先ず、単当直入に
自炊の実績から。
小説(新書版)
324冊
マンガ
95冊
合計419冊
電子化出来ました。
一般的な
自炊代行サービスが1冊350ページ以内で100円なので、
モト・・・と言うもの
は有るとすれば取ったと思いますが・・・。
普通に
あり得ない(^_^;)ところである、
1週間完全休暇
を利用して、食事、トイレ、子供の世話等・・・
日常のどうしても外せない行動以外は全て自炊作業に没頭した結果が、
450冊行かない程度の電子化です(^_^;)。
どの位没頭したか?って言うと、スキャナーに原稿をセットして、クリックして、そのまま気を失ったように椅子で寝る・・・と言う
自炊落ち
って言う状況になる位の感じで没頭してました(笑)。
そこまでやって、一週間目一杯使って、
自炊できたのは書棚の半分どころか12~15%程度でしかありません。
何冊もってんだよ・・・って言う突っ込みは甘んじて受け入れますが(^_^;)、
まぁ期待値以下です。
これで
自炊が如何に非効率か・・・と言う事を実感しました。
何事も
やってみないと判らないものですね・・・。
結論から申し上げて・・・
私が感じた
「本」に関する今後の為の教訓としては
「紙の本は出来る限り買わない事」(^_^;)。
です。
何故か?
物理的な本は定価そのものが高い上に処理にお金がかかるからです(^_^;)。
自炊もタダじゃありませんし、
オークションや古本業者等を使い、中古で転売してしまうと自分のエンターテイメント資産として全く残せない上に、
転売経費と買取額が殆ど拮抗してしまうので、手間だけ取られて結局損。
しかも、日本においては
自宅に置ける物理スペースと言うモノが最も高額なモノなのです。(^_^;)
物理的な
本を買っても問題の無い状況は・・・
・広大な本棚(又は倉庫)を持ってる事(^_^;)
だと思います。
そして、
私が今後買っていい本は、
・記念本や限定本等、特定の付加価値が物理的に付与されている本
・文庫本(サイズがそもそも小さいので)
・どうしてもコレクションしたい本
個人的には、
今後本を買う場合はそうした本に出来るだけ限る事にしたいと思います。
特に物理本を買ってはダメなのは
小説(^_^;)。
(文庫を除く)
読みたければKindleで。
って感じです。
何で小説がダメなのか?
コレですね、
自炊してみてつくづく思ったんですが、
小説の本って自炊に向かない
んですよね・・・。
何しろ
紙がいいから張り付いちゃってスキャナに吸い込まれないのが参った(笑)。
そして、
無駄に豪華なので
カラーイラストや挿絵、展開する見開きのミニポスター風ページ等、ともかく
色々なオマケが本自体に付いていて、イチイチ
設定や紙送りに苦労するんです。
この問題を
助けてくれたのは
ScanSnapS1500に付属しているスキャナマネジメントソフトでした。
本当にこのソフトは良く出来ていると思います!
