ポンプ式のエアガンの
相手がカシャポン一回やる間に、こっちはじっくりサイトで狙って
セミオートで3発くらい打ち込めて、相手の悲鳴を絞り出す事が出来たので、素晴らしい優越感が感じられました(^^;)。
その後、BV式のエアタンクガスガンが台頭してきて、私もUZIとかスターリングとかにカウンターウェイトかまして使うことになるんですが、
BV式エアガンはマガジンが結構高い上に発射サイクルが早くて、フルオートで発射すると
一瞬(2秒位(^_^;))で玉切れになっちゃって、更に予備マガジンまで使い切っちゃう事も珍しくなく、その時は巨大ホルスターに忍ばせたサイドアームの
M93Rが「玉切れか・・・しめしめ」とひょっこりブッシュから顔を出した敵の顔面に火(いやガスだけど(^^;))
を噴いて、BB弾の雨をお見舞いする・・・なんてことも何度もありましたね。
本当に
M93Rは頼れる相棒であり続けたんです。
そんな頃から時は過ぎ、
M93Rはなんと30年後の現在も、本物の様に3点バーストが撃てる上に、フルオートまで撃てる様に進化して存在するっていうじゃないですか!
少し前から欲しい欲しいとは思っていたのですが、
この度、遂に購入してしまいましたわ(^_^;)。
購入したのは川越にある
「Kホビー」さん。
エアガン
浦島太郎の私に、丁寧に取り扱いとかをレクチャーしてくれて、試射までさせてくれました。
新品がネット通販で買うよりも安かったのも良かったです(^_^;)<Kホビーさんも頑張ってくれている・・・と言うか、ご苦労も多いんだろうなぁとは思います。
こちらが箱の中身、
いやぁ、M93Rのご尊顔を拝したのは何十年ぶりでしょう?(笑)。
昔々の手作り感さえ有ったペラ紙のとは違って、綺麗な説明書が入ってます。
保証書もしっかり。
何というか、オモチャオモチャしてた昔と違って、実銃のようなカッチョイイマガジン、試射用のBB弾と簡単なレンチ、更に昔では考えられなかったHOP調整用のツールが入ってますね。
マズルカバーも入ってたんですけど、取っちゃいました(^_^;)。
取り出してみました~。
うわぁ~メッチャかっこいい!!(小並感)
ヘビーウェイト樹脂で整形されていて、ガチ重いっす。
重量は実際のM93Rと同じで1.2Kgもあります!
ずっしり~。
昔の93Rはマガジンサイドにフォロワーを押し下げるレバーが付いてましたけど、この93Rは前方に付いてます。
全体的に凄い金属感があって、エッジもピシッと立ってて、高級感ある仕上がりですね。
で、マガジンにはちょっとした工夫が有って・・・
この位置までフォロワーを押し下げると、ロックが掛かって、BB弾をコロコロ流し込むことが出来るんですが、このロック機能が有ることで・・・
弾を発射しないで動作だけ楽しむことが出来るんですよ~!
つまり、「お手軽モデルガンモード」になっちゃうんです。
弾丸を発射しちゃうと、ゴーグル付けたり、周囲に気を使わなくちゃならなかったりと大変ですし、当然弾が無くなるとホールドオープンして、いちいちスライドストップを解除したり、スライドストップを抑えて連射とかしなくちゃなりません。
もちろん火薬使うモデルガンだと撃ったら大音量が出る上にクリーニングやメンテナンスが大変!
