
全然使いこなせてないけど。
でも、それを使わないで調整するのとは、
比較にならないほど音が良くなったです。まぢで。
使いこなしたらもっとすごいことが出来るんだろうなぁ。
さて、それはスペクトラムアナライザ(以下、スペアナ)でございます。周波数ごとの音の強さ
を表示してくれるもの。昔のオーディオにはありましたよね。
棒グラフが伸び縮みして、各周波数ごとの音の強さを表示してくれるあれ。
デッキのスペアナは、これで出力しますよーと言う表示。でも、スピーカーの性質や、車内
の状態などさまざまな要素で、もし、その通りに出力したとしても、その通りには聞こえない
んですよ。
だから、自分の耳のところにマイクを置いて、実際に聞く音を解析してもらうんです。
ちなみに、マイクは安物がよいそーで。高級なのは、声がクリアに入るよう、声以外の周波
数成分をカットする能力が高いため、逆にこういう測定には向いていないみたい。
で、解析用のスペアナソフトは、WaveSpectra と言うWindows用のフリーソフト。つまり無料。
そしても一つ用意するのがホワイトノイズ(全ての周波数が含まれたザーって音)の音源。
ネットで探せば、いろんな所にあると思いますよ。(自分は前のコンテストのときにもらった)
まずは、ホワイトノイズを再生して、それをマイクで拾わせて解析。当然、さまざまな要素が
ありますので、全周波数平均には出ません。しかし、弱そうな周波数帯がわかるので、
イコライザーでその付近を持ち上げ。逆に強すぎるところはちょっとレベルを落として。
これだけでもかなり変わります。
次に、いろんな曲をかけながら調整。これで、周波数帯を見ながら、調整を更に詰めてい
きます。途中、ボーカルのみや、楽器の独奏などがあったりするとベストですね。
写真の赤は最大のレベル。緑は現在の状況を表しています。
高音部についてはあまり音が出ていないのと、キンキン感低減のため落とし気味。
低音については、各周波数帯で同じレベルで音が出るように調整。
(100以下の赤線が平らに近くなっている)
そして、ボーカル付近を持ち上げて、しっかりと存在を主張するように調整しました。
(ボーカルは1kHz付近。その辺りは赤線が持ち上がってる)
無料でちょっとかじっただけでもこの効果。ノートPCをお持ちの方はまぢおすすめ。
Posted at 2011/10/29 01:15:55 | |
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