スキャナの
自動紙送り機能は自炊する上で欠かせない機能ですが、この機能は
ホントに微妙なモノで(^_^;)、
紙質や吸い込みする紙の切断面とかに影響されやすくて、結構
頻繁に紙詰まりやミスフィード、複数枚送りとか引き起こします。
特に
小説の新書版の本は、滅茶苦茶にコレが起こりやすい(^_^;)。
触れば解るんですが、
紙が薄くて上質なのか?どんなにさばいて入れても
紙同士が張り付いたようにミスフィードを連発するんですよね。
そこで、
スキャナマネジメントソフトで「原稿の方向を自動回転」と言うオプションを入れて対処しました。
ミスフィードが多い吸込み方向が縦吸い込みだったら、途中で横に変えてみる。
すると、普通なら横に画像が取り込まれちゃうんですが、
自動回転をONにしておくと、自動的に文字列から原稿の方向を判断してPDFで読める方向に回転して記録してくれるんですよね。
ところが、
挿絵とかは文字が無いので、
方向が解らず、縦だったり横だったりで読み込まれちゃいますが・・・もう、小説
本文を読めれば良いので
割り切って我慢です(^_^;)。
当然、空白ページも適当に回転されちゃいます・・・。
ま、正直スキャンクオリティは自己満足なので良いんですけど、これに
カラー挿絵やイラスト、ミニポスター等が入るんです、しかもカラーイラストだったりすると
紙質も違うしグレースケールで取るわけに行かないのでカラー取り込みになりますけど・・・
そんなの
イチイチ専用設定を作って切り替えて、その部分だけ
専用取込してたら時間が幾らあっても足りません(^_^;)。
ですから、
カラーは自動判別にしたのですが、
20年も経過した様な小説だと、中には
原稿の紙自体が焼けて茶色くなってたりして、自動判別にしておくと
コレまで「カラーだ」とスキャナ側は思い込んでしまうのか?取り込み終わってみたら
異様に大きなファイル(と言っても数十MBですが)
が生成されたりして(^_^;)、
ともかくメンドクサイ!!!
物理本の不利な点は全て満たした上に、本の最終処理手段である「自炊」ですらこの困難さ(^_^;)・・・・
もう物理の新書版の小説は絶対に買うまい・・・・
と、
心に誓いました(笑)。
じゃ、コミック単行本は?
コレがね~(^_^;)。
コミックの単行本は自炊に合うんですよ!(笑)。
単純に数値比較ですが、実は機材が到着したのが日曜で、その日はレンタル日に含まれないのですが、その日の内から事実上機材は使えるので、どんどん自炊作業を始めてしまいました。
で、一番物理的に邪魔だった
「新書版小説」を裁断しながら取り込み始めたのですが・・・
6日間で324冊取り込みましたが・・・
コミック単行本は95冊をほぼ1日で取り込んでます(^_^;)。
つまり、
コミックだけに絞れば、
6日間で600冊~700冊位取り込める訳で、
取り込み時間はほぼ半分なんですね。
この
要因は・・・素人考えですがこんな感じだと思いました。
・コミック単行本は紙質が悪い(^_^;)上に紙が厚い為、ページ離れが良く、一枚一枚の紙のミスフィードが少ない。
・表紙が付いている為に、数十年経過したコミック単行本でも意外と本の中身自体は荒れてない。
・紙質が悪いので(^_^;)背表紙の裁断効率が凄く良い、スパスパ切れる。
・ミスフィードが起こっても、ScanSnapに付属しているソフトは「ここまで取り込みましたよ」と画像で確認させてくれる、無論マンガは「絵」なのでどこまで取り込んであるのか一目瞭然、リカバリーも簡単。小説だと画像を見ても細かい文字の羅列なので見分けがつかない(^_^;)、そこで取り込み枚数からページ数で逆算したり、割り切って数枚戻すとか・・・とても面倒。
・紙をスキャナに対して同一方向で取り込むしか無いが(絵なので原稿回転機能は使えない)、作業の単純化が図れて、ミスフィードも少ない為に効率が良い。
そして、一番のポイントは。
・表紙はカラー、内容はグレースケールで取り込むと、黄ばんだような紙の印刷が綺麗に除去されて、まるで新品の印刷が復活したように凄く綺麗に取り込めて読みやすい!!
三十年近く前のマンガ単行本の、黄ばんで見えにくかった紙の印刷がこんなに綺麗に復活!!(^_^;)。
もうびっくりした!
設定はグレースケール固定で品質はスーパーファインでした。
いやぁこれは凄い!
