
大阪の
高校のバスケ部顧問による暴行障害犯罪に起因する生徒の自殺と言う
事件から火がついた
体育会系バカどもによる暴力犯罪事案
が留まることを知らず広がり続けてます。
呆れ果てたことに、
今度はオリンピック選手にまで暴力を振るい、
暴行とパワーハラスメントで代表監督が告発されるという事態にまで発展しました。
でも、
私に言わせればこんなの予測された事態でしかありません。
私が小学生で学校に入った頃から、
体育系の連中の
「体が強ければ正義」
と言うバカで傲慢な態度は全く変わっていないからです。
私の
かみさんは体育会系ですが、私に
今回の事件を受けて言う事は。
「これ、ガクブルしてる指導者は星の数ほど居るよ、全員じゃない?」
って事です(^^;)。
つまり、
日本の体育教育・部活動は根底から暴力と脅迫行為に汚染されていて、もう
どうしようも無い状況になってるって事ですよ。
上から下までね。
オリンピック選手すらですからね。
ほとぼり冷めればまた繰り返すでしょ。
さて、
暴力指導された選手が指導者になったら何するか?
全く同じ事繰り返すんですよ(^^;)。
暴力の再生産です。
橋下市長が入試を中止した事に関して騒ぐ、主に
マスゴミ連中が喧しいですが、
「根本から変えないと駄目だ」
と言う
橋下市長の見方は正論だと思います。
その位、
腐り切っていて、指導者はもとより、その
周囲の保護者や生徒まで完全に洗脳されちゃってる訳です。
そりゃ、
本人たちにいくら言っても理解出来ませんよ、体育会系に心酔してる
連中はそれが「正しい」と思い込んじゃってるんですから。
「正しい事してるのに何で世間が騒ぐの?おかしい!」
関係者の認識は全員こんなトコロでしょう(笑)。
もうこれで
連想するのは1つだけ。
カルト宗教です。
一人の教祖を信じ=カリスマ的な指導者を信じ
教義に従わないものに制裁=指導に異論を挟んだりミスしたりすると暴力
それでも従わないと監禁=件のバスケ部は独自の「寮」まで秘密所有
家族まで巻き込んで信者獲得=先生の指導は間違いないからと家族が擁護
追い詰められた信者が自殺=追い詰められた生徒が自殺
批判に対して「宗教弾圧だ!」と反発=批判に対して「部活の自由と生徒の気持ちを考えて!」と反発。
もう
符合しすぎて怖いです。
橋下市長は自分のできる権限の範囲で根本解決を提示しただけであり、
至極当然の行動なんですが、案の定
スポーツの印象が悪くなると困るマスゴミ連中は大反発(笑)。
何しろ
スポーツはテレビ中継や新聞紙面作りでまさにマスゴミ連中の貴重な
飯の種
であり、
イメージ低下は死活問題ですから、
もう擁護に必死です(笑)。
私は個人的に
日本のスポーツ界は一度ぶっ壊して全部やり直すべきだと思いますけどね。
具体的には。
・公務員や職員である教師顧問が直接部活指導する体制をやめる。
顧問は顧問、
スポーツ指導は契約年俸制のコーチに任せ、
顧問は教育者の立場から常にコーチや部活動を審査し、問題が有れば一般常識的な立場から
指導監督する体勢にする。
そもそも体育指導者を公務員や社員として囲ってる事自体が問題で、こう言った体制だと指導者が固定化したり、
利権確保に走ったり、隠蔽や処分が甘くなったりしやすいし、それが業界の「常識」となって、問題の根本を放置する事になりやすい。
指導者は
指導の「プロ」で有るべきで、プロなんだから
契約で縛るべき。
・アメリカのようにトライアウト制にする。
実力主義、
入部にはトライアウト審査を通らないと入部できないと言う
アメリカ方式を採用する。
当然、新入生でも実力が有れば試合に出れる、
無意味な先輩後輩の従属関係や序列を無くし、
「誰もがスポーツをやる環境」を構築する。
勿論学校の入学体勢や転校・転籍もトライアウト制に合わせて考慮する。
調べればわかるが、この環境でもアメリカではきちんと部活動が出来ており、国際的なスポーツ成績も優秀で、
アメリカはスポーツ人口も多く、またスポーツの
多様性や多様化したスポーツに対するファンもきちんと居る。
野球とサッカーに偏重しがちな日本よりもよっぽど健全。
・科学的な分析の導入
どの国でもスポーツ科学は必須の課題、
運動行動を科学的に分析し、より効率的に指導、強化するのは当たり前の事なのに、
