旅に行きたいけど旅が出来ない。
そんな人は多いと思います、
理由は時間が無かったり、手段が無かったり色々ですけど、まぁ
私もそうした人間の一人です。
そんな
ニーズに応えてくれるのは、ニコニコ動画とかでの
「旅動画」や「車載動画」だったりするわけですね、特に
私はバイク車載動画が大好きです、何しろ画面が左右にバンクしたり、ヘルメットの動きに合わせて、あっち見たりこっち見たりするので、
凄く臨場感が有るんですよね。
旅動画や車載動画は凄く有名な動画シリーズが有って、例えば「新世界グループ」さんの
「僕らは新世界で旅をする」シリーズは物凄く面白いです、あえて私が言うまでもないくらいに(^_^;)。
ところが、
「道」が好きな私はもっと違った動画がもっと好きなんですね。
「道」が好きって何じゃそりゃ?
「道」なんて何が面白いんだ?
って言う人も居るんでしょうね・・・例えば、
高速道路とか走ってても、好きというよりも「退屈」「通過」って言う感じですから・・・(^_^;)。
高速道路に限らず、
大概の人にとっては道は単に通過するだけで一般道でも
道は道でしか無いでしょう。
でも、
私にとって道は凄く面白いモノなんです、別に道路研究とかやってるわけじゃないし、詳しいわけでもないんです、むしろ
知らない道を走りながら
「この道はどんな人が通る道なんだろう?」
「この道は何処に通じているのだろう?」
「この道はどうして作られたのだろう?」
って考えたり、
「あの道には行けるのか?」
「あの道は通れるのか?」
「あの道はどうなった?」
って自分の
気になる道を通ってみたりするのが好きなんです。
勿論、
新しい道が整備されたりすると、
やたらと感動したりします(笑)。
勿論、好きってだけでマニアックに追求したりは出来ません、
中途半端な興味と好奇心だけなんです。
ともかく!
私は
目的地よりも実は「道」そのものが好きなタイプで、
目的地に着いちゃったりすると内心ちょっと
「おわっちゃった・・・」ってガッカリしたりしてます(笑)。
ですから、
廃道とか酷道とか憧れですし、
裏道、裏街道とか大好きです(笑)。
MPVで移動するときも、
家族には「近道だから・・・」と言いながら、
グチャグチャの裏道通ったりして、実は返って時間かかってるなんて事も結構あります(^_^;)。
そんな
「道」好きが、
これは凄い!って思っちゃった動画を紹介。
廃道マニアとか道マニアの人(って居るのか?)には余りにも有名なんでしょうけど、ソコはご容赦下さいませ(^^ゞ。
それは
江戸時代の街道を走る動画シリーズです!
先ずは
「梅ゴールド」先生のシリーズ。
「原付で日光街道を走ってみた」
「原付で奥州街道を走ってみた」
「原付で甲州街道を走ってみた」
甲州街道編は現在も継続投稿中ですが、日光街道、奥州街道は完結しています。
(ちなみにYouTubeでも見れますけど、コメントが表示されるニコニコのほうが圧倒的に面白いです、ただ、何もしなくてもドンドン自動再生のYouTubeは楽ですけどね。)
そして
「voyager3」さんの
「原付二種で行く旧街道・東海道編」
です。
これらの動画はともかく
現存している旧街道を、その「痕跡」まで含めて走破して、紹介しようと言う動画なんですね!これが
道好きにとっては物凄く面白いっ!!!
特に梅ゴールド先生(あえて先生と呼ばせていただきます。)の動画は、原付と言う利点を活かして、
江戸から明治・大正・昭和・平成と・・・百数十年の時間経過の結果失われてしまったり、消えてしまったり、細い路地や未舗装路としてだけ辛うじて残っている様な
街道の「残骸」部分までガンガン
突っ込んで走り抜けてます!
更に原付で
走れない所は歩いて!
それすら
出来ない場所は動画内で
空中に街道であったと思われる線を引いて!
