最近のLinux Audioの進化はすごいものがありますね。
本体はRaspberry Pi という小型のPCがありまして。
これに、必要に応じて、DAC(デジタル信号をアナログに変換する装置)をつないで
オーディオ用のソフトウエアをインストールすることで音楽プレイヤーになります。
ただ、DACを認識させるのが大変だったり、
または一部のソフトウエアでしか対応していないとか
ネットワーク経由のリモートコントロールのために
無線LANのアクセスポイントとしてルータなどの機器を入れるか、Raspberry Pi に
さらなるアクセスポイントのソフトウエアのインストールが必要になったり、
一筋縄ではいきません。
自分も一応形にはなったけど、いろいろごちゃごちゃになったのでお蔵入り。
でも、最近のLinux Audioの進化はすごいものがありますね。
Volumioというソフトウエアの最新バージョンを
Raspberry Pi にインストールして起動した「だけ」なのに、
スマホから無線LANのアクセスポイントを検索すると「Volumio」が表示されます。
これにアクセスすることで、何の設定もなくスマホのブラウザでコントロールできるんです。
(※ブラウザでほかのページを見てるとリトライがあって遅くなります)
無線LANを搭載しているRaspberry Pi 3だとほんと簡単。
PCM音源だけでなく、DSD音源もそのまま再生してくれます。
(左側の赤LEDが点灯している箇所、DSD信号が入っていることを表してます)
Raspberry Piが起動するまで時間がかかるのと、スマホが無線LANを捕まえるまで
しばらくの間使えないのは仕方ないけど、ほんと簡単になりました。
Posted at 2016/09/22 22:10:11 | |
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