わざわざ
ブックオフで気になる古いマンガをシリーズ全巻買い込んで、自炊したくなるレベル!(爆)。
しかも、
基本的にカラーページが無いので、小説の新書版みたいに
変な設定せずとも淡々と作業が進むんですよね。
結構、
湿気でシワシワになってしまったコミック単行本でも、ある程度紙の厚みが有るので、スキャナの自動送り機能は平然と吸い込む感じです。
小説の時とは大違いです(^_^;)。
コミック単行本は見開きページが有るから自炊に向かないとか言う意見も有るみたいですけど(^_^;)、
PDFでPCで見る分には表紙を取り込み、設定をきちんと行えば、画像のように見開きページでもちゃんと表示されます。
Kindleのみでの表示とか気にする人は気になるのかもしれませんが、
要するに普通に読めりゃいいんですから
Kindleとかスマホでの表示は「補助」とか「サブ」だと割り切るなら別に苦になりません。
そもそも所有していた物理本を過去に何度も読んでるわけですしね(^_^;)。
コミック単行本は私はコレこそ自炊に最適だと思います。
コミック単行本であれば、
最終的に自炊・・・と思って物理本を全巻揃えたりコレクションしたりするのもアリかなぁ・・・って思う部分はあります。
有名ドコロのマンガは電子化されてますけど、
自分の思い入れの有るマンガは電子化どころか忘れ去られていたりする場合もありますから(^_^;)。
そうした
継続ニーズが有り、経済的な余裕がある人は、裁断機とスキャナーを購入して永続的に自炊するという手段もアリかな?みたいには思いますね。
逆に私の様に自分の
蔵書の整理のみで自炊を選ぶのであれば、自炊が終わってしまえば裁断機もスキャナーも殆ど無駄になり(それ以降は電子書籍を買う(^_^;))
ますから、機材レンタルの方が良いのかもしれません。
今回の自炊作業で痛切に感じたのは、
普通に生活している人であれば、
一週間のレンタル期間は殆どお試し期間的なモノに過ぎず、機材をレンタルするのであれば
1ヶ月位がっちりレンタルするのが良いと思った部分です。
それでも1万円なので、代行でやれば100冊分、
モトを取る気になれば出来るレベルだと思います。
一週間レンタルだと、
私の様な世捨て人の穀潰しでも、時間との闘いです(^_^;)。
普通の生活している人が1週間レンタルで自炊出来る本の刷数は新書版の
小説であれば100冊、コミックであれば300冊も出来れば上出来でしょう!
また、
今回レンタルした機材は裁断機が業務用でとても優秀で、
37mmの厚みの本まで一気に背表紙を切り落とせました。
新書版の小説や、ほとんど厚みの変わらないコミック本であれば、良くある自炊解説ページで言うように、
予め本を50ページずつ分割するとかの作業の必要性は全くありませんでした。
正直言って
そんな事やってられません(笑)、カッターで本を裂くとか・・・かなり危険ですし、私の様に体力無い人間には難しい。
むしろ、
今回レンタルした裁断機であれば、
何も考えずに女性でも1冊ずつ裁断できますから、ホントに助かりました。
慣れれば30秒程度で、
セット>裁断>不要ページ除去>裁断状態確認>スキャン待機、
と言う作業が出来ますので、スキャナが
50~70枚のページを1分かけてスキャンする間に1冊裁断できる計算です。
ぶっちゃけ、
どんなに早く裁断出来ても、スキャナの取り込みが追いつかないので(^_^;)ゆっくりやればいいんですwwww。
この裁断機にはレバーが有るので誤解を受けそうですが、
歯自体は、ほぼ垂直上下して切断する構造になっていて、レバーは単にテコの原理で力を伝達する為のモノです。
ですから、
カットミスとかはほとんど皆無で、
糊付けのギリギリを狙ってカットすることが出来ます。
数ミリ程度のズレを気にする人は気にするんでしょうけど、
コミック単行本であれば紙質がスカスカなので(^_^;)
殆ど抵抗なくスパーンと行きますし、
小説は多少文字にかかっても気にしない(そんなにかかるような深い所まで印刷している新書版の小説は少ない)
のであれば全然問題ないレベルだと思います。
また、マンガ単行本とかは
糊付けされている位置が本の種類で大して変わらないので、
マガジンでもサンデーでも花とゆめでも(^_^;)
、一度セットしてしまえば単行本を連続処理する事ができます。
1冊1冊調整できたほうが便利とか思う人も居るのかもしれませんが、
結局自炊は作業なので・・・個人的には
本の大きさやシリーズで裁断する本を決めて、
スキャニングしながら機械的にスパスパやった方が効率高いですし、
満足感も高いと思います。
最初は雑誌・・・次に小説・・・次にマンガ・・・次に大判愛蔵版・・・
とかやるよりも、
バリバリ伝説38冊一気にスキャニング&裁断!
