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さとちん@のブログ一覧

2022年12月17日 イイね!

冬季野営訓練

上官殿!

いよいよ本格的な冬になって参りました。
我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」ではこの冬季の間、乙三三式車両改による走行訓練(サーキット走行)を毎年行っておりますが、新たに発注したタイヤがまだ届いておりません!

(上官殿)まぁ・・・届かないのであれば、仕方がない。で、もちろんそれに代わる訓練を考えているのであろうな。

はっ! (`Д´)ゞ ビシッ!
冬季野営訓練を行おうかと考えております!!

(上官殿)分かった、承認しよう。

素早い判断、流石であります!
ところで上官殿もご一緒いかがで・・・

(上官殿) |)彡サッ

・・・・・・・・・・

(上官殿)|д・) ソォーッ…

単独で訓練を行って参ります!(上官殿は寒いの苦手)



初冬の少し寒く引き締まった空気の中、東名高速道路を横浜から西へ。
今回も野営訓練を行うのはコチラ。

《ふもとっぱら》
キャンパーの聖地とも言われるキャンプ場。
ワタクシ二等兵がここを訪れるのは、通算6回目。
このブログでも過去2回(2020年11月2022年3月)記事にしています。


敷地面積は東京ドーム約5個分ほど、とにかく広い!
しかもこの広い敷地は基本的にフリーサイト、つまりどこでもテントが張ることが出来ます。


良さげな場所を発見。
ここをキャンプ地とする!


この日は天候にも恵まれ、きれいな”ピンク富士”も見る事が出来ました。


テント・テーブルなどの準備も完了!
コーヒーでも飲みながら、普段なかなか読めない本をゆっくり読もう。


日没が近づくと、さすがに肌寒くなって来た。
そろそろ焚火の出番。


ちなみにこのキャンプ場は、富士山に向かってなだらかに傾斜しているので、どこからでも富士山が見れます。



そして、今日の夕食!
まず肉(サーロインステーキ)


カットして、ワインと共に楽しむ。


はぁぁぁぁぁぁ~
やっぱり外で食べる肉は最高だな~ (人*´∀`)ウットリ
我ながら焼き加減もちょうどいいし。

肉は正義

続いて、ピーマンの肉詰め。
肉の甘みと、ピーマンのほのかな苦みと歯応えが相まって、最高だな~ (人*´∀`)ウットリウットリ


最後にもう1品、野菜炒めを作ったのですが、ウットリしてたら撮るのを忘れてた・・・
この日は星空もキレイに見えたので、動画で星空解説を見ながらゆっくり堪能。



翌朝。
この日は氷点下だったこともあり、一面に霜が降りて真っ白。
乙三三式車両改も凍ってます。


冬季のふもとっぱらでの日の出は、富士山の向こうから昇る(隠れてしまう)ため遅い。
この日は7時くらいになって、やっと太陽がお目見え。


朝ごはんは、お湯だけ沸かしてカップラーメンで簡単に。
残った薪を燃やしつつ、チェックアウトまでコーヒーを飲んで、ゆっくり過ごします。




チェックアウト後、ふもとっぱらの近くにある、とある林道へ。


この林道には、”洗い越し”と呼ばれるものが、道を横切っています。

洗い越し”は路上河川とも呼ばれ、橋を架けずに川が道路をそのまんま横断して流れているという場所。
国道(酷道)157号にあるやつが有名(偵察記録はコチラ→)ですが、あちらはかなりの山の中。
こんな人が集まる場所のすぐ近くに、洗い越しがあるとは・・・

しばらく林道を進むと・・・ありました!


こうやって見ると、水量も結構あるのが分かります。


早速、乙三三式車両改にて突撃!


シャコタンの乙三三式車両改でも、問題なく渡れました。
楽しくなったワタクシ二等兵、何度か洗い越しを往復。我ながらガキだなぁ・・・

途中、ロード(自転車)乗りのグループが通った。
皆さん12月の寒空の下で水浸しになりながらも、満面の笑みで通過。ガキだなぁ・・・(←特大ブーメラン)




今回も天候に恵まれ、いろいろな富士山の姿も見られ、ごはんも美味しく、ゆっくりも出来、アトラクション(洗い越し)も楽しんだ、充実した野営訓練でした!

あれ?訓練??