日本は未だに「努力・根性・態度」と言うバカな精神論が横行している。
こんな阿呆な事しか考えられない連中が指導しているのだから、
指導も暴力や脅迫・罰に頼らざるおえない悲しい状況に陥る。
日本に足りないのは
文化系のスポーツ理論。
要するに科学の力。
それが
足りないから国際大会で低迷している。
・意味不明な運動会の廃止
小学校での
運動会を廃止し、世界的に一般的なスポーツデーやフェスティバルデーに変える。
参加は勿論自由。
これで運動が不得意な子、興味のない子、興味のない保護者の子が地域で晒し者になる事を防止する。
運動会は善悪に関わらず、
体力的に不利な子供を浮き彫りにしてイジメの温床になりやすい。
競技自体も非科学的で安全面で疑問符が付くものばかり。
こんなバカなイベントやってるのは日本だけ、諸外国では強要や差別に繋がると問題になること必至。
プロになる確率論から言っても、
職業プロで稼げるのは極一部。スポーツは
大多数の人間にとってあくまでも趣味の延長でしかなく、一定の教育効果は有るのは事実ですが、中学生の身体レベル以上では非常に
スポーツ専業化している現状は逆に子供の可能性を奪っていると思います。
一人の指導者や特定の生徒、特定の保護者だけの問題ではなく、
日本のスポーツ界の病巣は恐ろしく根深いと思います。
「体罰」って言って論点をぼやかそうとしていますが、
スポーツの結果に対しての暴行は傷害罪と言う
「犯罪行為」以外の何者でもありません。
スポーツと言いながら
犯罪常習者に指導させているなんて国際的な恥さらしもいいところ。
親が子供にしつけるのとはワケが違うんです。
スポーツはそもそも勝っても負けても「楽しい事」であるはずなのに、
日本ではミスすると「罰」が与えられるんです(^^;)。
「グラウンド100周」で5人熱中症 バレー部顧問行き過ぎ指導
豊川工業高 陸上部監督が体罰
ルール違反の新入生への暴行容疑で上級生を書類送検 青森山田、野球部員死亡
幾らでも出てきます。
昔から何度も何度も繰り返され、何人もの犠牲者が出ています。
これがどんなに異常なことか、冷静になって考えるべき。
私は子供たちにスポーツをやらせたいと思っていますよ。
私の娘はスイミングクラブで習ってますが、こっちはお金払っている「お客様」ですから、万が一体罰なんて指導者がやったら即契約解除です。
ですから安心してます。
困ったのは息子のほう。
有るスポーツをやらせたいな・・・と思って
スポーツサークルの指導者を調べたら・・・
何と
女子部の指導者がかみさんの知ってる指導者でした。
その指導者・・・OBとしてかみさんの学校の部活動に度々首を突っ込んで、部員を「指導」したりしていたのですが、何と
事故を起こし、一人の女性の選手生命を奪ってしまいました。
無論、
学校は事実を隠蔽、その
女性は部活動を退部、その
OBはいつの間にか部に寄り付かなくなり・・・話は有耶無耶に。
その指導者が二十数年後・・・地域サークルの指導者として飄々と活動していたのです。
学校と言う閉鎖空間が責任逃れの為に事実を隠蔽しなければ・・・こんな指導者が生き残っているはずはありません。
勿論息子は男子ですから女子部とは関係ない・・・んですが、
不安は拭えまえん。
子供たちにスポーツをやらせたい。
しかし、
私はスポーツ指導者達が全く信用出来ないんです。
特に「実績がある」と言われて長年居座ってる指導者がね。
日本のスポーツ指導は問題だらけ、
精神論を振りかざし
体罰を与える行為は
イジメやブラック企業が生まれる温床です。
事件事故が多発している今、
根本から変えようという動きになってくれればいいな。
そんな風に願ってやみません。
体育会系の不祥事
こんなのは
氷山の一角です・・・かみさんの同級生の様な人達は何十倍も居るでしょう・・・
楽しかったスポーツの場が地獄に変わり、
泣きながらも何も言えない人達。
本当に恐ろしいことです。
<呪うべきは、この日本(セカイ)の理>
Posted at 2013/01/31 00:01:49 | |
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