれ　

そして純正色にて塗装です。


次回はこれまた難所「ルーフ横錆処理とサッシの入れ替え」である

厄介な箇所から取り掛かりましょう。
ガラスを外し、ダッシュボードの内装を外します。

バルクヘッドのサビ加減は半端じゃない

カッターで切除しながら状態を観察します。

サイドの水抜け穴や中の骨まで腐っています。

バルクヘッドは部品取りパーツより移植。

部品取りパーツの切り出しと本体バルクヘッドの取り外しで合計１００箇所以上スポットをスポットカッターで揉みとりました。



ついでの骨まで移植しましょう。


骨の移植とパーツが出来たところでサンドブラストでサビ落としをします。


錆止め塗料はオーナーしてのラストボンド。２液型エポキシ系錆止め材です。これが厄介で温度がないとかたまらなイ～。

ボンド硬化後シール材でシーリングし塗装準備です。ラストボンドこのままでは塗装がのりません。スコッチブライドで足付けしまずは内部の塗装です。

内部塗装のあとは外パネルの溶接

そして塗装です。


ワイパー取り付け、ゴムパーツ装着で何とかうまくできました。

次回はサイドシルです。

４３０ワゴンがやって来ました。

今回のレストア内容は全周サビ穴補修・・・

詳しくは

屋根サッツ上の腐食穴は重症です。


サイドシル

カウルトップも交換です。

給油口周り


屋根のサイド部分とカウルトップ部分は部品取り車からのカットパーツを使います。

またまたFACTORYは大忙しです。