(おわり)
Posted at 2022/12/17 21:25:41 | コメント(8) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2022年12月04日 イイね!

関西における聖地巡礼活動 後編

上官殿!

本日は前回報告を致しました、滋賀・京都における聖地巡礼活動報告の続きとなります!! (`Д´)ゞ ビシッ!



京都の平安神宮付近にて夜営を行った、ワタクシ二等兵。
朝を迎え、宿泊・・・じゃない、夜営を行った付近を偵察しつつ訪れたのがコチラ。

《蹴上インクライン》


春には桜並木スポットとして有名な場所ですが、紅葉の時期にもそれなりに見物客が訪れるため、朝早く訪れ、誰もいないインクラインを偵察しようという目論見です。

ではなぜ、この場所を訪れたのか?
もちろん・・・






聖地巡礼だからです!(๑• ̀д•́ )✧



作品名は「響け!ユーフォニアム


その名の通り、吹奏楽へ青春を傾ける高校生たちを描いた作品です。
制作している京都アニメーションの代表作のひとつであり、

2015年 4月 テレビアニメ(第1期)
2016年 4月 劇場版(北宇治高校吹奏楽部へようこそ)
2016年10月 テレビアニメ(第2期)
2017年 9月 劇場版(届けたいメロディ)
2018年 4月 劇場版(リズと青い鳥)
2019年 4月 劇場版(誓いのフィナーレ)
2023年    劇場版(アンサンブルコンテスト編)※予定
2024年    テレビアニメ(第3期)※予定

と、2年後の2024年までの予定も組まれている、非常に息の長い人気作品です。

先ほどの蹴上インクラインも、当然聖地として(一瞬ですが)登場します。



そしてこの作品の主な舞台である宇治市に向かい、乙三三式車両改を走らせます。




《京阪宇治駅前》
過去に何回も訪れているため、この景色が見えると「また宇治に来たんだぁ・・・」と勝手に感傷にふける。(前に見えるのは宇治橋です)


今回は、ワタクシ二等兵が最も思い入れのある2015年(1期)に放送された中で、特別思い入れのある場所を偵察したいと思います!(聖地が有りすぎて一度に全部偵察が出来ない)



《あじろぎの道》



平等院鳳凰堂の裏手にあり、(聖地巡礼でなく)歩くだけでも気持ちのいい道です。


あじろぎの道にある、とあるベンチ。
この作品の主人公である黄前 久美子が座っている描写が印象的な事から、一部関係者(=アニオタ)の間で「久美子ベンチ」と呼ばれています。






あじろぎの道の先にある、主人公の自宅マンションの位置モデル。
実際には何も建っていません。



橋を使って宇治川を渡る。
向こうに見えるのは仏徳山(大吉山)。もちろん聖地なので、次はあそこを目指します。


その前にちょっと寄り道。
この辺りは、”歩けば聖地にあたる”くらい、作中での描写が豊富なところです。





《仏徳山(大吉山)》
作中では、大吉山として登場。


主人公 久美子は、後の親友となる高坂麗奈と合流。


2人同じように、ワタクシ二等兵も登って行きます。



2人の関係に大きく変化をもたらした、大吉山 展望台での2人のセッション。
登り始めてから、12分くらいで到着しました。









基地への帰還時間の都合から、次が最後の偵察地。



《京都府立莵道高等学校》
主人公たちの通う学校です。
やはりここが全ての起点。宇治を訪れると必ず来ています。





これにて、関西における聖地巡礼活動は終了。
新名神高速道路から伊勢湾岸自動車道東名高速道路と進み、無事「陸上自走隊 横浜方面隊」の基地に帰還。


上官殿!
ただいま帰還致しました!! (`Д´)ゞ ビシッ!
こちらが上官殿への献上品(お土産)にございます!!!

(上官殿)うむ、確かに受け取った。

。。。。。。。。。。

(上官殿)・・・・・・・・・・

((pq・ε・`*))モジモジ

(上官殿)???

((pq・ε・`*))モジモジモジモジモジ

(上官殿)何だ?

あの・・・上官殿がお作りいただいた菓子をいただきたく・・・
偵察に行く前におっしゃっていたので・・・

(上官殿)・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

(上官殿)そんなこと言ったっけ?

↓二等兵


(おわり)
Posted at 2022/12/04 18:12:34 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月26日 イイね!

