
今回の内容はあえてマニアックです。
自分がネットで調べても、全然分からなかったこと。
今後、同じような事をする方のため、検索エンジンに
この記事が引っかかったらいいなって感じで.。
正直、先輩方では何をいまさら?と言った内容かも
しれませんが、備忘録として書かせてください。
さて、何をやったかと言うと、オペアンプという増幅機器を用いたプリアンプの回路と、
通常のアンプとで、電源を共有させることが出来ない問題の解決です。
なぜ共有できないかと言うと、オペアンプは+側だけでなく-側の電源も必要になります。
だから、仮想GNDとして、電圧の中央部を基準とし、+と-の電源を作ります。
12Vなら、6Vを基準して分けます。
そうすると、12Vが、6V、0Vが-6Vとなってくれるわけ。
でも、こうすると大きな問題が発生します。
他のアンプとかと電源を共用しようとすると、電源から見ると他のアンプではGNDは
0Vですが、この回路は6Vになります。
しかも、RCAの外側は通常GNDに接続されているときたもんだ。
当然、普通に繋いだら音がぐちゃぐちゃになってしまいます。
ネットで探しましたが解決方法が見つからず、あきらめかけていたのですが、
秋月電子のサイトを見ていてこれだと言う商品を発見。
3W級絶縁型DC-DCコンバーター
絶縁と言うのがミソ。
電源側のGNDが切り離されることで、この問題が解決するのではないか?と。
ということで、過去に作ったプリアンプの基盤を改造してみた。真ん中付近に乗っている
緑色の基盤がそれ。回路図は先輩方のを参考(マルパクリとも)
正解。ちゃんと音が出てくれました。
そして、プリアンプの効果は予想以上。
今まで聞こえなかった音が聞こえて来まくってる。
車に搭載すると、全体的にキレのある音に。特にシンバルや鉄琴・木琴等の音のキレが
とても心地いい。久々に、テストドライブとして1時間も近くをうろうろしてしまった。
で、こいつの心臓部は、170円@秋月のOPA2134PA。
これでここまで変わってしまうんだから、オーディオは泥沼です(w
Posted at 2012/10/08 02:33:00 | |
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