って決め打ちで
同じ形の本を自炊した方が良いんじゃないか?って事です(^_^;)。
自炊は作業です・・・読んだり蔵書として保存するのが目的ですから、
作業クオリティや作業自由度に目先が行っちゃうのは「自炊作業が趣味」って人以外には私はオススメしませんけどね・・・。
さて、
やってみて驚いたのですが、
新書版の小説も、マンガ単行本も、ほぼ
210ページ前後で収まるようにページ数が制限されていた事です。
210ページ前後制限は本に関わっている人なら当たり前の制限なのかもしれませんが、
個人的には知らなかったです。
ですから、
50~70枚毎に分割でスキャナの紙送りにセットすると、
1冊スキャンが終わるまでに3冊裁断できる(^_^;)
って状態になってました。
つまり、シリーズ物を決めてから
1冊スキャンする間に3冊のスキャン待ちの原稿が出来るわけですから、
スキャンしながら残り時間や自由時間を検討しながら裁断作業を進めることが出来るんですね。
お陰で、レンタル制限時間ぎりぎりまで裁断・スキャン作業を行うことが出来ました。
それが
例えば本の厚さで数ミリだったとしても、
分割しないと裁断機に入らないんじゃ話になりません。
無論、そう言った作業自体が好き・・・とか、クオリティに徹底的にこだわるとかの人にとってはそれも楽しいと思いますが、
私はそうではないので・・・(^_^;)。
当然だけど、
定規+カッターとか、ロータリー歯とかで、本を分解した上に十数枚ずつ背表紙切り取って・・・なんてやってたら、自炊なんて永遠に終わらないと思いますね(^_^;)。
むしろ挫折するでしょう。
今回レンタルした裁断機は、
1万円前後からAmazonで買えるので、継続的に自炊したい人には15mmまでしか切れない上に3万とかする
定番裁断機よりもこっちの方がオススメだと思います(^_^;)。
ただし、
裁断機はどれも重量が15kg以上も有るので、
作業スペースも、実運用も結構大変。
一度置いたら動かすのすら困難ですから(^_^;)作業スペースの確保と共に、
購入する場合は、ある意味覚悟が必要かも?って思います。
立てて置けるスタンド・・・ってのも有るみたいですが・・・
重いものだと20kg近くになる重量の裁断機もある中で、若干のスペース確保のために縦置き保管・・・個人的にはちょっと怖いですね(^_^;)。
そんな風に・・・
流石、レンタル業者だけあって、機材も厳選されているなと感じた部分です。
ともかく
何も考えずに、1冊をスパンスパン裁断できてしまうのは本当に楽でした。
厳選されていて本当に凄かったのは
富士通製のScanSnap S1500!!
いやぁ、
余りにも良く出来ているんで、
ドキュメントスキャナってみんなこんなに優秀なのかと思ってググったら、事実上この「自宅自炊作業」に関してはScanSnap S1500一択なんですね(^_^;)。
改良版の新型も出ている様なのですが、新品で4~5万円程度、中古品で3万円程度する
価格がネックになりそう。
レンタルであれば消耗品やメンテナンス等はレンタル業者にお任せで自炊できると言うメリットはあるかも?