関西における聖地巡礼活動 前編

上官殿!

今回は久しぶりに、関西地方への偵察活動を行いたいと考えております!!

(上官殿)そうか。で、どこの予定だ?

滋賀京都であります! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)ほう、観光・・・ではない、偵察活動を行うには良い選択だな。この時期は紅葉もあるしな。

上官殿は、偵察活動へのご参加、いかがされますでしょうか?

(上官殿)うむ・・・直近の週末は近隣のご婦人方に、菓子の作り方を教えるので参加は難しいな。
※上官殿は、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地にて、料理とお菓子の教室をやっているのだ!

そうですか・・・(´•ω•`)ショボーン

(上官殿)まぁそう気を落とすな。二等兵が偵察から帰ってくる頃に、私が菓子を作っておいてやろう。

上官殿ぉぉぉ・・・( இωஇ )



今回もワタクシ二等兵の単独遂行となった、関西への偵察活動。
東名高速道路を西へ進み、順調に名古屋まで進行。名神高速道路に入る。


天候にも恵まれ、自ずとこれから始まる偵察活動に期待が高まる。
滋賀県の彦根ICにて一般道に降り、最初の目的地へと向かいます。



《豊郷小学校旧校舎群》


昭和12年に建てられたもので、その優れたデザインから、当時は「東洋一の小学校」とも言われていました。
それだけでも十分見るに値しますが、私の目的はタイトルにもある通り、






そう、聖地巡礼






ここは2009年~2010年に亘り放送されたテレビアニメ「けいおん!」の舞台。


4人の女子生徒がバンドを組み軽音部を立ち上げ、ゼロから部活動を開始。途中で新入生も加わって5人となり、その卒業までの3年間を描いています。

ガールズバンド流行の切っ掛けとなったこの作品。
作中で使用されていたものも含め、登場人物名義で発売された曲は、ことごとくオリコンチャートの上位にランクイン。
無数の企業とのタイアップも発生し、それまで「オタクの見るもの」という深夜アニメの認識をひっくり返した作品でもあります。

先ほどの校舎正面からの絵は、オープニングだけでなく、作中に何度も登場します。



この校舎を寄贈した当時の丸紅 専務、古川鉄治郎氏。



ここからは主人公4人が卒業式を迎える、最終24話(特別編を除く)に沿って行きます。
まずは講堂。



クラスメートと最後の時間を教室で過ごし、けいおんメンバーは部室に集合。
メンバーは直ぐに楽器には触らず、いつも通りティータイムから部活動開始。
バンド名「放課後ティータイム」も、これが切っ掛け。



メンバー5人のうち4人が卒業。
1人残される事になった下級生 梓を心配するメンバー達。


「本当に大丈夫ですから。新入部員もビシビシ勧誘しますし!」


ただ、いつもメンバー皆がバッグを置いている場所には、この日卒業証書が。


それを見た梓。
やはり耐え切れず、泣き出してしまう。


そんな梓に、卒業していく4人が送った、梓のための曲「天使にふれたよ!


ワタクシ二等兵がアニメで初めて大泣きしてしまった、作中屈指の名場面。そして名曲。



ああ・・・あずにゃんかわいい・・・


雰囲気を読んで部室に入らない、顧問と同級生。



演奏が終わって、立ち上がって拍手!
そして喜ぶ演奏メンバー達に、一言。



「あんまり上手くないですね!」


ああ・・・あずにゃんかわいい・・・(2回目)

講堂の反対側にある、酬徳記念館。
ここはカフェと、けいおんグッズの展示をしています。


ああ・・・あずにゃんかわいい・・・(3回目)


これにて、今回の滋賀における聖地巡礼活動が完了。
本日の野営地である京都に向かいます。




《京都トラベラーズイン》
本日の夜営地です。




《京都 河原町》
やっぱココでしょ!夕食&ちょっと一杯。





で翌朝。
今日も天気が良さそうだ!!


《京都市動物園付近》
ちょっと近所を散歩。
偵察当時は11月上旬だったが、紅葉はすでに始まっており、ワタクシ二等兵の目を楽しませてくれる。


《平安神宮 大鳥居》
日中は多くの観光客が訪れるこのエリアも、まだ朝の7時台という事もあり、付近は静寂に包まれています。


《京セラ美術館》
美しい街並み、そして静かな環境。
こういうのが好まれる年齢になって来ました ( ̄▽ ̄;)アハハ…


ところで、なぜこの場所で夜営を行ったのか?
もちろん理由があります!

