
英国と仏国が共に2040年に内燃機関自動車(ガソリン・ディーゼル)の販売禁止を決めたが、中国も右へ習え的に実施する様子ですね?
それに対して日本はどう考えているのでしょうか…日産が二代目リーフを販売開始しましたが、実際問題として「国産EV」と言える一般量産自動車ってリーフ以外にはないに等しい?
トヨタがプリウスの成功で勢力を伸ばしているハイブリッド自動車も基本的には内燃機関に該当する訳で、販売禁止国では通用しないと思われます。
日本の自動車業界がEV開発に積極的でないのはやはり「エンジン屋」として育ってきた側面が大きいと思われます。
ちなみに海外ではEV専門メーカーというものが出てきています!
日本にもこのようなメーカーができれば急速に成長するように思われるのですが…なかなか新しい企業が立ち上がる様子は皆無ですねぇ?
どちらかというと家電メーカーが名乗り出しそうなイメージがあったのですが、家電メーカーの現状ではどこも危機的状況にありとても自動車開発に着手できるような体力はないというのが実情なんでしょうね。
大手自動車メーカーと大手家電メーカーがタイアップして開発して行く必要があると思われますけど…果たしてどことどこが組むのやら?
ところで、内燃機関にEVが取って変わる意味とはなんなのでしょうか?
CO2(二酸化炭素)排出による自然環境の破壊(地球温暖化問題等)を懸念しての世界的な動きなんでしょうけど…地球上の自動車が電化した場合の総電力量って一体どの程度になるのか考えてみてるのかな?
現在の発電能力では到底足りなくなりそうですが…火力発電は大量のCO2排出(元々こいつも巨大な内燃機関みたいなもの⁉)に繋がる。
太陽電池は効率が悪いし、原子力は核廃棄物の問題が解決していない。
北欧の一部では化石燃料に頼らずに地熱・水力だけで電力供給が可能な国もあるとは聞いていますが…原子力の安全性が確立されていない現在の技術力から考えると結果的には化石燃料に頼らざるを得ない気がします!
そして化石燃料に寄って電気を造る以上はCO2排出は避けられないとも思われます。
現実問題として地球温暖化は明らかに始まりつつあり(一方では氷河期が既に来ているからまだ良いのかも知れないという化学者もいます?)、身近な現象として今まで北海道には上陸することなんてなかった台風が毎年のように上陸して寛大な被害を及ぼしていったり、ゲリラ豪雨という言葉か当たり前のように使われ始めているのは災害の対応しなければならない仕事をしている自分としては誠に恐ろしく感じています。
地球温暖化の原因は二酸化炭素だけではなくフロンによるオゾン層の破壊もあるとは聞いていますけど…大きな要因はやはり二酸化炭素なんでしょうね?
酸素を燃焼させて二酸化炭素になる図式と植物が光合成により二酸化炭素を酸素化する図式は小学生の頃に習ったのかな?
今現在の地球上を見ると明らかに二酸化炭素が増えるのが当たり前と言えば当たり前の話。
植物が足りない?
しかも…化石燃料(石油・石炭・天然ガス)だって過去は植物なんだと考えると人間が増えすぎたのが一番の原因だと思えてならない。
あっ、話が大分それてしまったけど…車を取り巻く環境はこれから激変することになると思いますが、業界がなんとか付いて行って欲しいと願っております!
新車開発のみならず、部品会社や整備業者もしかり果てはガソリンスタンドはどうなるのかまったく想像もつかないけど…頑張ってください!
将来は自動車業界にお世話になりたいと思っていますが、無理かもですねぇ?(笑)
Posted at 2017/09/20 16:57:27 | |
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