2008年11月03日
父の戒名に入れた言葉。
本人に一番ふさわしい言葉を選んだ。
前の日記に書いた、裏表どろどろの世界。そこを純粋に生きた父。
今日も忙しい中、父と無言の会話を取り交わし、今までの日々を思い返す。
父は裏表なかった。陰口も言わなかった。そして、虚勢をはることも無かった。
どろどろの世界の中で、純粋に皆に想いを寄せつづけていた。父の苦しみと偉大さ。
自分は父の足元にすら及んでいない。耐えられない。
泥の中から美しい花開く蓮のように、純粋で偉大な想いを持つ父。最もふさわしい言葉と思う。
喪主として、息子として最高の文字を選んだと自負している。
最近、涙流す時が増えた。なんとか自分を保ってくれ。まだまだ頑張れ自分。
明日はいよいよお通夜。大事なとき。父を送ったら想いを解き放とう。それまで頑張ってくれ。

Posted at 2008/11/03 23:23:37 | |
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2008年11月03日
父が亡くなって2日目
出来る限り父のそばにいる。色々な思いと共に。
まだ自分を抑えられてる。ただ、遺影を作るためのアルバムからの写真探し。父の笑顔、一緒に写っている成長していく自分。思いが盛り上り抑えられなくなりそうだった。
昨日の事を思い出しつつ、ブログ書く携帯の画面が涙で滲む。いつ、アルバムを見れるようになれるだろうか。
父をじっと見てると布団が呼吸で動いているような気がする。気のせいだけど。また、父と添い寝した時、呼吸の音がしたような気がなんども。なかなか寝れなかった。まだ現実を受け入れられていないのだろう。
死亡届を書いた。一筆一筆心を込めて、送る気持ちで。これで父の戸籍が抹消される、父の存在がまたひとつ消える。
組の人、親族と今後の葬儀を打ち合わせ。でも、ほとんどお任せ。自分で決められない情けない喪主。
自分は葬儀のこと殆んどなにも知らない。それがもどかしい。でも、周りが支えてくれている。本当に有難い。
事実、一人では無理。協力を頂きながら、父を後悔の無いように送りたい。
コメントは後で返します。

Posted at 2008/11/03 08:31:43 | |
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