その理由↓


お寺が目的ではなく、「蹴上インクライン」まで徒歩5分程度の所だからです!



《蹴上インクライン》
特に春は、桜並木の観光スポットとして有名な場所です。


紅葉のこの時期もそれなりに見物客が訪れるため、朝早く訪れ、誰もいないインクラインを偵察しようという目論見です。

ではなぜ、この場所を訪れたのか?

続きは上官殿がお作りになる菓子とともに、後編で!

(後編へつづく)
Posted at 2022/11/26 21:34:50 | コメント(8) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2022年11月12日 イイね!

我が故郷への侵入、困難!?

上官殿!

ワタクシ二等兵の故郷である群馬県に、外部から侵入できない可能性がある事が判明致しました!

(上官殿)(。´・ω・)ん? どういう事だ?? 報告をせよ。

はっ! (`Д´)ゞ ビシッ!
早速報告を行います!!



時は11月3日、文化の日。
ワタクシ二等兵は、冒頭にある通り「群馬県に外部から侵入できない」という諜報部隊からの密告を元に、関越自動車道を北上。

当然ながら、あっさり群馬県への侵入に成功。
渋川伊香保ICにて一般道に。


国道17号から国道353号国道145号と進む。
天気は晴天に恵まれ、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の基地周辺ではまだ見られない紅葉も、こちらではかなり色付いている。




《志賀草津高原ルート》
全国区の温泉「草津温泉」街を通り抜け、国道292号に入ると、木々も一層色付き、ワタクシ二等兵の目を楽しませてくれる。


国道292号の草津町(群馬)~山ノ内町(長野)区間は「志賀草津高原ルート」と呼ばれており、噴火監視対象となっている草津白根山など、2,000m級の山並みを越える山岳ルート。
偵察日(2022/11/3)時点での白根山 噴火警戒レベルは1でしたが、登山などの入山規制は継続されています。

殺生ゲート”という物々しい名前のゲートを越えると、これまでの美しい紅葉風景から一変。

硫黄臭ただよう火山性ガスが噴出し、黄色がかった地面が露出する地域へ。
(この辺りは駐停車すら禁止)


草津白根山付近のお山も、緑ひとつないまっ茶色。


草津白根山(標高2,160M)
この向こうに火口である”湯釜”があります。
もちろん周辺は立入禁止、道路から外れて歩くことすら禁止です。


草津白根山を過ぎると緑が戻ってきますが、日本とは思えないような風景の中を進んでいきます。


まるで、アメリカの荒野を走っているような気分。


渋峠
日本全国の国道で、一番標高の高い場所です。


その標高は、何と2,172M!
先日、往復9時間を掛けて登り降りした巻機山(1,967M)より高い。


車で楽に来れる場所ではあるが、しかしそこは2,000M超えの高地。
見える景色は、とんでもない絶景です。


渋峠の絶景に満足したワタクシ二等兵。
ただここで、ある事を思い出す。



「群馬県に外部から侵入できない」偵察任務



おお忘れていた!
危うくこのまま帰る所であった。
楽しい事があると、その他の事をすぐ忘れてしまう悪い習性。

上官殿!
基地から離れた地ではありますが、ワタクシ二等兵、反省致します!! (`Д´)ゞ ビシッ!

渋峠から、少しだけ来た道を戻ります。




《長野県道・群馬県道466号 牧干俣線》
ここを右折。


《群馬県道・長野県道112号 大前須坂線》
案内標識が出ていないため分かりにくいですが、群馬方面から来ると左折します。
冬季閉鎖前、ギリギリのタイミングでしたね。


一旦、長野県へと侵入。


進めば進むほど道幅は狭くなり、道路状況も悪くなりますが、気を付ければ乙三三式車両改のようなシャコタンでも走れます。

しばらく進むと周囲が開け、車両が複数駐車しているのが見えて来ます。
すぐ近くにそびえる破風岳(はふたけ)への登山者のものです。


この駐車車両の前を通過した先が、再び群馬との県境。
そしてその県境で、ネットを賑やかした、とある光景を目にすることが出来ます。










《毛無峠》


ここから先は「群馬県」です、という県境看板の横に「この先危険につき関係者以外立入禁止」という看板が。

さらに看板の下には「遭難多発区域」と。


これはどう見ても、群馬県に行ったらヤバいぞ、と言いたくなる配置(笑)

