借り暮らしのアリエッティ

写真は、映画を見に行く前に布団を洗えってぃ
・・・おそまつ。


借りぐらしのアリエッティ見てきましたよ。

世界の作りこみはさすが宮崎アニメ。

人間が使うものを小人が借りてきて、
工夫して自分の生活に生かしている。

サイズが人間よりも小さいんで、
当然、違った使い方をしてるんですよね。
小人の視点でどのように使われるかを見るのが興味深いです。

何回見ても楽しめるかも。
関連情報URLは、アリエッティの世界の展覧会。
これも見に行きたいです。


えーっと、感想ですが、ネタバラシらしき内容があるんで、
見ていない人はその下を読まないほうがいいかも。































ストーリーは、一言で言うと、超あっさり仕立て。

いろんなところに出てくるキーワード「掟」。これが全く生きていない。
これを生かすだけで物語に深みが出てくると思うのは自分だけではないと思う。

なぜ、見られてはいけないのか？どちらも滅ばず共栄していくという道は無いのか？

細かく作りこまれたドールハウス、
貞子から伝えられるドールハウスに何世代にもこめられた思い。
大多数の人間をあらわしているハルの行動。
そして、アリエッティが翔と触れ合って掟に感じた疑問。

これらが全然生きていない。
「人間は危険だから」の一言だけで片付けてしまうのは超物足りない。

結末は同じであっても、「掟」に対して何とかできないか
いろいろと考えさせてほしかったです。