2011年10月19日
今日は、扁桃腺摘出術を受けます。
朝6時半から手術室に入り、手術台の上に身動きできないよう拘束されて、麻酔の薬をいれます
よーとの言葉を聞きながら、手術台に埋まっていくような感じを感じながら、いつの間にか意識を
失い、手術は無事終了しました。
手術台の上にしっかりと拘束するのは、そこで麻酔を覚ますときに暴れるからと。無意識なので、
これは仕方のないことみたい。そして、ストレッチャーに移り、ベッドの上に移るときは、自分から
移動していたって。まったく記憶にないんだけどなぁ。
後で先生から摘出した扁桃腺を見せてもらいました。炎症をおこしてるとのこともあり結構でか。
これがのどに入っていたら、空気の通り道が狭くなってしまうのも仕方ないよね。つうか、入って
いたことすら信じられない大きさです。窒息してしまうぞ。
☆これから、痛く汚めの話になりますのでご注意。
ベッドの上で覚醒していきなり感じたのは強烈なのどの痛み。そりゃ、のどにある扁桃腺を摘出し
ただから当たり前なんだけど、「あなたのかぜはどこから?」「のどから」「じゃ、銀色のベンザ」と
いうCMが頭の中に流れたのは言うまでもないですが、炎症でなく切り傷。ベンザでは解消無理。
そして、当然の如く、指示があるまで水分禁止。うがいすらも出来ません。口の中につばと血と痰が
混じりあったものがべたべたくっついて不愉快極まりない。飲み込むなんて痛くて無理です。
しかたないので、たまってきたらティッシュに吐き出してました。
さらに埒が明かないので、口の中に直接ティッシュを突っ込み、汚れを落とすことまで。ティッシュに
面白いように汚れがくっついてかなり効果はあったんですが、看護士さんより、口の中にティッシュ
のカスが残るとまずいのでやらないようにとのご指摘。
・・・orz
とりあえず、時間がたってうがいが許可されたので、そのときにちまちまとお口の掃除。
今日はほぼ一日そんなことばかりしてました。ティッシュは1箱使い切ったんじゃないかな。寝よう
にもほとんど寝れてないです。寝るとつばとかを無意識に飲み込んでその痛みで覚醒させられて。
(あとで、仰向けでなく横向けで寝るとましであることが判明)
今日の夕食は流動食ですが、まったく口に出来ず。薬を「必死に」飲み込んだだけでした。でも、
病院では想定ずみのことで、ちゃんと点滴で補ってくれました。
こんな辛い日は今までなかったよ。
ただ、ひとつ良かったのはsatokoがそばにいてくれたこと。有給をとってお見舞いに来てくれました。
いてくれるだけで本当に心強かった。特に、今回の一番辛いときにいてくれて本当に助かった。
夜になって少しは落ち着いてきたと思います。汚れに含まれる血の量が減ってきている。まだ水分
を取るのはとっても辛いですが。
座薬と眠剤を今回のためにあえて使わないで確保しておきました。今日はその協力をいただくこと
にしましょう。最近、夜に全然寝れていなかったもんなぁ。
皆様のおかげで、大きな山を越えられました。あとは、この痛みに耐えていくだけです。
ほんと、地獄のような辛さですが、長く続く辛さでないから、今このときを乗り越えてしまえばいい。
何も治療しないでいたときの、地獄ほどは辛くない(?)けど、いつまでも続き、下手すると悪化する
可能性がある辛さと違い、今の辛さは治る為の辛さ。単に苦しんでいるだけで終わってくれる。
Posted at 2011/10/19 20:06:10 | |
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