もう結構前ですが、ネットで「グンマー」という言葉が話題になり、グンマー(群馬県)は未開の地で、ヤバいところ、という画像がたくさん出回りました。

群馬県庁が、ティピーみたいな民族風の建物になっていたり、


別の国の画像に、群馬のテロップを載せたものだったり、


テレビの天気予報の誤植(本当)で、群馬県だけ最高気温56℃と表示されたり。


その騒ぎの中で、先ほどの実在する看板も有名になりました。
私は地元がグンマーなので、関係者でよいのだろうか?


実際はここから先は、年間を通して通行止め。
その理由は、この県境の地から見えるこの風景が関連しています。




《小串鉱山跡》
かつて存在した、日本で2番目に大きな硫黄鉱山です。

小串鉱山が位置していた毛無峠は、とても風が強く、冬でも積もった雪が吹き飛ばされるほどの厳しい場所。
そのため先の画像の通り、峠の周囲は木が1本も生えていない所謂”ハゲ山”状態で、600年以上前の南北朝時代から、この地は”毛無峠”と呼ばれて来ました。


そんな厳しい環境の山奥にあった小串鉱山。
かつては今も一部が残るこの索道を使い、空中を大量の物資が行き交っていました。


(米子・小串鉱山写真集より引用)

索道の先を見ると、一帯が茶色くなっている場所があるのが分かります。


あの辺りに、工場・住居・学校などが建っていました。


(米子・小串鉱山写真集より引用)

いまは見る影もありませんが、最盛期の1950年代には、2,000人を超える人々が暮らしていたそうです。


(米子・小串鉱山写真集より引用)

小串鉱山は、1971年に閉山。
関係者は跡地を活かそうと考えるも、考えている間に毛無峠・鉱山跡は地滑りにより崩壊。
夢を絶たれた関係者は、既に無人となった小串鉱山を後にします。

(米子・小串鉱山写真集より引用)



今は見晴らしの良い、登山やラジコン飛行機の人気スポットとなっている、毛無峠。

グンマーこと群馬県ネタの代表例とされる毛無峠ですが、その陰には日本経済を長きにわたり支え続け、皮肉にもその経済発展により硫黄の需要が無くなり、最後は消滅した1つの産業、そして鉱山があったことを知ってもらえれば幸いです。

(おわり)
Posted at 2022/11/12 21:35:35 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2022年11月06日 イイね!

北海道上陸作戦 後編

上官殿!

前回(北海道上陸作戦 前編)に引き続き、2日目となる後半の報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!



新ひだか町静内にて夜営を行った、ワタクシ二等兵。
今日も支援している引退した競争馬たちに会うべく、朝早くから偵察活動開始!

国道235号を東に走り、浦河町を目指す。
2日目も昨日に続き、晴天に恵まれています。




《うらかわ優駿ビレッジAER》
北海道に上陸するたびに訪れています。


ウイニングチケット
1993年の日本ダービー(G1)勝者。


黒光りする精悍な馬体から、現役時代は厩舎のボス馬として君臨。
ただし厩舎の方の話だと、当のウイニングチケットには全くそんな気はなく、その見た目から、周囲の馬から勝手にボスとして認定されていたらしい。

人間にも他の馬にも友好的で、大変懐っこく素直な性格。
一方で人間に叱られると、管理面で支障が出るレベルでイジケてしまうというカワイイところも。
↓ワタクシ二等兵撮影


スズカフェニックス
2007年 高松宮記念(G1)ウィナー。


この日は朝ごはんを食べてお腹いっぱいだったのか、ずっとウトウト。



《渡辺牧場》
こちらも北海道上陸した際は、必ず訪問するところ。


なお、こちらの牧場は関係者、および引退馬協会の一部の方しか立ち入りが出来ませんので、ご留意ください。


ナイスネイチャ
ブロンズコレクター”の愛称を持つ、アイドルホースです。
(右がナイスネイチャ、左はメテオシャワー)


