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土間より上がると１４畳ほどの板の間がある。

古民家ではオーソドックスな間取りである。

天井はもちろん吹き抜け
すすけた色をした梁がここに囲炉裏があったと推測される。

床はとっくに抜け落ち、おそらく前住人がコンパネを貼って生活していたみたであった。
この部屋は古民家の醍醐味！！元の姿を想像しながら復元していきましょう。

コンパネの上から杉板を張る。表面はプレーナーで製材していく。
合わせ目はビスケットで繋ぎ浮上がないように。

さらに釘が見えないように重ねのところの側面から打っていきます。

見違えました。そして目指すは黒光りな床！！着色してワックスで磨き上げます。
囲炉裏の大きさはちょっと大きめの１２００×７００

中のお釜は１ミリ鉄板で曲げ溶接

囲炉裏の周りはこだわりの桜材。
和製オイルステン仕上げ


いよいよ自在鉤

大きめのお魚が良いのでヤフオクで吟味してこれをチョイス！
届いてみたものの釣りが短すぎたので急きょ、青竹で自作します。

竹は火であぶり油分を抜き磨くようである。

これで完成
今回研究の末使用したのはデッキ用のブラックな保護塗料
この色がとても良い！！

乾燥したらフロア用ワックスでテカテカにしましょうか

あとは灰です。

灰のことまで計算しませんでした。この大きさの囲炉裏だと60から70㌔の灰が必要みたいです。灰も結構値段が高い。こまめに集めるようにしましょう。

この部屋の面積で囲炉裏のみで暖がとれるのでしょうか？？
薪ストーブでも設置しましょう。

ジャンクな薪ストーブ調達！！

次回は灰の調達と囲炉裏の火入れ、床のワックスがけ、薪ストーブの設置といきましょう。お楽しみに！！

救出したグロリアですが・・・・

ナンバー付きだったので書類を起こせる可能性がある！！

早速持ち主の手がかりが車内にないか？捜索する。

交通安全のお守り発見。屋号が記載されている。

地元の同業者を知っていたのでこの会社の事を聞く。
「おー知ってるシッテル！」
ということでお名前、お住まいの住所、連絡先を教えてもらう。世代が変わりその住所には空家がありたまにしか戻らないようである。
何度か足を運ぶがいつも不在である。
ちょっと連絡するには勇気がいるので、電話は後回しにする。

所轄の陸運局で情報収集！

事情を説明しナンバー照会を依頼する。担当者は渋々PCを開き照会するも・・
「データー残っていません」
ガーン
ダメもとで屋号を告げるが本人ではないということなのでここで釣り扱い中止。
電話番号だけ残し、ションボリして車に戻る。
しばらくする陸運局より折り返しの電話あり。焦る気持ちをおさえコンビニで電話に出る。
「倉庫の手書きデータから屋号がヒットした。確かにこちらで職権抹消しています。所有者の車検証が必要です。」
との事。車検証などないわー！

その後PCで色々再登録の情報を収集して、どうしたらよいか陸運局に相談。ケースバイケースでの必要書類をお伺いする。実にあっけらかんとした応対である。いじわるしてんのか？？怒ったら負けであると言い聞かし、その後顔を覚えてもらうため合計４回も陸運局に出向き顔を出す。

結論は・・持ち主がどのくらい資料を提示できるかのようだ。

ついに携帯で電話する。
怖々事情をはなすと「グロリアですかあ　まだあるんですか？」驚きと懐かしの声であった。
「ヤッター」心の中でガッツポーズ！！
「復活ですか！！協力します！」快諾していただいた。持ち主の息子さんで私と同世代。お父様は亡くなられていました。
「父も喜ぶでしょう！！」

用意ていただいた書類
１会社の印鑑証明
２会社の所在地が変わっていたので戸籍謄本
３委任状
書類を持っていざ陸事へ

担当者・・車検証なかったんですか？？渋々「お守り」みせるが「これは使えません」
怒ってはいけません。

書類をすべて提出

「抹消の回復申出書」・・・抹消を取り消し持ち主に登録を戻す手続き
車検証がないのでこれに理由を書いて提出　　石摺添付！

回復後に一時抹消です。
一時抹消登録には諸元表が必要です。

仲間よりカタログコピーをいただきました。

手続きの間に

手数料のお支払い
ナンバーの返却！・・残念ながら「多摩４」は排ガス規制で継続できません。
税の申請　一時抹消後は新たに税金はかかりません。

陸事にきて２時間経過
ようやく書類出ました。

なんだかんだで陸事の皆さん、今日は親切に対応してくれました。

後日オーナーさんに書類を見せて譲渡書類をいただきました。

今回の登録までの道のりいかがでしたか？私はとても勉強になりました。

旧オーナー様、グロリアを見に来てくれました。復活をお約束して、いよいよレストア着手です。なーんて・・まだまだ先ですが！