マツダ、ロータリースポーツの復活計画は存在せず…CEOが明言
って
記事が発表されて、
REファンの人も私もガッカリしてる所ではありますが、
部屋を整理して衣類のハンガースペース作ってたら、棚の奥の引き出しから
RX-7の写真がバラバラ発見されたので、これを機に私の
RX-7に纏わる思い出をブログに上げていこうかと思います。
昔々、
阿呆みたいに仕事して、
ホテルに泊まるか職場に泊まるか現場に泊まるかって程働いて、スイッチひとつでン億円の大損害って言う
修羅場で身も心もボロ布になって居たのに本人は
若気の至で次の日には元気に仕事ができたというそんな
私の青年時代(^_^;)。
そんな
プロジェクトもどうにか終わり、抜け殻の様になってた私ですが、
残業代で金はうなってたので・・・
一発スポーツカーでも買うか!
って事で手に入れたのがRX-7でした。
色々有ったのですが、その顛末は又別の機会に(^_^;)。
さて、
RX-7での最初のツーリングは下田でした。
確か
買ったばかりで眺めていたら我慢できなくなって、会社に
有給休暇を朝電話で申請して(笑)、そのまま平日2日+週休だったかの
連休にしちゃって、ノープランで出発しました。
初夏の頃で無論オフシーズン、
当初目的地は「大阪!」って思ってたのですが、
何でそんな事思ったのか・・・大阪は大都会だからカプセルでもビジネスでもホテルは有るし、
500km程度なら、1xxkm/hで5時間走れば着くだろう・・・的な
適当さで出発!
・・・沼津で心が折れました。
RX-7がどんなに速いスポーツカーでも、
都内やその近傍の渋滞には敵わなかったんですね(^_^;)、つまり
時間切れですよね、
当たり前ですけど。
自分の馬鹿さ加減に呆れながら、沼津インターで降りて、
干物屋の看板が並ぶ道を見ながら、軽い敗北感に襲われたのですが・・・
まだ日没まで(?)時間あるし!このままイケるところまで行っちゃえ!
って感じで、
伊豆半島の先っぽは下田だから、
下田街道って道を突っ走れば取り合ええずイケるところまではイケルだろう・・・的な?(^_^;)。
ヤケクソになって突っ走りました。
それでも
クネクネの山道走るんですから、楽しくないはず有りません。
しかも
RX-7と言うスポーツカーは実にバイク的なエンジンで、
気持ちよく回るし、
パワーも有るからグイグイ山道登るし、自分を中心に
手の届く所にタイヤがあるような感覚で、かなりコンパクト。
あっという間に時間を忘れて、ドライブに没頭し、ぐんぐん突き進んでしまいました。
しかし・・・
ループ橋に差し掛かる頃にはすっかり日も暮れて、もう
何だか訳がわからない記念写真とか撮る羽目に陥り、
バカの上塗りです。
「もうどうにでもな~れ」
*'``・* 。
| `*。
,。∩ *
+ (´・ω・`) *。+゜
`*。 ヽ、 つ *゜*
`・+。*・' ゜⊃ +゜
☆ ∪~ 。*゜
`・+。*・ ゜
って感じで、
下田まで行けば何とかなるみたいな・・・
ええ、勿論宿とか取ってませんよ、当時は
携帯とかスマホとかありませんから
宿なんて事前に予約してなかったら宿無しですわ。
いよいよ
RX-7の必殺技、
後部座席を倒して、トランクルーム平にして車中泊スペシャルが炸裂か!?
それも又吉!
