Yahoo!ニュースで「国交省が呼びかけている」という記事。
自分と認識が違うのですが正解はどちらですか?
自分のこれまでの認識では・・・
・ナットには油分を付けてはいけない。
・油分によりトルクレンチでの締め付けに誤差が生じる。
・油分は走行中の緩みにつながる。
・ボルト&ナットをパーツクリーナーでキレイ清掃して手で締まるところまで締める。
と聞かされ信じてきた。
タイヤが走行中に離脱する原因をナットの緩みだとすると、整備者の責任となる。
実際に自分もミスを犯したことがある経験者として「締め忘れ」が一番の原因かと?
積雪地域以外の車はタイヤを交換するか車両整備以外ではホイールを外す機会は少ないと思うが、積雪地の人間は最低でも年2回はホイールを外すことになる。
これは多くのユーザーがDIYすることが多いのではないかと思います。
一方でナットの締めすぎによるボルト側の亀裂破損も1つの原因とするならこれも整備車の責任である。
実はこれも経験している自分としては「こんなトルク(この頃はまだ十字レンチによる手ルクでしたが・・・)でボルトが破断する?」という感想を持っています。
ちなみに記事を読んでいると、国交省が研究した結果はどうやらナットの錆が原因で締め付けトルクに誤差が生じるということが原因のように書かれている。
これであれば
「錆びたナットを新品に交換する」ということが一番の防止策になると思うのだが?錆防止のためにオイルを塗るのは間違いでは??
積雪地では融雪剤の影響もありスチールナットは1シーズンで錆びると思いますが、それは外面が主でネジ面はそれほど影響が出ない気がします。
そういえば・・・職場で大型車のタイヤ交換作業を行いますが、確かに「オイルを塗れ」と通知が来ていました。
それよりも大切なのは・・・
「ボルト&ナットをパーツクリーナーで綺麗して手で締まるところまでしっかりと締め切ること」ではないでしょうか?
面倒だからと最初からインパクトレンチで締める行為はネジ山を破壊し、結果として摩擦力の低下、錆の原因を作る気がします。
自分が自分の車をタイヤ交換する際は絶対に業者に頼まない理由は・・・業者は「最初からインパクトレンチで締め付け、最後にトルクレンチで確認する」からです。
これではネジの締め付け具合がわからずネジ山を破壊するし正確なトルクでの締め付けは不可能である。
手で締めることでその抵抗を確認することでネジ山崩壊を防止できるし、抵抗が強い場合はボルトやナットを交換するという判断もできる。
さらに言うと、手締めすれば「センターフィット」させることも可能で一石二鳥だ。
すべての業者がそうであるとは思わないが、大半の「忙しい業者」はこのような作業で交換するのは確かです。
このニュースの記事では「大型車」と記載してるから一般乗用車はそうではないのかもしれないですが、それならそうと記載すべきと思うし・・・それとも一般乗用車(自分は1ナンバーのトラックですが・・・)もナットにオイルを塗布すべきなのか?素人の自分にはその判断ができません。
どなたかわかる方がいればご教授いただけると幸いです。m(__)m
追伸:よく読むとワッシャ付きナットについて記載されているようですね?
ということは普通のナットは別と考えるべきでしょうか?
自分は「ワッシャ付きナット」というのを使ったことがない(職場の大型車は普通のナットでした)のですが、最近は良く使われているのでしょうか??
Posted at 2022/03/05 18:37:35 | |
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