
オーディオでも通じることではあると思いますし、
他の趣味でも通じることがあると思います。
長所しか見ないということ。
欠点はナンデスカソレ?と完全に割り切る。
それにより、さらなる楽しみが見えてくる。
それがこいつ。
SIGMA DP2
このカメラの価値がわかってしまったら、もう変態さん。(Byカメラ屋さんの店員氏)
行きつけのカメラ屋さんを冷やかしたのが運のつき。こんなものを置いて迎撃されるとは。
一度は体験してみたかった世界。即決してしまった。
このカメラが変態と呼ばれるのは、画質をとにかく優先したスペシャル機であること。
でも、他は平均以下。とにかく尖がった品。
使ってみました。
うん、
変態だね。
登場が2009年度といえども、これはひどい。
チープすぎる外装、やかましくて遅いAF。
こんなのでピント合わせなんてできるか!と言いたいほどの画質悪い液晶画面。
撮った後、現像処理をしないと写真として見れない。
(しなくてもいい方法もあるみたいだけど)
こんな不便で使いにくいカメラが今どきあるんだなぁ。と。
昔の赤外線AFのコンデジを使ってるような感じです。
いや、今のカメラが簡単に撮れすぎてしまうんだよ。と思ったり。
さて、こんな使いにくいカメラなんですが、叩きだす絵はくっきりかつ濃厚。
光沢のある個所の質感とか。
でも、なかなか自分の思った通りの仕上がりになりません。
それ以前に、うまく撮れていないショットが多くて。
うん、これはやばいわ。(いろんな意味で)
帰ったら、もう電池切れてましたよ。
何つう大食らいのじゃじゃ馬。
でも、「撮る」ということを改めて体感させてくれました。
ちなみに、モデルチェンジを繰り返して今は
こんな形に変貌を遂げてます。
変態以外の何物でもない。
Posted at 2016/02/21 21:24:21 | |
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