なんて
泣きそうになりながら考え始め、下田の街ナカを道沿いに
ウロウロしていると・・・
道端に綺麗なホテルがね、見えたんですよ、独身で残業代だけはシコタマ持ってた私は、
ダメ元でセダンばっかり停まってるそのホテルの駐車場に直管マフラーの真っ赤な7でボボボボ言いながら乗り付けて・・・・
恐る恐る
フロントに・・・
「あの・・・部屋空いてますか?」
って聞いてみたら、
こんな怪しい風体の一人旅の変な奴ににっこり笑って。
「空いてますよ」
って泊めてくれたんですよね。
その
ホテルがこちら。
「下田ベイクロシオ」
さんでした。
実は
シーズンオフでガラガラで、宿泊客も少なかったと言う事で、まぁそれなりにお金取りましたけど、
通常価格よりも格安で泊めてもらったのでこっちが恐縮してしまいました。
部屋に案内されたんですが、
一体これは・・・??
って位、
豪華な部屋で(笑)、
ここに一人で泊まるんか(^_^;)・・・あんツー贅沢な・・・って思いましたよ。
トイレまで写真に撮ってたりするんですからね(笑)。
当時、
心からびっくりしてたのが解るってもんです。
お風呂がこれまた最高で、
感動しちゃいました、
風呂から下田港の夜景が一望、お湯に浸かっていると、うっすらと見える海の水平線がまた幻想的。
すっかりいい気分になって風呂から出て来て
部屋に戻ると、一人旅なので部屋で食べるって言っておいた
夕食が運ばれてきましたわ。
予約なしだったんですけど、
海鮮づくしの会席料理?が腹一杯になるほど出て、おまけに
「宿泊客が居なくて暇だから」とかホントなのか嘘なのか判らない事を言いながら
ロビーで出迎えてくれた、ちょっと綺麗な中居さんがお酌までしてくれて、
小一時間世間話(^_^;)。
マジか・・・明日
目が覚めたら枕元に玉手箱とか老いて・・・もとい、置いてねぇだろうな・・・位に思いながら夢見心地で過ごしました。
中居さんが戻った後も、ビールをやりながら、のんびり食いながら・・・
思いつきで飛び出して良かったのかも?なんて考えて、その日は寝ましたね。
次の日の朝は最高に気分が良かったです!
朝風呂にも入りました!ガラガラだったので、
その時風呂の写真まで撮ってます!
明るい時にこの風呂に浸かると、
海の中のお風呂みたいな錯覚に陥りますね。
更に全面ガラス張りなので、
下田港や下の道路を見下ろしながら、全裸で仁王立ちして
「わーはっはぁ!」
って
訳のわからない事まで出来ます。
開放感が最高ですが、丸見えじゃ問題有るんじゃないの?
ええい!見たきゃ見ろ!
と、
粗末なモノを丸出しにして腰に手を当てて色々ポーズ取ってたんですが、
流石に心配になって、
7で帰る時に風呂の窓を振り返ってみたんですが、
どうゆう仕組みなのか黒いだけで何も内部が見えない??
あんなに頑張ったのに頑張り損か・・・と、
変な落胆を覚えてしまいました。
阿呆ですみません・・・。
帰りは本当に帰るだけだったので、
どうせ伊豆の根本は沼津だから、あっち方面に進めば沼津に着くだろう的な適当さで別の道通ったと思います。
その途中の
駐車スペースで綺麗な富士山が見えたのでRX-7と並べてスナップ。
それがトップの写真です。
あんまり
富士がよく写ってないけど(^_^;)。
RX-7と一緒に沼津からまた高速に乗り、首都高の分岐に苦労しながら・・・
「バイクならこんなに困らねぇのに・・・」
と、ブツブツ文句言いながら、それでも
RX-7のエンジン特性と走りに感動しながら楽しいドライブが出来ました。
暗くなってから飛び込んだ不審者スレスレの変な一人旅の男を泊めてくれた下田
ベイクロシオホテルさん、ホントにありがとう。
RX-7ライフを始めるのに記念に感じるくらい、
忘れられないいい思い出が出来ました。
また何時か家族で訪問させてもらいたいと思ってます。
あ、その時は通常料金でかまいませんので(笑)。
<開国してくださいよぉ、イイじゃない、減るもんじゃなしぃ、下ネ田に入港しまっすぅ~>
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RX-7 | 日記
Posted at
2014/11/18 01:34:46