でも、この機能があるKSCのM93Rはお部屋で空打ちし放題ってのが嬉しいですね(^_^;)。
反対側から見ると、こんな感じ。
グリップ上部の膨らみの中にトリガーシステムが入ってて、3点バーストのメカも内蔵されてます。
トリガーを引くと、トリガーの上に付いてるトリガーバーが動いて、シアを開放してハンマーが落ちるんですけど、結構動きがムニュムニュしてて可愛いんです(^_^;)。
同じベレッタ社のM9とかと違って、M93Rはシングルアクションのみなので、マガジンを装填したら一回スライドを引いてハンマーをコックしないと発射できないみたいです。
MGCのM93Rはダブルアクションで、マガジンぶっ込めばペシペシ撃てたので、浦島くんに取ってはリアルと言うよりも、若干違和感が・・・(笑)。
トリガーガードの前に付いてる金属棒は、折りたたみ式のフォアグリップなんですよね。
本物のM93R撃つときは、バレル上部に開いてるマズルブレーキの圧力と、このフォアグリップを左手で握ることにより、3点バースト射撃の強烈なリコイルでマズルが跳ね上がるのを抑制して、安定した射撃が撃てるように工夫されていたのです。
銃が変形するとか、リトラスーパーカー世代にはタマラン機構ですよ(笑)。
ですが!
エアガンじゃあんまり関係ないんですよね(^_^;)。
MGCの93Rが販売された80年代当時も、このフォアグリップ付いてました、結構よくできていてパチンパチンと小気味よく折りたたみが出来るしっかりしたもので、それはKSCの93Rにも継承されてます。
ところが、今回のKSC版は、このフォアグリップもカナリ役に立つモノになってます!!ヽ(=´▽`=)ノ
KSCのブローバックシステムは凄い進化してて、システム7って言う物が搭載され、更にヘビーウェイト樹脂でスライドも重く、ハードキックと銘打たれているので、リコイルの衝撃も相当ガツンガツン来ます!
そこで、このフォアグリップを握ることで、本当に安定射撃に貢献できるという「実用性」も発生したって感じですね。
更にこのフォアグリップ・・・
マガジン抜くと、こうやって簡易的なスタンドとしても機能します(笑)。
ホールドオープンさせるとメッチャかっこいい!
スライドが後退すると、アウターバレルはショートリコイルするんですが、インナーバレル(実際にBB弾が打ち出される銃身)は動かないので、命中精度もメッチャ良いそうです。
試射した時も、金属ターゲットにガンガン当たるので「すげーーー!」って小学生みたいに喜んでしまいました(笑)。
更に凄いと思ったのは、
このバレルのロッキングブロックが、実銃同様にきちんと動作する事です。
スライドを前後にゆっくり動作させると、このロック部分やショートリコイルがムニューンと動いて楽しいです。
色々な意味でリアルな動きを楽しめますね。
そして、KSCエアガン、M93Rには実銃には無いフルオートモードが搭載されています。
こんな感じで、セミオートと3点バーストの間にクリックが有り、フルオートで撃つことが出来るんですね。
ちなみにセレクターの後ろに有るのがセーフティで、シングルアクションらしくハンマーをコックしないとセフティに入りません。
で、実際に3点バーストで撃ってみると・・・
なんつーか!
エアガンなのに音までロボコップ!!
(もちろん、こんな大音量じゃないですよ、エアガンだし(^_^;)。)
でも何となく音が似てるんですよね~本物に。
(あ、ちなみにロボコップの銃の「オート9」はM93Rを映画用に改造したプロップガンです。)
そして!
M93Rと言えば!
このフォールディングストックです!
いやぁ、もう何でしょうねぇ!
このメカメカしたフォールディングストック!!
ロボットの足みたいな形といい、レバーやら関節やらがゴチャゴチャついてて、ガンダム世代にはタマラ(以下略)・・・
装着するとこんな感じ。
いやぁ、昔のマンマだぜぇ!
そして!折りたたむ事が可能ですから、こんな感じに!
いや、めっさカッコいいやろ!コレ!(笑)。
このガンダムの足みたいな造形!
ロックレバーと折りたたみ機能がガチゴチに組み合わさっててもう最高。
サイトを覗くとこんな感じ。
フロントサイトのホワイトドットと、リアサイトのホワイトポイントが良い感じ。
実際にBB弾も、ほとんどサイト通りにガンガン飛んでいきます!
でもねー、MGC93Rと違うのは、
私が歳を取りすぎて・・・
老眼でリアサイトが見えないんすよ!(爆)。
老眼鏡かけると、当然今度はフロントサイトと的が見えません(^_^;)。
これは、マウントとダットサイト買うしか無いのか?www。