1990年のデビューから1996年の引退まで足かけ6年と、競走馬としてはかなりの長い期間(普通は3年前後)に亘って、中央競馬(JRA)、それも最高位のG1レース戦線で長らく活躍。
G2やG3は複数勝利しているにも関わらず、G1だけはなかなか勝てず。
しかしそのG1レースでも、安定して上位入賞するレースが多い事から”ブロンズコレクター”として人気を博しました。

↓ナイスネイチャにニンジンをあげる、ワタクシ二等兵


2000年にJRAが発表した「20世紀の名馬100」には、多くのG1レース勝ち馬でもトップ100から外れる中、71位に選ばれている凄いヤツです。

更に、存命中のJRA重賞勝ち馬の最長寿記録を更新し続けており、2022年現在で34歳。人間でいうと100歳前後のご長寿馬でもあります。


モアザンベスト
重賞(G1・G2・G3)勝ちこそないものの、第二子のタイセイドリームが障害のG3レースで勝利するなど、実績を残している子を輩出しています。


最後にナイスネイチャと、いつも一緒のメテオシャワーの姿を見て、次の偵察地に向かう。


↓いつも一緒にいるが、性格は違うお二方(ワタクシ二等兵撮影)


朝通った国道235号を戻り、西へ向かいます。




《優駿スタリオンステーション》
今回初めてお邪魔する事になった、(子孫を残す)種牡馬を扱う繁養牧場です。


ここにはかつて、オグリキャップを始めとした超メジャー馬が在籍しており、その栄誉を称える「優駿記念館」が敷地内にあります。


昭和の大名馬、芦毛の怪物ことオグリキャップは、もともと地方競馬(笠松競馬)のお馬さん。
中央競馬に移籍して初めての重賞勝利が、一番手前に飾られているペガサスステークスです。



通常立ち入れるのはこの記念館のみですが、今日はその奥。
現在の種牡馬が繁養されている厩舎まで行くことが出来ます!!


ホッコータルマエ
2016年に、日本競馬史上初のG1(ダートG1含む)レース10勝を達成した、歴史に残る名馬。


にも関わらず、幼少期から大人しく、優しい性格。
故にストレス発散は、周囲に対して行わず、馬房に吊り下げられたプラスチックのリンゴのオモチャに向かって、ヘディングしていたとのこと。


またその性格からか、厩務員の方が近づくと↑の画像のように顔を出しますが、離れると直ぐに引っ込み、馬房の奥からジッと外の様子を伺います チラッ|ू•ω•)


他にも、中央競馬で名を馳せたG1ホースが多数。

エスポワールシチー
2009年 ジャパンカップダート(G1)、2010年 フェブラリーステークス(G1)で勝利。
現役時代は、前編に登場したスマートファルコンワンダーアキュートなど、強大なライバルが多かった時代です。


カレンブラックヒル
2012年 NHKマイルカップ(G1)ウィナー。


インディチャンプ
2019年の安田記念、同じ年のマイルチャンピオンシップと、G1を2勝している。


ミスターメロディ
2019年 高松宮記念(G1)勝者。
ホッコータルマエの隣の馬房ですが、私がタルマエの出待ちをしていると「俺、今なら撮り放題だぜ?」のような表情でじっと見つめてきました(笑)


ワールドプレミア
去年(2021年)引退したばかり。
2019年 菊花賞、そして2021年 天皇賞(春)という、G1レースで二番目に距離の長い、一番距離の長い2つに勝利している、生粋のステイヤー(スタミナ豊富で長距離レースの得意な馬)です。


プレミアは引退したばかりと言うこともあり、自身の馬房の前が賑やかになると「おっ、俺か!?」のような感じで、頻繁に顔を出してきます。

いや~。
ホントにお馬さんって、知れば知るほど個性がありますよね。



お馬さん訪問もこれにて終了。
空港に向けて車を走らせると、雨がパラついて来た。


このタイミング!
まさしく、上官殿の神がかったお力であろうに違いない

そのお力への敬意と感謝を形にするべく、またワタクシ二等兵の次回以降の偵察活動を 好き勝手 円滑化できるように、うに・いくらの献上品を購入。


もう1回くらいは、年内に北海道に行きたいなぁ・・・

(おわり)
Posted at 2022/11/06 20:15:18 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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