徹底的に紹介!(^_^;)。
日本において、
道とはどうして成立したのか、成立した道が
どの様に発展したのか、何故
そこに道を作る必要があったのか、そして
現在の道はどの様に旧街道と違い、どの様に受け継いでいるのか・・・そうした道路の由来を
事細かに解説しながらバイク車載で原付速度で突き進んでいく動画なのです。
これらの動画を見ていると、
日本が如何に「歩き」の文化で、歩く事を下敷きに道路が成立しているのがよーーーく判るんです。
そしてその殆どが、
現在も県道や国道として、そのまま残っているのです。
ですから
日本の道路は歩行者に優しく、車輪の有る移動手段には厳しく出来てるんですよね(^_^;)。
(違うという人も多いですが・・・)
欧米の道路の成り立ちと全く違いますし、それが良いとか悪いとかじゃなくて、
日本は日本独自の道路文化や移動手段が花開いて当然だなぁと言う気持ちになるんです。
ママチャリとか軽自動車とかね。
ですから、
スポーツサイクル教信者が、日本をオランダの様な自転車パラダイスに!って言ってもそうならないし、
アウトバーンをニッポンに!フリーウェーをニッポンに!って言ってもそうならないんです。
繰り返しますけど、良い悪いは別にしてね(^_^;)。
日本は日本の「道」を行くしか無いんだなぁ・・・と私なんて思っちゃいますけどね。
ともあれ、
道路の解説としても凄く面白いので、是非是非
「道」が好きな人にはお薦めです。
ところで、
道が好きな私が個人的に走ってみたい&行ってみたい道は今の所
以下のとおり。
・富士山五合目付近にある、謎のワインディング
昔々、オートバイ誌の取材にお伴した時にチョットだけ走った富士山五合目付近のセンターラインの無い荒れ果てた舗装の人っ子一人居ないワインディング。
20年以上経過して、どうなったのかもう一度見てみたいが、意外と富士周辺には似たような道が有って、何処だったのか解らない(^_^;)。
勿論、有名な富士スバルラインではない。
・秩父往還道
日本百名道の一つ、急斜面に設置された道路からの絶景を一度テレビで見て、凄く行きたくなった。
一番行けそうな道(^_^;)。
・東武鉄道熊谷線跡地及び太田市までの計画線路の遺構と道路。
自分の母親が生まれた中島飛行機小泉社宅まで続く道、及び計画線路遺構。
線路を引くつもりで放置された道路のような土地が有るらしいが何処だか不明(^_^;)。
・水上温泉周辺道路
実は水上温泉は天皇陛下が宿泊された事の有る憧れの温泉地だったが、今は廃墟ホテル街として有名らしい、その廃墟ホテルが集まる道路を見て、自分の憧れていた想いを整理したい。
・しまなみ海道
原付でしか行けない原付の聖地に原付に乗ってる内に一度は行ってみたい。
四国までフェリーかなぁ(^_^;)。
・大洗市街地
ガルパンはいいぞぉ~
・中央自動車道遺構
原付で走れる高速道路設備、有る内に行きたい。
・毛無峠
「グンマー県」、「危険この先立ち入り禁止」の看板を見たい。
って感じですね。
廃道臭が強いですが、別に廃道マニアという訳ではないです。
道路って人間が作るものの代表みたいな物ですが、
時代や生活や人間の都合に流されて、
いつしか不思議な状況になってる物件が結構あるんじゃないかとおもうんです、
道路は「動かしがたい不思議」になりがちなので、
人間の面白さ、そしてそれを生み出す力を体感してみたいって言う気持ちになるのかもしれません。
日常の
生活の中で通る細い脇道一本にしても、
ソコに人間の必要性や需要が有るわけで、見知らぬ
脇道を通る事により「あっこれは便利かもしれない!こうした使い道もあるのか!」と納得できると、個人的には
凄く嬉しいんですよね。
私は道が大好きです。
そして
道を作り出す人間も好きなのかもしれません。
<何と!Fitハイブリッドの歌です!!Fitオーナーに知ってほしい!!>
Posted at 2016/02/07 00:49:41 | |
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