けっこう自分好みの音なので、車載できないか調べてみました。
調べてみたら、いろいろ課題がありまして、
普通に車載するならVolumioとかRuneAudioとか専用のOS使った方がいい。
普通のPCでなくRaspberry Piだからこそ持っている、I2Sという接続方法。
USBにつなぐDACであっても内部はI2Sに変換されてたりします。
なので、I2Sでつなぐと途中の変換部分を飛ばせるというメリットがあります。
でも、Raspberry Pi の音楽用OSでメジャーなVolumioと違い、
Kona Linux Raspberry Piは標準でI2S DACを認識してくれません。
「関連情報URL」を参考に設定したら音は出ました。
簡単に言うと、下記の2つをやっただけ。
① I2S DAC用のドライバの組み込み
/etc/modules に 下記の行を追加
snd-soc-hifiberry-dac
② 設定ファイルへの追記
/boot/config.txt に 下記の行を追加
dtoverlay=hifiberry-dac
実は、関連情報URLの設定では動かなかったので
最終手段として動いているVolumioから設定をひっこ抜いてきたり。
(関連情報URLのDACはhifiberry-dacplus、これでは動かなかった)
他にも
・ボリューム制御ができないよ<これはDAC側の制限
・PC名でのアクセスができないぞ
・USBメモリはどこからアクセスすればいいの?
・自動的にプレイヤーソフトを起動するにはどうすればいいの?
・MPDクライアントでネットワーク経由でのアクセスができないよー
問題はいくつもありますが…
で、一番の問題
DSD音源をネイティブ再生してくれないのです(泣
DSD信号をわざわざ、CDで使われてるPCM信号に変換して、
それをサンプリングレートコンバーターでDSDに再変換。
DSD信号専用のDACで再生って感じになってます。
再生状態を確認してみました。

3つある中で最上位がDSD
Formatの「S24LE」で24ビット
Rate と合わせると192KHz/24Bit
DSD64(2.8224MHz)はこんな感じ
Format (32Bit) × Rate (88200Hz) = 2822400Hz
2822400Hz → 2822.4KHz → 2.8224Mhz
PCMはDSDに近い落ち着いた再生、自分好み。
DSDはDSDらしさがないですよー
でも、自分もPCM音源の方が多いし、この感じはこれでいい。
CDから取り込んだ音源再生中心としてみればいいかもしれません。
RaspberryPiはSDカード差替えるだけだしね。
操作はKamasadaさんのやってるように、
HDMIモニタに映すだけ。コントロールはトラックボールとすれば、
あとは、自動的にプレイヤーソフトを起動して、
USBメモリを自動マウント…まだまだ学ぶことは多いですね。
Posted at 2020/02/09 18:25:02 | |
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