どちらにしても、
付属ソフトが優秀で、
使い勝手も良いこのScanSnap S1500を使っても、
コミック一冊に対して、ページ数からの読み取り能力自体は3分だけど、
確認やミスフィードのリカバリーを考えて、
10~15分の時間がかります。
コミック本で
1時間で5~6冊、一日の自由時間で
自炊に割ける時間をを2、3時間と考えれば、普通の生活なら
一日で10冊から15冊、結局
10日間で100冊~150冊・・・
まぁそんな感じになると思います。
自由時間と蔵書の数を考えて逆算し、レンタル期間を決めるなり、機材を買うなり決定すればいいんじゃないかな?なんて思いました。
今後に関しては
個人的には1ヶ月レンタルって言うのをやってみたいですね。
つーのは、自分自身世捨て人期間がまだまだ続きそうだし・・・(^_^;)。
コミックがまだまだ山のように有るからです・・・(^_^;)。
基本的には
子供が読んでも問題ないコミックや文庫サイズコミック以外は全部電子化したいですね・・・
具体的には
「旭日の艦隊」とかの仮想戦記物、「サラリーマン金太郎」とかリーマン向けマンガで暴力描写が強いもの、
エ○漫画、薄い本・・・あわわ・・・
ま、
そんなのが床が抜けそうなほどあるので・・・まだまだ
闘いは続きそう(^_^;)。
今回の
自炊のデータ総量は18GBでした。
ざっくり
20GBで500冊って思えば、2TBで5万冊。
2TBの内蔵HDDが8000円位、外付けUSBでも1万位ですから、
時間さえ掛けられれば家中の本をHDD一個に入れて、無線LANで全共有とかも全然余裕ですね。
最後に
今回自炊作業で取り込んだ作品の紹介(^_^;)。
コミックは、
三国志(全巻で60冊だけど、最初の20巻分は文庫サイズのマンガだったので除外)
バリバリ伝説(27巻が抜けてた!ショック(^_^;)、そう言う事も明らかになっちゃう自炊です・・・)
ふたり鷹(これも1冊抜け(^_^;))
でしたが、
新書版の小説の作品では
五木寛之(以下、敬称略)
疾れ!逆ハンぐれん隊シリーズ

(画像はワザとモザイクで画質を落としてます。)
なんて
作品が見つかって、おおっ!と思ってしまいました。
久しぶりに読めそうなので嬉しいです。
更には
高斎 正
激走のサーキット

(画像はワザとモザイクで画質を落としてます。)
という
高斎 正さんの小説が見つかったんですね。
私は高斎 正さんの
ホンダがF1で・・・とか、ダイハツがラリーレイドで・・・とか、日産がル・マンで・・・と言う
「日本車が世界を席巻する!」
と言う仮想ストーリーが大好きで、
胸を踊らせて楽しみに読んでいたので、
自炊してまた読めるかと思うと凄く嬉しいです。
現実世界では小説以上にF1で優勝し、シリーズチャンプとなり、パリダカで優勝し、ル・マンでも快挙を成し遂げて・・・
殆ど実現してしまいました!
\(^o^)/
(ま、ちょっとメーカーが違ったりするけど(笑))
その度に、私は高斎 正さんの慧眼と夢の実現に感動して、
小説を思い出したものです。
さて、
意外だったのは
田中芳樹
銀河英雄伝説

(画像はワザとモザイクで画質を落としてます。)
俺、これ全巻持ってたんだ・・・(笑)。
すっかり忘れてた(^_^;)・・・。
久しぶりに読もう、勿論BGMは「ボレロ」で(^_^;)。
そして、

(画像はワザとモザイクで画質を落としてます。)
いやぁ、「トップをねらえ!」ですよ!
昔で言うメディアミックス(死語)
です!
今で言うラノベですわ~!!
