2015年05月29日
カーオーディオで最も重要なもの。
カーオーディオで最も重要なもの。
機器でもなく、音源でなく
実は、自分なんです。
私の現在のカヲデですが、下手なショップよりはいい音出していると思ってます。
でも、この音は、自分とともに育ってきた音。システムだけが育ってきたわけではありません。
駆け出し当初の自分がこの音を受け入れられたかというと、到底受け入れられなかった。
低域はともかく、高い音のサ行の音が刺さる歯擦音、そしてシャカシャカ音ばかり意識して、
実はシャカシャカでなく、シンバルやハイハットの音であることに気付けていないと思う。
昔は、どうやって刺さる感じを抑えようと、頓珍漢な事を繰り返していましたっけ。
結局、ほかの音がしっかり出ていないだけだったんですが、出力を絞って透明感のある音とかね。
はっきり言って恥ずかしいくらいです。
過去、同じような好みを持つ(と思われる)方の音を聞いたことがあります。
見た目はショップでしっかりと作り込んであるのですが、高域が全くなく「え?」と思った音です。
好みがしっかりと決まっていて、思いっきり狙わないと到底「しない」セッティング。
当時の高い音嫌いな自分ですら、ここまで高域を押さえつけることはしません。
本人に聞いたら、設定はロックされているので、自分ではわからないとのことでした。
少なくとも、本人からこの音を狙った理由は聞けませんでした。
つまり、ショップの作った音そのままなのでしょうか。
悪く見えるところばかり抑えて、本来のいいところを思いっきり殺している。
間違いなく、当時の私がオーディオを組んでもらったら同じようになっていた。
今、ミッド1発+スーパーツイーター+サブウーハーの組み合わせで落ち着いていますが、
当初の自分ではそれを鳴らすことは到底できません。2WAYですらまともに鳴らせていなかった。
一発ベースなんて、とてもじゃないけど無理です。
いろいろ聴かせていただいて、教えていただいて、調べて、見当違いなことをいくつもやって。
そういうのを積み重ねてきたからこそ。今の構成で鳴らせる。
今の私のカーオーディオ、いい音かどうかはわかりませんが、自分の音と言うことだけはできます。
自作カーオーディオの優れている点は、音とともに自分も育っていくことと思います。
いい音でないとしても、少なくとも自分の音と言えることは確か。
でも、ショップにオーディオを組んでもらうと、見本となる音が有ることが自作にないアドバンテージ。
(ほか、見た目などの仕上げとか、他いろいろとアドバンテージがありますが。)
オーディオが完成して完了でなく、それからが始まり。
その音を理解して自分が追いついてからが、本当の意味での自分の音になってくると思ってます。
ブログ一覧 |
オーディオ | 日記
Posted at
2015/05/31 01:59:44
タグ
今、あなたにおすすめ