自分、
どんだけ当時からガイナにやられちゃってんだ?ってwww。
表紙絵も「ご本家」ですよ、中には簡単な
SF考証も入ってて、かなり頑張ってます。
そんな中、
見つけちゃった(^_^;)

(画像はワザとモザイクで画質を落としてます。)
高千穂遙
夏・風・ライダー
スペースオペラの作家だと思ってたので、この本は当時から意外でした。
こう言っちゃなんだけど、
文化人気取りのマスコミ関係者に何か吹き込まれて自転車にハマってるみたいだけど、
そろそろSFに戻ってきて欲しい。
ま、こんなこと書いても余計なお世話だと言われちゃうだろうしその通りですが、
SF作家が華麗に転身!とか、あのSF作家がダイエットに成功!とか、
SF作家という枕詞が使われている紹介文を見る度に、
「SF書かないSF作家って何だろね?(笑)」
って
残念な想いが募るばかり、バイクもパソコン通信もプロレスも「趣味」としてやれてたのにねぇ・・・。
どこぞの漫画家みたいにテレビ(もしくはメディア)に紹介される度に舌打ちされる様な状況にならない事を本気で祈ってますけどね・・・。
まぁもう60超えてるし、人気とかファンとか考えなくて悠々自適でいいんだろうけど、
ダーティペアとかクラッシャージョウとか夢中になって読んでた世代としては何とも悲しいっす。
更に
ガンダムシリーズのキャラクターデザインで有名な

(画像はワザとモザイクで画質を落としてます。)
安彦良和
鋼馬章伝シリーズ・ボナベナの騎士
この他にも
当時は相当気に入って読んでたみたいで、
安彦良和の小説は複数発見されました(^_^;)。
独特の作風が今読んでも心地いいです。
そして、
荒巻義雄御大の要塞シリーズ

(画像はワザとモザイクで画質を落としてます。)
このシリーズで面白かったのは
ストーリーや世界観も凄く面白かったんですが、
何より
読者参加型小説
って部分が凄かった!(^_^;)。
何と、
読者が小説の中の登場人物として参加してしまうんです!!
巻末の
「あとがき」に、選考理由や応募者人数、応募者の紹介など・・・相当のご苦労が有ったように書かれていますが、
サイコロによって戦○者を決めたりして(^_^;)、
架空戦記物としては凄いアイデアだと思いました。
何しろ
戦○しても志願者多数で捌き切れないって状況だったようですからね(^_^;)。
正直
私も参加したかったっすwww。
当然、
中には優秀な志願者も居て、
そう言う人はサイコロ振っても何故かナカナカ死なない(笑)って書いてあります(^_^;)。
読んでる方も段々と情が移ってきて、知らず知らずの内に
読者サブキャラを応援してたり、今回は危ないんじゃないか?とか
ハラハラしながら読んだ覚えがあります。
戦争なので、
無慈悲に死んでしまうとがっかり・・・とかも当然あったので、
読んでて楽しかったですね。
当然、舞台裏である
「あとがき」を読むのもすごく楽しみでした。
更に当時の世相を反映してか・・・
色々な大人の事情を考えて、
「イビム(IBM?)」と「スミノフ(^_^;)」と言う2大勢力が支配する架空(仮想?)の惑星の第三勢力(日本?)の活躍を描くので、
物語的にもストーリーの中で「死ぬ」訳ではない設定になっているのが
実にウマイ!(笑)。
埃に埋もれてましたが、
自炊してまた読めると思うと、凄く嬉しいです。
当時では珍しい、
イラスト・マンガ中心の「イラストストーリー」と言う外伝本みたいな本も出版されていて・・・

(画像はワザとモザイクで画質を落としてます。)
こんな
超美麗なイラストと漫画ストーリーが満載の特別版等も出版されてました。
いま見ても、
実にカッコイイメカデザインだと思います。
こうして、
埃に埋もれていた蔵書との再会。
自炊して良かったんじゃないか・・・って思いました。
さて、
自炊し終わった本ですが、完全にゴミです・・・
今回はこの
大量の紙ゴミ45Lゴミ袋8個分・・・
燃えるゴミの日にゴミ集積所にポイポイ出して、処理できたのも良かったです・・・・
しかし・・・・
このエ○本どうしy(ry
<閉じてはめくる明日のページ、胸に刻んだ思い出の瞬き、今日よサヨナラ積み重ねよう「1/20000の幸せ」 >
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エンターテイメント | 日記
Posted at
2014/08/27 21:18:08